おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

サマソニ2016で金爆とレディヘを見る

サマソニ2016、東京2日目行ってきました!

私事で恐縮ですが爆裂に体調を崩しており、かれこれ1ヶ月近く夏風邪をぶり返し続け、台風直撃予告を受けた屋外フェスVSおじいちゃんみたいな量の薬を飲んでいる私という素晴らしい対決となりました。

が!雨!!降んなかったんですよ!!なんと当初の予報からズレにズレて雨が降り出したのはサマソニから帰宅した後の未明から。死んだら世界の高山で行き倒れた登山家の様に、亡骸を墓標にしてくれよな!!と覚悟して参加したものの、元気に帰宅しました。

体調のせいで見られるアーティストも場所もかなり限られてしまいましたが、それでも本丸のradioheadを存分に満喫出来ただけで大満足でございます。

1日の流れに沿ってちゃっちゃと記録しておきたいと思います。

 

■トップバッターのゴールデンボンバーを見る

そもそもradiohead招致の報に飛びついた私にとって、金爆が同日同会場にブチ込まれたのはラッキー以外の何者でもありません。
幕張メッセのレインボーステージは朝一番にも関わらずなんと超満員!開演後は入場規制がかかっていたそうです。
しかもコアなファンは前方エリアのごく一部だけで、7割くらいの客は、普通〜の人なのですよ!野次馬というか恐い者見たさというか、いっぺん見とく?みたいなノリをひしひしと感じます。これだよこれ、これがフェスの良いところだよねえ!
開演10分前に到着した私は、え?こんなに金爆見たい人いるの?!とパリピや男性客をかき分け行けるだけ前に忍び込みつつ、どこまで進んでも痛めの金爆ギャが見えてこない様子に感動すら覚えました。

隣のパリピJK達はお揃いの衣装に花冠&フェイスペイントという、この目で見るまで実在を疑っていた存在そのものなのですが、器用に自撮りをしながら「ゴールデンボンバーまじたのしみ〜ダンスマイジェネレーションなら知ってるぅ〜」と楽しそうにしていました。いいですねえ。

そして我らが金爆ちゃんは、TMRHOT LIMITとともに登場!でました!営業(フェス)の定番!よっ!
黒シャツ黒パンにネクタイという揃いの衣装を、スタッフに引っ張られ一瞬で脱ぎ捨てると、その下は勿論黒ガムテープ直貼りによるHOT LIMIT衣装。歓声が沸きます。
鬼龍院、喜矢武、歌広場まではTMRスタイルなのですが、樽美酒研二だけはガムテープすら纏わないほぼ全裸!肌色の紐パンTバックに、股間だけモザイク風に黒丸●で隠してあるだけ!これには私の隣の男性集団が手を叩いて爆笑しておりました。そして研二の研ぎ澄まされすぎた肉体美(ほぼダビデ像)に「体すげーwww」と誰しも感嘆するのです。

いいですね!金爆ちゃんの営業ネタが地方でウケているのを見るのは!

その後も、喜矢武さんのトウモロコシ早食い&投げ入れ、研二のお父さんがバスドラの中から父兄参観、メンバーの名前全員まさし、お待たせしました国民的アンセム女々しくてと畳みかけ、ホールは大盛り上がり!いやあ嬉しかったです…!

コアなファンとのお約束によって成立しているワンマンとは全く違う、金爆本来の魅力を再確認出来るステージでしたね!金爆って本当はファン相手にアイドルするより、こういうオーソドックスな笑いをお茶の間に届けるべき存在なんですよね…!フェスで見る金爆、いいもんです!


■早くも力つきる

早くも体調が悪くなり、同メッセ会場のいくつかのアーティストを拝見しつつ休憩していました。
はエレクトロポップの女性シンガーで、可愛かったしかっこよかった!
POP ETCもちょっとだけ見ましたがニューウェーブっぽくて好きでした。語彙!

 

■スタジアムでTWO DOOR CINEMA CLUBイエモンを見る

うだうだしているうちにお目当ての1つTWO DOOR CINEMA CLUBの出番が迫っていたのでスタジアムへと移動。夜には雨が降るであろうこと、翌日も仕事が休めない事などを考え、なくなくスタンド席に座りました。本当はアリーナ前方とかで楽しく踊りたかったけど!

Alexandros終わりの客が8割方スタジアムから出て行ってしまい、一時は閑散としていましたが、最後はちゃんとファンで埋まって良かった!

いやあ、好きです、TWO DOOR CINEMA CLUB、エレクトロポップでダンサブルで、ああKitsuneって感じ!踊れるオシャレ!ボーカルの方、髪型がほぼ山下達郎って感じでしたがまだ26歳なんだって!超シンプルな機材を、レディヘ様の為に黒幕で覆われてショボショボなステージのセンターにちょこんと置いて、ああ、バンドだな〜!って感じでかっこよかったです。
元気さえあれば前方で皆と一緒に踊りたかったよ…。

雨が降らないのは良いのですがむしろ曇りですらなくなってきたスタジアムは炎天下。体力奪われまくりでほかほかのポカリを飲みながら凌ぎます…。

続いて見たイエモンは、復活後初の拝見!90年代を知っている身としては「昔取った杵柄ではなく新生する意味を見せてくれよな」という意地みたいな気持ちもあって、結構ドキドキしながらのスタートだったんですが、まーーーーーーLOVINは歌が上手いですね!!!
LOVINのあまりの歌の上手さ、脚の長さ、顔のかっこよさ、曲の90年代どころか70年代にタイムスリップするかの様なグラム&ロックンロールな世界観に、シンプルにお見それしました!かっこいいですね…!

冒頭、夜明けのスキャットとともに白いドレス姿の人物が現れた時「あっLOVINもウエディングドレス着てる!また女装してくれるんだ!おじさんバンドマンの嫁入りブームきてるな!」と思ったのですが、由紀さおりさんでした。ル〜ル〜ル〜ル〜♪

どうでもいいのですが、この2バンド後にはあのradioheadが出てくるということで、ねぇねぇ今どんな気持ち?ときいてみたいなとも思いました!ライナーノーツ発言をまだ忘れていない民。


サカナクション初見

恥ずかしながらテレビで演奏しているところ(紅白とか)くらいしか見た事がなく、アルバムの1枚も聴かずに拝見することとなったのですが、かっこよかったです。クラフトワークみたいにラップトップ並べていたり、かなりエレクトロ寄りなイメージだったのですが、バンドとしてもかなりアグレッシブなんですねぇ。
個人的にクールジャパンアレルギーというか、外国人が見たスゴ〜イニッポン(笑)みたいなものが昨今本当に苦手なので、和太鼓+獅子舞+日本舞踊みたいな演出はちょっとナシでしたが、それはまあ個人的な事なので…。

サマソニMC曰く「radioheadのご指名でトリ前」とのことですが、ああなるほどねという、radioheadからの影響も感じました。
各メンバーが色んな楽器を弾いたりね。

凄かったのはスタジアムの一体感ですよ。満員のマリスタが一糸乱れずサカナクションで踊っていました。凄い人気…しかしこの後出てくるのradioheadだけど大丈夫か?wという心配も。パリピ要素ないぞ!


■全然ウジ虫じゃないradioheadはすごい

そしてタイムテーブルの時刻より遅れる事20分(うち10分強はサカナクションの段階で押していたので、レディヘは実質10分くらいしか押していないと思う、海外スターにしては超超上出来ですよ!)、ついに大本命の登場です!!!

何も言わずにセトリを見てくれ!!!

01.Burn The Witch
02.Daydreaming
03.Decks Dark
04.Desert Island Disk
05.Ful Stop
06.2+2=5
07.Airbag
08.Reckoner
09.No Surprises
10.Bloom
11.Identikit
12.The Numbers
13.The Gloaming
14.The National Anthem
15.Lotus Flower
16.Everything in its Right Place
17.Idioteque

-EN-
18. Let Down
19. Present Tense
20. Nude
21. Creep
22. Bodysnatchers
23. Street Spirit


こりゃワンマンです!!!大満足すぎて抜け殻になりました。
レディヘを見るのは多分片手以上両手未満くらいなのですが、毎回、本当にあのレディヘがここに…みたいな震えるような感動があります!
今回も照明、モニター、VJなども自前で素晴らしかった。

前半はリリースしたばかりの新作A MOON SHAPED POOLからで、私も初めて聴く曲が多かったのですが、パリピ的盛り上がりとは真逆にある哲学的サウンドにスタンドは静まりかえっておりましたw
daydreamingのラスト、逆再生で「Half of my life」って鳴り響いてる時の地獄感、痺れました!!暗い!!圧倒的に暗いゾ〜〜!!

多分、コアなファンはアリーナに行っている関係から、スタンドは「大トリだし見ておこう」「creepなら知ってる」って人が過半数だったと思うのですよね。

続いて2+2=5、Airbag、Reckonerと過去の曲を披露し、OK Computerでファンになった私としてはAirbagって始まりの歌なんですよ!あの鈍く伸び上がるギターのイントロを聴くだけで、全てが始まっちゃうのですよ!
「次の世界大戦で僕は生まれ変わる」って歌詞の通りです!

そしてあの、あのアルペジオが聞こえて来てスタジアムは第一の熱狂を迎えました。No Surprisesでございます。いやー沸いてました。
美しかった…さっきまでサカナクションでジャンプしまくってアゲアゲだった客も、今は「不安も驚きもない静かな人生が欲しい」という中産階級の人生を皮肉った悲しくて暗〜い歌に酔いしれているわけですね…何だか凄いなあ。

その後も新旧織り交ぜ本当に素晴らしく、私としてはIdentikitとか、CD収録バージョンじゃないエドとトムの掛け合いバージョンで聴けて嬉しかったです。
Lotus Flowerとか、やっぱり変態的でしたね。トムなりのダブステップとか言われてましたけど。

そしてアンコールが…Let Down始まりで…これはさすがに震えました…。ほんっっとうに美しい曲だよ!!!!!これ以上がないくらい!!大好きなNudeも聴けて、この頃になるとオイオイ泣きながら一人で踊っていたのですが、ここでまさかの…
いや来るかなとは思ってましたよ!でも何か、ここまでお膳立てされた通りの事レディヘがやってくれるかぁ?と懐疑的だったんですが、やってくれました。
creepです。
私にとっても、サマソニにとっても13年ぶり2度目の!!
まあスタジアムは沸きまくりでしたよ、そりゃあね!うる覚え英語でのシンガロングも響き渡っていました。
しかし何だろう、全然もうウジ虫じゃないね!!サービス有り難うだけど、ウジ虫じゃなくて大人で今のcreepって感じで面白かったです。

これで終わるかと思いきや、Bodysnatchersをやって、最後はまさかのStreet Spiritですよ!!く、くっら〜〜〜! 最高かよ…
最高です!イントロがX JAPANの紅に似ている事でお馴染みのStreet Spiritです!(私調べ)
radioheadはね、実験的音楽性や完成度の高いライブが話題になりがちだけどね、私としてはもう一周回って「暗いところが好きです」って感じなんですよ。歌詞もね、笑っちゃうくらい暗いからね。

いやあ素晴らしいライブでした。好き、私は本当にradiohead好き。
やっぱり突き抜けて特別なバンドだなと思いました。

大阪のセトリを見たら私の大好きなPyramid Song、There There、Exit Music、Karma Policeなんかが演奏されたと聴いて一瞬気が遠くなりかけましたが、素晴らしいかったからね!!東京も!!

ちなみにトムの日本語MCはこの日も冴え渡っており「どうも」「どうぞ」「今日は暑いですねー」「ちょっと長いですねー」など練習してきたと思われるフレーズが自由気ままに飛び出し、可愛かったです。なお途中意味不明な奇声も発していた模様。
英語でご高説垂れようが日本の客には1mmも通じない事を理解しての暢気な日本語、トムらしくて好きです。

(※追記:「今日は暑いですねー」はジョニーが喋ったんですね!スタンドからでは見えませんでした!うおーー超貴重!ちゃんと聴いておけばよかった!!)

いつだったか、スマパンの解散ツアー日本武道館かな?ビリーコーガンが「どうせ今俺が英語で喋ってる事わかんねーんだろw」みたいに反応の悪い客席に諦めムードになっていたのを思い出しました。

花火を見ずにダッシュで駅に向かったので過度の混雑にも巻き込まれず、凄くスムーズに帰路につけたし、体調最悪の中、なんとか乗り越えられたフェスとして思い出に残りそうです。

は〜〜〜単独公演のレディヘ見たいよ〜〜〜〜(増長)

 

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2016.07.28 IDOL VS VISUAL vol.2 [CHAOS PARTY]@高田馬場AREA

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再び瞬いてきました!
2月の対バン以来5ヶ月ぶりにIDOL vs VISUALに行って参りましたよ。
(写真はどやどやネイル)

結果的に、ああRUKAさん ああRUKAさんや 松島や って感じに詠むしかないくらい最高に楽しくてちょっともう他のイベントでは満足出来ませんね!?ってなくらい自由に遊んできましたー!

並んでる時点でプロの清掃員っぽい男性達が「今日はバンギャが楽しんでくれればいいから…」とおもてなし100%イケメン紳士みたいな事言ってて超かっこよかったです!!

私の愛フォーン6で激写した超高解像度美麗写真とともに振り返ります。美麗すぎてレティーナ非対応!!

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オープニングアクトはギャングパレード!元BiSのカミヤサキちゃんのグループですね!一度見てみたかったので嬉しかった〜!EDMとか踊れる曲が多くて振り付けやパフォーマンスも力で押してくる感じがアグレッシブで凄い楽しかったです!

そしてBiSHのターン!いやあバンドの対バンだとセットチェンジの時間待たされるのが疲れちゃうけど、アイドルとの対バンはすぐ切り替わるからいいですね。

モンスターにはじまり、その後は怪以外はだいたい星が瞬いてました!狂気!
あとでセトリを確認したら8回「星が瞬く夜に」やってましたね。狂気!
段々メンバーの行動もフリーダムになってきて、終盤はこんな感じ↓

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RUKAさんのドラムを叩くハシヤスメアツコちゃん、エアドラムノリノリである!!
なおこの後謝罪させられた模様。

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謝罪の様子。
サイコパス渡辺氏(RUKAさん命名)曰く
「ドラムって言ったらRUKAさんの生きている証みたいなもんだぞ!勝手に触るなんて…RUKAさんだってお前のブラ勝手に触らないだろう!!」とのこと。
RUKAさんは人のブラを勝手に触らない…と、メモ。

そして客の上を歩くチッチや、最前から最後尾までをシャトルランのように何往復も送られ続けるモモカンがパンク可愛かった!!運動会みたいだったです!
ステージまで戻って来ても、またスタッフに客席投下されてしまうローリングモモコ…
おパンツ丸見えで強かった。

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そして俺達のドルヲタ兄貴RUKAさん率いるLSNの登場だい!
かっこいい!この日はとても揺紗くんの歌が良くってシャウトからバラードから何でも来いでした!
cruelでTWIGYさんのラップパートを茂吉さんがギター弾かずに歌うので吃驚w
イカしてましたYO

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メアで見ている時はリーダー&コンポザ&タイムキーパーのRUKAさんって感じがしているのだけど、LSNだと無邪気なドラマー少年っぽくて全然違ってこれまた魅力的!

大きなアクションは一切しないRUKAさんなので、たまに凄いドコドコ気合の入った音がしている時もほとんど動いていないように見えて、あの最小限の動きで最大限の音を出すRUKA STYLE、渋い!
それなのにしつこくてタフ!謎!

猫背っぽく身を低くして、シンバルを睨みつけるみたいに叩くのも独特でかっこいいです。ドラマーRUKAさんをじっくり感じられてよかった〜!さすがソロプロジェクト!

バンギャがBiSカバーのflyにすら逆ダイ入れていたり、清掃員の皆さんがPARTYにmixを完璧に入れていたり、お家芸の応酬も見事でした。

ウォントのカバーも良かったなあ…

 

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そしてアンコール前、前説に続いて再び首謀者おじさん2名が登場。
RUKAさん、イガリメイクのおフェロ風に仕上がっててる!!
イケメンと美魔女の2WAYという離れ業が出来る俺達の兄貴なんだ!!

恒例のエンドレス瞬き、「どこで止めるかは今まで俺次第だったけど、段々情が湧いてきて、モモコ(呼び捨て)に(手をばってんにする動作※)とかされると親心で止めちゃうから、今日は第三者に任せます。サイコパス渡辺に」とRUKAさんの弁。

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※参考

先に紹介しちゃったけどハシヤスメさんの謝罪他色々トークがあった後、LSNメンバーを呼び込むRUKAさん鬼かわいかったです!
 「LSN……カモーン」
だって!FOOOO

そして数百人の覚悟の上でスタートするアンコール、エンドレス瞬き。星が瞬く夜にのブリッジのヘドバンタイムが延々30分程続くという、一体誰が得するのか分からない謎の部活動しごきタイム。かわいがり2016!!狩野部屋、或いは狩野ヨットスクールですよ!!

しかし中盤、スタッフにドラムを任せてステージから消えるRUKAさん…
すわ!ナース服でダンスか!?とドキドキ待っていたら、CO2を噴射させはじめます。
今まであんなに荒ぶるRUKAさんを見た事なかったので爆笑してしまいました!

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しばし客席前方を真っ白にした後、再び消えてしまうRUKAさん。
なかなか戻って来ないなと思ったら、突然客席最後尾の入口から乱入し襲い来るRUKAさん。すぐ後ろからCO2噴射されて大歓喜&パニック!!!!

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背後から不意打ちでCO2をかけられるという、RUKAさんがプロレス団体に移籍でもしない限りこの先体験できなかったであろうことを間近で体験出来て、身にあまる光栄でした。めっちゃヒールだった!!!プロレスラー入場っぽい躍動感あふれまくってた!

この様にステージ上、ステージ外のメンバーも大分フリーダムな中過酷な時間は過ぎていきます…。

あくまで優雅に美しく決して目力を絶やさないけれど、飽きて疲れてギター置いてピックを配ったりするお茶目なSHINOBUさんや、キツネメイクonキツネ仮面でスラップびんびんなSugiyaさん、ずっとノリノリでBiSHメンバーともよく絡む茂吉さん!LSNさいこー!

そして何より、私はこのイベントで一番得しているのは揺紗さんのファンだと毎回思うのですよ。どんどんBiSHの振り付けが完璧になってるし、どんどんBiSHのセンターが板についてきいて、もはやバンドマンというよりアイドルのが肩書きしっくり来るレベルですw

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完全に溶け込んでるww

BiSHメンバーも泣いたり笑ったりしながら本当に本当にお疲れ様でした(;q;)
RUKAさんファンとして謝るにはRUKAさんファン歴が短すぎるのですが、取りあえず謝らせて下さい!!

ファンももう何が何だか、何故ここでこんな事をしているのか誰も分かっていなかったと思うけど、カオスらしくて良かったと思います。

清掃員の男性がバンギャ風のコールをラーニングしていて「モモコががってごいやぁ!!」とか「るがるがるがるがるがぁ〜???↑↑」とか叫んでて笑いました。順応性と遊び心に感服します!

ああ楽しかったなあ…。
大満足の地獄でしたので、CD購入特典握手会でRUKAさんにお礼の言葉を伝えるも、大変お疲れの笑顔で「でもまだ明日があるから…」と仰っていました。
そう、これ書いてる今日、数時間後です!私は残念ながら社畜監禁されてますので、別の方のレポ漁るぞ!

また是非このメンツでイベントがありますように!!土下バン祈祷!!

 

〜夏休み〜 NIGHTMARE→金爆→BEATGOD(GOATBED)のライブを駆け抜ける

夏休みを2日程取得しまして、3連休にくっつけるとあら不思議!これは…っ、5連休…?

という訳でNIGHTMAREのボーカル黄泉さんバースデーライブ in 宮城県古川市(黄泉さんの生まれ故郷)からの、ゴールデンボンバーの長野県松本市ライブ、そして東京に戻りましてGOATBEDのバンド編成スペシャル仕様 BEATGODのライブに参加して来ました。

ラインナップがお化粧をした30代の男性縛りで、おかしいなあ…。
バンギャなんてないさバンギャなんて嘘さ…寝惚けた「人」が…魅間違えたのさ…†

長距離移動を繰り返した割にはぴんぴんしていて、9月の怒濤のライブ三昧に向けて着実に体力UP↑をしている気がしてドヤ顔が止まりません。8月はライブ少なめなのでエアポケモンGO(予め推しメンの生写真を近所に隠しておきそれを回収しに行く)などをしつつ体が鈍らない様にしたいものです。

メアのライブはアットホームの極みで、こんな暖かいライブが出来るメアメンバーが自分たちをクズと自称したり俺を中心に世界はまわるとか生涯皆殺しとか言っているのがハートウォーミングすぎて泣きました。
Dizzy大好きおじさんなので初めて聴けて爆発しました。何と言うキラキラした曲なんだ!
しかしゾジーさんの喉の調子が…弟のレコーディングの影響とかなんでしょうか、かなりまずい状態でドキドキしました。発声障害の症状、ツアー後半に行くにつれ改善されてきたと安堵していたけど、そんなに簡単じゃないですよね…。
仙台貨物のライブ楽しみすぎるんだけど、千葉兄弟にはとにかく無理して欲しくない気持ちもあって、複雑です!!

金爆のライブはネタバレ者は市中引き回しの上獄門ですから、楽しかったと言う事しか書けません!!いつ参加しても本当に楽しい、それが金爆ライブ…あとセトリが私の好きな曲ばかりでした。

BEATGODは、某BEATルズのロゴパロディーのグッズ発売記念なのか、メンバーが揃いのはっぴを着て登場。私には飛行機のタラップが見えました!BEATGODがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
ライブはそりゃあもう楽しかったですよ!ニューウェーブ時代の楽曲をバンドアレンジでやるもんですから、踊らない症候群に苦しめられている現場も、かなり症状が緩和しておりました。

そんな感じで、ネクストライブはRUKAさん率いる何でもありバンドLSNと、BiSHのツーマンイベントです!
狩野ヨットスクールと化した地獄のシゴキが待っているときいたので、安全運転で見守りたいと思います!

その後はサマソニに向けてレディヘ厨としてのエンジンを暖めるぞ〜〜
もはやただのクソバンギャ化している私を、V系なんて耽美のツラ汚しの頭悪すぎるジャンル死すべしと思っていた私に、洋楽ばかり聴いていた私に見せる事はできませぬ…あは〜

以下は旅の思い出。

 

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ずんだシェイク美味しすぎ問題は根深い(甘いものそんな好きじゃない私もZOKKON)

 

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メアファンの聖地、セブン様にて。本当に店内がメア博覧会だった。

 

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大崎市民会館。ゾジーさんは幼稚園の演劇で羊飼いの役でステージに立った事があり、30年振りの凱旋だったそうな。

 

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松本城。再建してない城に来るの初めてでテンション上がった。小ささ、草臥れ加減がリアルだった。

 

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中の様子。エレベーター付いてる大阪城名古屋城とは別世界。

RUKAさんの歌詞が好きだから讃えるのみ

額に汗してメアの曲を聴き続ける超ド新規ファンです!

る、る、る、RUKAさんが好きです!!(ムネリンスマイルばりの笑顔で)

その少女漫画から飛び出してきたかの様なツンデレかっこいいキャラと合わせて、ロマンティックでエモーショナルなせんちめんたる咲き乱れている感じの楽曲も好きなのです。

転調せずにはいられない、Cメロで盛り上がらずにはいられないくせのあるメロディーも良いのですが、特に歌詞職人としてのRUKAさんがとっても好きです!
金爆でも昔やりましたが、歌詞を語るのが好きなので章立てて鼻息フンフンしたいと思います。
暇すぎてカメラロールの写真を仕分けするくらいしかやることがない人限定で必見です!!


■歪んだ俺様系歌詞めっちゃ可愛すぎる問題

圧倒的にイキる→絶望的に弱音吐く
のコンボで母性本能直撃待ったなしの歌詞達…。


代表例「HATE」

「汚い」なんて もしも言われても
胸痛む程弱くありません
欲しいモノなら力で奪う
天下無敵の悪のカリスマ

↓↓↓

闇の中で震えてる 泣き虫な自分が
嗚呼、なのにどうして?愛を叫べない
聞いて、聞いて 誰よりも弱い自分の声を
嗚呼、なのにどうして? いつもすれ違い 繰り返す

 こ、コラーーー!!!
ううう!かわE…

 

「TrickSTAR」

時が来たらば 全ては無よ
狂い咲く様に壊してみようか なんてね

この出だしかっこよすぎませんか??少女漫画の悪役かよ!
「なんてね」っスよ、「なんてね」!私の知ってるあの「なんてね」ですか!??!
繰り返し立証されるRUKAさん少女漫画説!

こんなに濡れたままで愛しそうに このままおやすみ

 まゆたんの漫画かな?

とか言いながら、

苦しい キミの心縛りたくて この手は穢れた

 とか弱さを見せてくるのですよね…
誰かを欺いたり利用したりする側としてTrickSTARを自称しておきながら、「醜い」「苦しい」とか傷ついてるのが最高です!!
クズになりきれないクズ!!最後はぼっちで卑屈なこと言ってる!!
いやはや漫画だわ〜

 

■語感とリズム感に優れた作詞家としての腕前

RUKAさんが圧倒的に天賦の才で優れてんなと思うのは、歌に乗る言葉のリズムの良さとワードセンスですよ!きれいに音に言葉が乗っているから、聴いてて気持ちが良いのなんの。
素晴らしいなと感心しながら聴いております…。

いくつも面白い曲はありますが、パッと例として浮かんだのは「the LAST SHOW」「TABOO」あたりでしょうか。「blur」なんて完全な言葉遊びですが、RUKAさんの作った軽妙なリズムの世界を、見事なまでにブチ壊すゾジーさんのぬめっとした歌い方が圧倒的で最高に好きです。(100%褒めております)

Raven Loud speeeaker」のライムも素晴らしいですよね。しかも何かジャンヌダルク的リーダー感に溢れてて超かっこいい。ドラクロワの絵みたいなRUKAさんに超ついて行きたいです…。

「riddle」の歌詞も、リズムといいワードセンスと良い大好きなんですよね…

「riddle」

なんだか しれっと酸素吸って
ダラダラって垂れ流して
ある意味じゃとっても 可哀想な僕ら

このリズムにはめ込む『しれっと酸素吸って』
目から鱗の表現!

ずっと枯らし続けてきた楽園に
気付いて嘆くなんて笑えてしまう
ねえ、嘘でしょ?今更涙みせても
花は 散った遅いよ

『枯らし続けてきた楽園』『笑えてしまう』という表現にシニカルでピカレスクなRUKAさんの素敵さ凝縮!

 

■世界はクソだけどまだ希望を捨てられないよ系がエモい

VERMILION

厚く嘘で塗られた日々を
壊れ救えない世界を まだ今も愛してる

 VERMILIONは終わりがシンプルに

縋るように崩れて叫んだ僕を
「哀れ」と嘆き、笑っていた
風と太陽

 なのがいいですよね!そこにあのエモすぎるギターリフが被さるのが最高です!!
マキナじゃないですけど、RUKAさんの『ちっぽけな俺の苦しみを宇宙/自然/神が見下ろしていた』みたいな詩、ロマンチスト特有の現実逃避っぷりが良いんですよねえ!
『自分は無力』だって所に収束するのがもうだめぽ系ミュージシャン達の伝統芸で良いです。


■ギャル演歌から昭和の恋愛歌謡曲まで、未練の数だけ名曲が生まれてる!

記憶に縛られがち男子集まれ〜!
不憫なぁたしかゎぃそう系から、昭和の文学青年の恋文みたいなテンションまで、RUKAさんの失恋系歌詞は熱すぎます!

ギャル演歌の特集ページを覗いた所、こんな風に解説してありました。

ギャル演歌で大きなテーマになるのが「失恋」。
「大好きな彼氏にふられた」
「大切だったけど別れざるを得なかった」
「期間限定の恋だった」
女子なら誰でも経験のある、こんな切ない恋を歌います。

引用元:https://www.jgs-media.com/item/64/

 
RUKAさんじゃないか!!!

加藤ミリヤ西野カナ、狩野サトル…

 

ギャル演歌代表「わすれな草」

『僕は彼の次でいい』
『寂しい時だけ会おう』なんて
カッコつけてたけど
一人は怖くて

ただ愛おしく時に 忌わしい
それがならぬ恋だと 知りながら
鏡に映る表情の無い影を
見つめていた

ポップな若者感と昭和生まれならではの古めかしさがひしめき合っている!
心に学生帽被った昭和の青年を飼っているなと思わせる秀逸な歌謡曲フレーズが見逃せません!


「M-aria

突然鳴りだした電話の相手がまさか君だったなんて
もう忘れたハズなのにね。

 という軽妙なギャルっぽさからの

僕の愛じゃ君をみじめにさせるだけ

 突然の昭和歌謡感。振れ幅凄い。


「Melt into blue sky」

遠く 遠く 空に問われた
ある日 決した 変わる未来を
徐々に離れて 届かぬ距離を
彼方 彼方 白夜の国で知るとは

 シンプルな言葉使いの中に漂うロマンティシズム好き!
フランスでこれが閃いたというMr.ロマンティスト!


「MELODY」

眠りついた街の隅で 迫る朝に隠れ怯えていた

春の嵐に 消された言葉が ふわり舞い上がり花びらの雨
さよなら君よ 薄紅の恋よ
唄を乗せるには あまりにも悲しいメロディー

深く滲んだ 薬指の痕 契る言葉では 未来(あす)を縛れず
さよなら君よ 美しき日々
唄を乗せるには あまりにも悲しいメロディー

でたー!人妻に恋した文学青年かよー!
秀逸!こてこてメロウな曲調と相まって傑作!

あと、「love addict」なんかは、魔法のiらんどとかフォレストにありそうな、オタク女子の妄想ポエムみたいでグッときます…うふふ

 

■東京つらい系

「東京傷年」に代表される様な、上京してきたけど東京つらい系も忘れてはなりませんね…

「シアン」

もう引き返せぬ 時代に捨てられた犬

 って凄い歌詞だな、20代前半の若者が書く歌詞かよと震えました。


■神の手による終焉系

Deus ex machina」や「siva」に代表される、デビルマンのラストシーンの様なゴゴゴゴ系も最近お好きな様ですね!

■キザでファンタジーでとってもアニソン系

映画みたいなSF歌詞を書かせてもかっこいいんですよね!
「swallowtail」とか「Dizzy」とか、映像が浮かぶ様なSF世界観が完成されていて素敵だと思います。

時たまものすごくアニソンにしか聞こえない曲がありますが、RUKAさんがアニソン大好きなのでそれが正解なのだと思っています!タイムリープ系男子でもあるよね??

V系って小難しい言葉耽美なフレーズで何言ってんのか分かんない(何も言ってない)ものが多いイメージだけど、RUKAさんの近年のSF系ソングはちゃんとシナリオが見えるのでアニソンとして100点。
研ぎ澄まされたネクロフィリアってなんだよ!!!(思い出し憤怒)


「Dizzy」

好きなフレーズは、

凍えるような 八月の始まり始まり

悪役感!!

夢=ガラクタの街で

『ゆめがらくたのまちで』という音への乗りの良さ!
などがありますが、

ノイズ混じり 混線

↑↑↑デジタルっぽい

意味をもたない四色は消えていく

↑↑↑CMYKっぽい

なぜなのか。

廻れ 廻れ もっと早く
何も見たくないから
空に走り出した
止まれないジェットコースター
彼方 数多(あまた) 星が線に
優しく包み込んで
意味がなくなった この身体を

 『空に走り出した〜』銀河鉄道感に『彼方 数多 星が線に』のシャッターを開放した天体写真っぽさ畳みかけてくる素晴らしさ!
やっぱり最後は僕は無力系!

遥か遥かずっと先に
輝くあのポラリス
君と手を伸ばした
かけがえのない時間も
悲しいほどに無色透明で
泣くことさえできない
悪夢だと知った

 RUKAさん星大好き問題※最高です!あ〜ロマンティック…
ちゃんと『悪夢』という自分たちのシンボルに落とし込んでる所も好き!

ラストの

空 浮かんでる
金色のEye
覗き込んだら
兎笑う カタストロフィー

 の歌詞の乗せ方センスありすぎて震えませんか…響き重視で言葉を選びながらこの表現力。天才。
月、月!

 

※RUKAさん星大好き問題について

「404」の『桃色の流星が僕を貫く』blur『星の海で 溺れて沈むように 「キミ」は散る』に代表される、お星様系歌詞がキラキラしていて最高です…。
RUKAさんに限らずメアってスターシステム的に、曲と曲に繋がり持たせるの好きだよね。
と、『モノクロの向日葵』がリライトにもDizzyにも出てくるなと思いながらメモしていました。


こんな感じで好き勝手感想述べさせて貰いました。


満足したので今回も突然終わります。
ド新規のくせに好き勝手くっちゃべってしまい、大変恐縮です!

2016.06.24 憧憬、睡蓮と向日葵 ツアーファイナル@EX THEATER ROPPONGI

カリガリファンになってから約4年、今まで見たライブで一番素晴らしいライブでした!!

恐らく観た人の多くがカリガリのベストアクトの一つとして記憶したに違いない、これ以上はないってくらいに濃厚でカリガリにしか出来ないスーパーステージでございましたよ。

 

波瀾万丈なツアーだったけど、最終公演が大成功

ツアー中、ヘルニア、風邪、急性咽頭炎など様々な体調不良により石井さんがまともに歌えた会場の方が少ない気がします…。終わりよければ全て良しなんて簡単には片付けられないと思うけど、そんな中でも最終公演が大成功に終わって本当に良かった!!

でも石井さんが体調不良なのを他のメンバーがあの手この手で支えてるのを見て、チーム力みたいなのを感じられたのはファンとしては貴重でしたけどね!カリガリのファンってハプニングやライブのクオリティのムラに慣れてるから、何でも楽しんじゃうタフさはあると思う。良いのか悪いのか分からないけど凄い鍛えられている感ある。転んでもただでは起きない…。

金沢では青さんボーカルの新宿エレキテルが聴けたし、アンコールなんてステージに姿を現さない石井さん(歌声は聞こえてきている)をファンメンバー一同キョロキョロ探すと、上手のアンプ前の謎のスペースに寝転がり、涅槃像状態で37564を歌う石井さんが無事発見されるという微笑ましいエピソードも…。

 

石井さんは圧倒的に歌が上手いです

そんな訳でこの最終公演当日も幕が上がるまで石井さんの喉は大丈夫かなあと心配だったけど、バッチリでした!!!

とにかく歌がド上手いです。

知ってた。知ってたけどやっぱり驚愕する。石井さん程、声質にも歌唱力にも恵まれたボーカリストはなかなかいないと思う…お知り合いが「コロチキのナダルくらい分かり易くいい声」って例えているのを聞いて爆笑してしまったけど、本当にあま〜〜〜いいい声すぎて、それがまた石井さんというぶっきらぼう兄貴キャラに合っていないのでギャップ萌えまで付いてくる始末!破滅!(私が)

石井さんの体調/テンションのバロメーターとして蜃気楼とデジャヴのラスト「君と死にた〜い」をどう歌うかががある事がこのツアーで分かりましたが、この日はファンにマイクを向けて「君と死にた〜い」を歌わせようとしたものの失敗、仕切り直すも上手くいかず、最後は自分で「みんなで死のうぜ〜〜」だったので、兄貴度2000%!!兄貴of兄貴でかっこよかったッス!!!ヨーソロー!!


ステージセットと演出がおしゃれ

この日のステージセットは、ボビーさんもやりたがっていたと言うスネイクピット!消防法で許可されない事も多いと青さんのツイートで知りました…。
花道がぐるりと客席を取り囲む形式です。メタリカ由来とのこと。
オープニングとエンディングにもメンバー紹介やスタッフロール等の演出があり、VJも曲ごとに入り、大変豪華な演出でした!
花道の一部は下から照明が当てられるスケルトン仕様になっていて、石井さんがその上を闊歩するともはやランウェイ以外の何物でもありませんでしたね。

そしてEXシアター、本当に本当に音がいい!!初めて岡村ちゃんのライブで行った時から今日まで、いつ行っても音が最高に良い!カリガリPAが微妙だといつも思っていましたが、この日ばかりはもう信じられない音の良さでした!!しかも2Fだとより一層いいのよ!この日、指定席を取っておいたお陰で常に演出の全容を見下ろすことが出来て最高でした!


奇をてらわない集大成的なベストセットリスト

どんだけトラウマなんだよって話ですが、大きな箱でツアーファイナルと言うと…非金属の夜…うっ頭が…という感じになってしまいがちでしたが、この日はセトリも完璧!!
ツアー中盛り上がった曲、上手く繋がった流れをそのまま持ち込みつつ、スペシャルな演出を加えると言う盤石の体勢でしたね!
嘔吐や混沌の猿が聴けたのが嬉しかったです…時代はいつでもモンキーダンス!GOGO!

美しいセトリに欠かせない冷たい雨ではイントロで事故が起きていましたが、青さんのギターは唯一無二!!
弾き間違えるとかそういう域を脱した旋律に、お、新曲か??って5秒くらい本気で思ったけど、もちろん最高です!!

ツアー中色んな始まり方があったけど、ギラギラはじまりは鉄板だな〜!エロトピア以来のグラムアンセム!


モリケンへ捧ぐENGAGING UNIVERSE

本編も終盤に差し掛かった頃、流れるシンセの音…聴いた事あるような何だか不思議な旋律、憧憬〜の狂信盤バージョンかなあ?キセキニイルのスタジオverかなあ?と思っていたら。
ああ…
石井さんが「転がりはじめ〜る〜」って歌い出した瞬間、私(2F指定席)の一列ほぼ全員が感極まって号泣しはじめました…私含め。
まさか、まさかのENGAGING UNIVERSEカバー。石井さんの歌声に遠藤さんが降臨したかの様に凄まじいことになっていた。あんなに気合いの入った石井さんの歌唱ははじめて聴きました。
「スウィングをはやめ誰よりも高く」では天高く指差していました。
これ以上ないくらいのリスペクトが込められていて、天まで届くとはこのことかと思った。サビでみんなであの手拍子がまた出来て、本当に嬉しかったです。

私はまだモリケンが死んでしまったことを受け入れきれていないといか、死んでいないんじゃないかと思っていて、ブログにソフバの事を書こうかなと思ったりもしたけど、ちがうんだよな〜そういうんじゃないんだというか、本当にまだモリケンと共に生きているという感じです。
いつでも「ヤーベイベー!ハニー!?」ってあの低くセクシーな声で煽ってくれるのです。
だからこれからも、モリケンは私を構築してくれた素晴らしき音楽の妖精として永遠です。いつまでも踊り続けます。


花結い

ENGAGING UNIVERSEの後、メンバーは捌け本編終了と思いきや、そこには向日葵の花束を抱えたモデル女性が…。花結い師 TAKAYAさんによる花結いショーがはじまりました。
モデルさんが持つ花束から1輪ずつ花を切り、髪に生けていくんですよ。初めて見ましたが素敵でした。
女性モデルの花結いが終わると今度は石井さんまで。花束から向日葵が結われて行く様はどこか厳かで、このショーもモリケンに捧げる献花なのだなと感じました。
とても美しかったです。
それに、俗っぽい発言で申し訳ないのですが頭にいっぱい向日葵をつけた石井さんはSO CUTEでしたので、ファンとしては有り難みに震えてしまいました…うっうっ

 

復活!茶番ドキュメンタリー

これにて本編は終了となり、スクリーンには「アンコールは5分後」の文字が!このツアー中に「最初からアンコール拍手されても出て行けないからしばし待て」という指令が下っているという…カリガリのクレバーさ大好きですぞ〜^^

そして5分ぴったりで拍手がはじまると程なくしてムービーがスタート。
誠さんが脱退して以来とんと見かけていなかった茶番ムービーが復活!
「実録・なぜみんなのはっきょうは発売延期になったのか」みたいな映像で、青さんが仕事の流儀みたいなインタビューでその言い訳を適当かつ大げさかつデタラメに繰り広げるんだけども、(ドイツコペンハーゲンで開かれた日本からも8万人が参加したという世界ハミングコンテストで堂々2位の実力を誇る石井秀仁さんのハミングが喉の不調により披露出来ないためとかなんとか)なげーよwwってなインタビューの最後が衝撃でした。
「ところでどうしてそんな格好しているのですか?」という質問に「6月だからですよ」と青さんが答えると、カメラが引いていきます…



ウエディングドレス着てやがる。



これは大変なことやと思うよ。

 


ジューンブライドおじさんによるトマトテロ

「6月=ジューンブライドだから」という「太陽が眩しかったから」にも勝る言い訳にもならない言い訳を元にやりたい放題するビジュアル系おじさん多すぎませんかね?
先週も発売したてのSHOXX(売上に貢献する若手しか載せたくないし生写真プレゼントで複数買い推奨でお馴染み)でナイトメア(私がハマッているアイドル)の咲人さんが着てたんですよ…ウエディングドレス。
同じ言い訳で。
6月はおじさんの女装を正当化する月ではない。最高です。最高!!!!
でもウエディングドレスおじさんバンドマンのオーソリティーはYOSHIKI!!そこだけは忘れないで!!

ムービーが唐突に終わりざわつく場内に現れる花嫁おじさん。おう、現場にも着てきたよ!!サンキュー!!
混沌の猿では花嫁さんがバスケットいっぱいにバナナをつめて花道(ex.ヴァージンロード)をウォーキング。ある種のブーケトス。きっとあのバナナを受け取ったファンは良縁に恵まれるに違いなかった。

ギラギラのラストでは、トマトを頭突きで叩き割り純白のドレスを真っ赤に染めながら客席に撒くという最狂のブライダルイベントが!!も〜〜〜最高すぎる!!!
その背後では青さんが置いたギターを持ち突如弾き鳴らしはじめるギタリスト石井秀仁が感動の復活を遂げていた。バンド活動再開から8年、とうとう石井さんがギター弾いたよ母さん!
そして花嫁のウエディングドレスを乱暴に脱がせる研次郎さん。パンク、パンク&パンク。
ドレスの下は2Fからは肌着+ステテコに見えました爆笑。
脱いだドレスを客席に投げ入れる花嫁。

クソバカゴミゲロはもはやクソバカにあらず、ヤラセロゴミゲロとして生まれ変わってしまい、楽しくヤラセロ、気持ちくヤラセロ、ヤッちゃえ〜〜〜!と、兄貴からの要望に次ぐ要望、そして応援、もう最高以外の言葉が見当たりません。
花嫁は土下バンしていました。

最後のジャンジャンジャンジャンジャーーン!と仕切って〆る所、石井さんは黒いワイドパンツをグイっと上に持ち上げ、ドピンクのタイツ向きだしでジャンプしておられました。

カオスビッグバンの中、最高のライブは終了。

なんだこの盛りだくさん。
でも組み立ても流れもコンディションも全て完璧だった。
言う事なさすぎる。

ライブから3日経った現在も復活後カリガリのベストアクトに酔いしれる人多数の様ですね。
カリガリのファンでいる限り、このジェットコースター的快感と、圧倒的センスと個性とクオリティから逃れる事は出来ません!!幸せです!!

青さんがこれからも遊ぼうって言ってくれたし、もうこれはヤるしかない!!!
みんなでヤろうぜ!!!!

 

 

異邦人 (新潮文庫)

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憧憬、睡蓮と向日葵[良心盤(通常盤)]

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cali≠gari ツアー中間報告〜写真を添えて〜

みなさーん、ギラギラしてますかー?

ナウでyoung Oh! Oh!な私はカリガリの全国ツアーにお邪魔しては、トマト臭に鼻を摘みながら、現人神石井さんの降臨ダイブを崇め奉っています。

一つ二つご報告しますと、「クソバカゴミゲロ」は既にヤラセロゴミゲロという青さんをもってしても出てこなかったゲスの極み曲になりつつあります。

また、このツアーでは「みんなのはっきょう」というグラインドコアみたいな曲で、客の絶叫を毎会場必ず録音しているのですが、私は懐かしの一人ごっつ「鬼ババ」のコーナーを思い出し、自分は鬼ババなんだ!という気持ちでィイイイヤァアアアアって叫んでいます。

そんな感じで、写真をあまり撮らない私のフォルダから出て来たものを並べておきます。

 

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仙台マカナの写真は撮り忘れました。2日間、ずーっと牛タン食べていた。
勿論この前に参加した横浜も写真は何も残っていません…。

 

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仙台リトハで私物サインしてもらってフォトスタンド。石井さんのサインなんて2つあるんだぞう、いいだろう。(油性ペンをはじく素材であった為、「これ大丈夫?」と気を使って2つもサイン下さった。マザーテレサかよ)
しかしこういった写真はガラスに私の犯罪者フェイスが映り込んでいないか気になってしまいます。

 

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宇都宮でもバカの一つ覚えとは私のことナリィといった感じで、ずーっと餃子。これはほんの一部で、カメラロールが異様な数の餃子で埋め尽くされていた。

 

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宇都宮はライブハウスを記録するのを忘れなかった。偉い。階段は古民家居酒屋の臭いがした。

 

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駅からタクシーで10分強というなかなかの立地にデンと構える大きめの建物。

ドライバーさんに「ライブハウスなんですけど…」まで言ったら「あそこかな?ライブハウスなんて1個しかないから!」と言われました。

運転手さんのお名前がメンバーと同じお名前で、名刺を貰いニコニコする我ら。下らない大人になってしまった。

人が写っていたのでカットしましたが、フェスみたいにテントが並んでグッズを売っていてシャレオツでした。
じっくりサンプルを見て検討出来ない事でお馴染みの生写真が、チンピラによる海賊版露天商のくらい見やすく展示されていて良かったです。

 

残りは金沢、札幌、ギロッポンのみです。寂しい…

近況まとめ&カリガリのツアーがはじまっているよ!

仕事に趣味にと有り難くも大変忙しくさせて頂いており、ブログも月1で書くのがやっとの昨今ですが、カリガリのツアーが楽しいです!

私は既に横浜、仙台と参加いたしまして、更にあと5箇所ほどキメちゃう予定なので、俺達のツアーはまだ始まったばかりだ!といった感じです。
新宿と仙台のリトハ(※ヴィジュアル系専門ショップ、ナイトメアの事務所系列会社が運営)でのインストアイベントにも足を運んでしまいまして、メンバーの軽妙かつユーモア(ブラック含む)満載なトークと、神対応のサイン会でもって大変もてなして頂きました!もったいなき幸せ!!

新宿リトハのイベント日に至っては、昼はカリガリ、夜はメアの握手会という異種業種鬼梯子をキメちゃいまして、多幸感は最後の最後、瑠樺さんを目の前にした時に絶頂に達し、そのあまりのイケメンっぷりにデウスエクスマキナ(はがしのスタッフ)につまみ出されないのがやっとという具合でございました。

4月の終わりには岡村ちゃんのツアーにも参加し、やっぱり靖幸がナンバーワン!!と余りの才に打ち震えていました…今回のOut of blue前の弾き語りやばいぞ…
アルバム「幸福」の21世紀に燦然と輝くであろう名作っぷりも改めて実感しましたし、何を見てもどこへ行っても、私にとって岡村ちゃん以上に凄いと思える人はいないのでした!!

さてさてこの後は金爆ツアーもありますし(長野に行きます)、カリガリとメアのツアーはまだまだ続くし(出てくるバンドがV系ばかりで書きながら自分を殴りつけています)、仙台貨物も動く様だし、秋にはB-Tも復活するし、あ、BiSHとLSNの対バンもあるんだった…リアルガチで住まいの契約更新が危ぶまれます。ホームレスバンギャ待ったなし。
将来に対する唯はっきりくっきりとした不安に天国の芥川先生もクリビツギョーテンでございますよ。

そんな中でも一番楽しみなのがァ!!!!サマソニのぉ!!!レディヘ!!!
アルバムが出ましたよ、まさに今日!!私は14でOKコンピューターを聴いてから今日までトム・ヨーク神推しでジョニー・グリーンウッドは国民の弟です!!!
アルバムは帰宅後にじっくり聴きたいと思いますが、先行シングル2曲だけで既にもうヤバすぎてタコ踊りが止まりません!!ちょっとアムニージアックくらいを思い出す素直な美しさ!!不穏さ!!キングオブリムスとは全然違うものになっていそうですね!
暗く不穏で先進的で信じられない程美しいレディヘを今年の夏は堪能させて頂きます!

しかもサマソニ、同日同会場に金爆が出演決定しているので、恐らくトップバッターとトリである為私は朝から晩まで幕張に貼り付く事を余儀なくされます。経済的に死ぬより先に肉体が滅びそうですがそれはそれで…
私の残した借金で迷惑をかける親族はいなかったんだ…!!

 

 

憧憬、睡蓮と向日葵[良心盤(通常盤)]

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幸福

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