おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

ここ最近の思い出〜MORRIEさん弾き語り/石井さんカラオケ会/℃-uteコンサート

5月ですね!
GWも終わってしまい、茫然自失のまま遠くを見つめておりますが、やる気はなくとも腹は減ります。

ここ最近観たりした素晴らしいもののレポをします。

MORRIEさん弾き語りライブ

カリスマofカリスマ MORRIEさんのワンマンショー『SOLITUDE』に行かせて頂きました。私が参加しました4/29のEpisode 25は『存在遊戯の終焉』と掲げられており、タイトルだけである種の満腹感すら感じる濃厚さ!

今回で4度目のワンマンショーだそうで、以前から参加していた友達に「DEAD ENDからcreatureからソロからカバー曲まで何でもありのギター弾き語りワンマン」「突然漫談が始まる」と聞いており楽しみにしておりました。いやしかし!!!!!その期待を遙か高く大気圏レベルで超えてくる素晴らしさで、こんな体験はこの空間でしか出来ないだろうと言う本当に贅沢で貴重で恍惚とする黄金体験が出来ました…。言葉にするのが非常〜に難しく、行った人にしか分からないであろう濃厚な世界観、このブログを読んだのも何かのご縁、次回は是非!是非あなた様もご参加下さいとしか言いようがありません!!

ボーカリストによるギター弾き語りと聞いて、アコギで簡単なコードを押さえながらジャンジャジャンふんふん♪みたいなもののをご想像の方もいらっしゃるかと思いますが全然違います。MORRIEさんの楽曲や世界観の独特さ、高貴さは言うまでもないのですが、まずギターの腕前が素晴らしかったです、驚き!!
主にエレキギターの弾き語りが多く、コードでジャンジャカと言うよりアルペジオなんですよ基本が!足元のスイッチャーやら何やらを踏みしめながら「めんどくさいわ…」「音間違えた」とか良いながらプログラムしてきた様々なエフェクトを切替、曲毎の世界観を構築していらっしゃる!!勿論アコギもあったし、最後には12弦ギターまで弾きこなしていて何だこの御方は…という畏敬の念を新たにするしかなかったです。
ギターのエフェクトの知見がないのでどうやっているのか分からないのですが、「HEAVEN」では演奏パートをループを利用して重ね、素晴らしき幻想的世界を魅せて下さいました、マジで泣いた。

そして本当に唐突に漫談がはじまります。地獄のギター漫談ですよ。3時間のライブの中でトータル3,40分はトークでございまして、その軽妙な語り口ながら深い深い哲学的内容に、お世辞抜きでめっちゃ喋り上手なんだなと…そんな所でまで感嘆させないで下さい!!
しかしながら幼少期の思い出や突然繰り出されるダジャレなど、地獄感溢れる雰囲気ながらひょうきんな関西のおっちゃんという側面も感じられ、何から何まで最高です。

知性とウィットに富み、生と死と破壊と創造と関西弁に満ちた世界に浸れて本当に贅沢な時間でしたね…。余りにも胸に迫る内容に何度も涙しそうになりました。
そんな中、意外性たっぷりな戸川純の「諦念プシガンガ」のカバーが素晴らしく、特に記憶に残っております。
「別にそれほど彼女のファンという訳ではないけど、この曲は好きやねん」みたいな(関西弁無理やねん…)事を仰っていましたが、「イーオッサンダイ♪ヤ〜サッンダイ♪」みたいなコーラスパートをファンに歌う様命じたり、噂通りのユーモアと哲学の共存世界でした。

ああ、とにかく行って良かったです。終わった後しばらく現実世界に戻れなくなる様な、いや、世界が違って見える様な素晴らしい独演会でした。まさにMORRIEさんにしか作り上げられない独自の世界だと思います。

余談ですが、開演前ロビーにたった1つ燦然と輝くABCことyasuさんからのスタンド花を見て「さすがだな…」と頷きつつ会場入りしたのですが、終演後に再びロビーに出るとその横に清春さんからの花も並んでいて、強火のMORRIEギャ達の張り合いを感じてほっこりしました。


石井さんのスーパーハイレベルカラオケ会

めっちゃハイレベルな石井さん一人カラオケ大会を観てきた話です。
GOATBEDは毎回変わった企画のライブを打ち出してくれてファンをやっていて楽しいのですが、今月はなんと毎週土曜に1日2公演、合計8公演の変わり種ライブをやると言うのです。それもリハスタジオに客を入れて。
初回の5/6 昼公演はなんと『カバー曲縛り』と言うじゃないですか。実は当初この回のチケットは持っていなかったのですが譲ってくれる人を探して急遽参加してきました。余りに面白そうだったので。

リハスタジオってどんな感じよ?って思って居たのですが、20畳〜30畳くらいの絨毯が敷かれたスペースに簡易ステージを作りアンプを置いて客を入れたので、普通のライブハウスとそんなに変わらない感じになっておりました。

暗転も登場SEもなく薄暗いスタジオにすっと現れた石井さんに、ファンも機材調整の為現れたのか開演なのか分からずざわついていると「はじめていいですか?」と一言、さらっと始まるHumpe Humpe『YAMAHA』のカバー。この曲大好きなんですが最近はレギュラーセトリからは外されていたので聴くのは久しぶりな感じです。

石井さんの出で立ちは、キャッツアイのようなレオタード感のある、或いはヒートテック感のある黒い長袖トップス…の、肩から背中にかけてがばっくり丸見えで街はきらめくパッションブルーな感じです!ワオワオ!!下は青いチェックのボンテージパンツでございました。

そして2曲目には三上博史の『Betty Blue』のイントロが流れるも石井さんが客席後方のスタッフに向けて「歌詞が出ていません!」と訴えかけ中段w
なんとそもそも歌詞が用意されていなかったことが発覚し、「歌詞がないとこの曲は全滅です」と言いながら「一旦この曲は飛ばすのでiPhoneか何かで探しておいて下さい」と頼みつつ、フレキシブルにMacBookで再生する音源を選びなおします。そうです、この日は本当にスーパーハイレベルなトラック自作持ち込み一人カラオケ自慢って感じで、優勝すぎました。

いつも石井さんが「GOATBEDはカラオケスタイル」って言っていましたが、ライブハウスでオリジナル曲メインでやられるとそうも思えなかったものの、リハスタの簡易ステージ、UGさんもおらず一人ぼっち、シンセなどの機材もほぼなくMacBookで音源流して歌詞モニター直視しながら熱唱ときて初めて「カラオケ大会だーー!!」という感激に包まれました。この後書いていきますが、セトリも石井さん曰く『囚われない感じ』の見事なまでのバラエティで、下高井戸でのど自慢の鐘を鳴らすのはあなた状態でした。

中谷美紀『MIND CIRCUS』を上品に歌い上げ、矢野顕子『夢のヒヨコ』ではヴォコーダーで歪ませた歌声で当然の様にピヨピヨピピピ、中尾ミエ 『可愛いベイビー』ではハイパワーなジャングルで踊らせ、安室奈美恵『Baby Don't Cry』では癒やしのLovin’You、そして出ました!!モーニング娘。LOVEマシーン』で全員揃ってウォウウォウイェイイェイ!!
石井さんは天高くL字サインを突き上げ頭上で手をフリフリし娘。メンバーとして完璧な振り付けを披露して下さったのですが、まさかのウォウウォウとイェイイェイの動きが逆で、あぁんってなりながらもファンが合わせていくスタイルで一致団結しました。

後半は先日奇跡の対バンをしたばかりのCOALTAR OF THE DEEPERS『my speedy sarah』をカバー、いやあかっこいい!!そして石井さん在席の皆大好きスーパーユニットXA-VATより『epoc trace』『VAT-DANCE』もトラックをリアレンジしつつ披露!
待ってました感の余り異様に盛り上がる客席に石井さん「ザバットってこんなに人気なかったですよね?w」と苦笑い。オンオフの激しさに定評のある情緒不安定気味なゴートファンです。koziさんと会うたびXA-VATやりましょうよと話してるらしいですが(もう5年くらい毎回w)、マジでお願いしたいものです!!
『VAT-DANCE』を歌う石井さんの背後には元ネタの一つであるプリンスの『batdance』の映像が流れていて最高にクールでした。ショミヨバッデーンス♪のところを熱烈シャウトしていてあまりの格好よさにホワァアアアってなりました!

この日は緩い雰囲気もあってか石井さんのトークもいつもより多めで、「(リハスタの収容人数が読めなくて少なめに設定したものの、まだまだ客が入れそうな客席を見て)夜公演は当日券出そうと思います…今ここで告知しても意味ないんですよね。皆なんかやってるでしょ?今ツイッターとかで呟いてよ!(ファンに告知ツイートをさせる)待ってるから早く頑張って下さい(急かす)終わった?今途中でやめたよね?(ファンを疑う)」
「カバーばっかり作ってないで新曲作れって?分かりますよ!カバートラックを作ってると新曲作った方が早いなと思うこともある。ただ聴いているだけよりカバーすると色々気付くことがある。こう言うコード進行なんだ!とか。それをパク…」
「喋ってないで早く曲行けよとか思ってる奴がいるとしれば、それはゴートベッド素人です」
「(中2階の様な所にあるトイレを見て)トイレに行く人目立ちますね…なかなかこの規模でステージ上の目線より高い所に人がいることってないですからね。…トイレ行きたいんですよ。ずっと歌ってるとトイレ行きたくなりません?誰か歌う人分からない?腹式呼吸で腹に力入れてるからですかね…(結局最後までトイレには行かず)」
「俺は音楽には国境も越えられないジャンルの壁もあると思ってるんですよ。ないって言う人はお花畑な人(ニュアンス)か、たまたま売れて自分が受け入れられているだけ。ゴートベッドのカバーって言うのは別に俺が好きな曲だから選んでいる訳じゃない。好きな曲もあるけど、これやったら面白いだろうなって選んでる曲もある、モーニング娘とか。メトロノームとの対バンで演ったんですけど、面白いでしょ?メトロノームとの対バンなのにこれやるって!そう言う『囚われなさ』みたいなのが格好いいと思ってるんですよ(暗黒微笑)」
などなど、石井節が唸っていました。

そしてこの日の為に作って来たと言う、石井ファンなら誰しも足を向けて寝られないスーパーサポーター平田さんのバンSwinging Popsicleのカバー曲『perfect loop』も披露!よかったです!
石井さん曰く「エロいゲームの主題歌ですよね?エロいゲームで知り合ったんですよ!」とのことwニトロ+の「スマガ」というエロゲーの曲らしいですね…石井さんはニトロ+キラルのBLゲーの曲作ってますから、我々はでじたろう氏にこそ足を向けて寝られないのかもしれません…。

そんな感じで、緩く始まり緩く終わった会でしたが石井さんの圧倒的美声と歌唱力で色んな曲が聴けて最高に幸せでした!
物販5000円以上購入者によるチェキ会が始まる中、この日は会場を後にしました。

 

完全無欠アイドル℃-uteのコンサート

GOATのリハスタライブを後にした私は中野サンプラザに向かいまして、6月に惜しまれつつも解散が決まっている℃-uteのコンサートを初めて体験させて貰いました。

正統派アイドルの最高峰だとはきいていたのですが、すんごいパフォーマンスと魅力だった!ファミリー席(着席必須の二階席)だった為、そのダンス陣形の一部始終が見られて痺れました。
特に愛理ちゃんのパーフェクトすぎるアイドルモンスターっぷりにはこんな子を推したら他にはいけないよな…という圧倒的さを感じましたよ。歌うめーうめーダンスもアイドル的な所作で完璧だし顔は可愛らしくでもちょっと愛嬌と隙があるみたいな。
そしてゴッドタンを初めとしたやばめのバラエティでいつもお世話になっている岡井ちゃんの、小さな体から繰り出されるハスキーでパワフルでロックな歌声にも激アガりました!!!素晴らしい!!かっこいい!!アイドルらしいぶりぶりな他メンバーに一切媚びない殺伐としたDQNトーク力もさすがのさすがです。
12年という歳月を経て研ぎ澄まされ抜いた究極の実力派集団って感じでもの凄い貫禄と満ち溢れた自信、カリスマ性を感じて、可愛いのに超クールでした、℃-ute!素晴らしいエンターテイメントを有り難うございます!
私の様なニワカが解散を控えたファイナルツアーに参加してもいいものかと一瞬怯んだのですが、℃-uteと言う伝説になるであろうグループを最後に生で見られてよかったです。

やはり私の人生は、素晴らしいパフォーマーの魅力を目の当たりにし泡吹くことに終始するのがベストなのだと、改めて感じた一日でございました。

 

 

To Tomorrow/ファイナルスコール/The Curtain Rises(初回生産限定盤SP)(DVD付)

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The optimist sees the doughnut, the pessimist sees the hole

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HARD CORE REVERIE

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LSN [≠] の感想ながめ

LSNの新譜「≠(ノットイコール)」をゲットしました。
感想をしたためたのですが、ミニアルバムに対する文字量じゃない感じになってしまいアイムアフレイド…。真夏日も観測されはじめた昨今、ドン引きで涼を取りたい方にお薦めのブログです!

結論から申し上げるとLSN最高傑作なのではないでしょうか!
『ナイトメアとも過去のThe LEGENDARY SIX NINEとも違うからノットイコール』という意味がタイトルに込められているそうですが、一方でRUKAさんは『俺が作れば全部同じになる』との境地にも辿り着いた模様で、しかし今作はやっぱりちょっと違う!座組は前作「BELIAL」と大体同じだけど、アルバム全体としての纏まりやクオリティは大きく違っているなと思いました。音も詞も無駄なものを削ぎ落とし研ぎ澄ました感じで、前作が『あれもこれも』というおもちゃ箱的な雰囲気ならば、今回は『これが新生LSNだ』という様なRUKAさんがグイグイ引っ張ってくれるリーダー感を感じてしまいました。今までの『根拠のない自信に溢れた曲』からある程度根拠を感じさせてくれる様になったと言うか、説得力を感じたと言うか!
私が特に魅力を感じているRUKAさん独特のハッタリワル感もキマッてて、知的さとチャラさとワルさとセンチメンタルさの混在する、THE RUKAさんな面白い一枚になっていました。


【総評的な】

メロコア、メタル、V系サウンドにRUKAさんのクセがすごい(千鳥)なくど〜いアニソン的美メロが乗っかっているのはいつも通りなのですが、今回はバランスが素晴らしい。いつもちょっと『むちゃくちゃじゃねーかww』という様な逸脱した部分があると思うのですが、その突拍子も無さが魅力とも言えるし、理解不能とも言えたわけで、しかし今回はすんごい絶妙なバランスで私は大変驚いてしまいました…。言うなればちょっと大人になったRUKAメロディーというか、個性を放ちながら丁度いいところで纏めてくる無敵感がありました。

あまりロジックに基づかないであろう感性重視型のRUKAワールドに、Shinobuさんの高い技術に基づく様式美的なアレンジが合わさって、独特の雰囲気を醸成しているのがクセになるんですよね。恐らくRUKAさんにはメタル的なスキルやセンスはそんなにない気がするのですが、そこを思い切りクサい或いは耽美なメタルセンスを持つShinobuさんが仕上げている感じ、面白いです。

今回はとにかく、1曲1曲の被らないキャラクターと高いクオリティ、アルバムとして通して聴いて気持ちの良い&納得の行く曲順と流れが見事でした。LSN=RUKAさんの魅力を濃縮しつつアルバム全体として良い感じにパッケージされている…隙の無い作品だなという感想です!
これからの名刺代わりになる様な、これ一枚聴けばLSNってなんぞやってのが分かる名盤になったのではないでしょうか!


【RUKAさんの世界観マンセータイム】

私はRUKAさんの書く歌詞が大好きすぎるのですが、今回もまた世界観、リズム感、ワードセンスなどの全てが絶妙なリリックに感激してしまいました。すき!!!!!
RUKAさんの基本となる世界観の一つに、ピカレスクロマン的なものがあると思うのです。
愛も夢もクソ喰らえのクズと自分を位置づけ、君たちを惑わせてあげるとばかりに誘惑し、それでも人と交われない哀しみや疎外感をちらつかせるダークヒーロー像が完璧!漫画か!
ヒルな悪を気取りつつ、悲哀や哀愁を感じるんですよね〜
何かこう、帽子を斜めに被って聞き分けのない女の頬を一つ二つ張り倒して背中を向けて煙草を吸いたくなる感じ…!
勿論、そんな悪の顔の一方で静かに胸を締め付ける様なせつなさに溢れた曲もあり、それらが矛盾しないRUKAさんのキャラクター性も面白いですよね。


【以下、曲毎の感想】

1.かみさまのいうとおり?

ツタツタV系ドラムが鳴り響く1曲目に相応しい特攻感。RUKAさんの軽妙なドラムに地を這う様なベースがコントラスト強めで面白いです。ドンシャリと言うか。

揺紗さんの歌い方もあるのでしょうか、LSN1期の「curuel」的なやんちゃな雰囲気もありますね。

"しょんべんかけて中指 厨二"

ってダサさも一周回ってキレキレにかっこいい!!!よっ待ってました!狩野屋!
踊って跳ねたくなるリズム、はやくライブで聴きたいものです。
歌詞の内容的には、狼煙を上げている感じしょうか、やったろかみたいな。RUKAさんは神様や自然等絶対的なものに対して、時に無力を悟ったり時に無謀な戦いを挑んだりするので面白いです。
この曲は"太陽を引きずり出せ"だから後者ですよね。前者はNIGHTMAREで言うところの「Deus ex machina」とか「VERMILION」とか。RUKAさんの反逆精神溢れるアジテーションな曲大好きです。「Яaven Loud speeeaker」とか。

"革命なんて大抵無意味"

って言ってますけど、そこもまたもうひと捻くれって感じ。

 

2.CRAZY CRAZY

先行でサンクラにて公開された(V系ぽくなくて最高!)リード曲ですが、いや〜まあかっこいい。タイトルからしてクールすぎます!!ペテンっぽさ、イカサマ感、ハッタリ、キザな感じ!
出だしから

"あの手この手 めちゃくちゃに振り回して 罪も罰もまとめてあなたにあげる"

という最高にイカしたパンチライン
他にも

"管理してあげる"

で"いやしてあげる"と読ませるセンスに舌を巻きます。
特にサビの譜割りなんか、やっぱこの人天才だなって感じで抜群のリズム感とワードセンスを発揮してますよね!

"縋る愛? 冗談(笑) 笑わせないでよ 罵詈雑言 ギザギザに 感情裂傷 hold on me 永遠に 切り刻まれて?"

さらっと棒読みするだけで気持ちよくないですか?これだけ歌詞を乗せるリズム感に優れているなら、ラップスキルいかほど?って感じもするのでフリースタイルダンジョンがMC.RUKAを呼んでいます多分。
"ギザギザに"なんてワードチョイスに見られるダサかっこよさも秀逸。

"ハズレ ここがあなたの果てでした"

なんて、ちょっとおちょくったラストとかもクールすぎ!マンセー
揺紗さんのボーカルもこのアルバムの中で一番キレキレな気がします。歪んだギターやリフに対比して、ちょっとハスキーで挑発的な歌声がクリアに浮かぶ感じがいいですよね。
早くまたライブでモッシュしたいわ!

 

3.MONSTERS,inc

この曲、聴けば聴く程好きになれそうでまだまだ噛みしめたいです。
リフの歌謡感&昭和感、ポップネスなメロ、哀しきモンスターの食べちゃうぞソング!
全体を包むニヒルさ!生き死にや愛だの夢だのに一喜一憂する人の営みを嘲笑う様で妬む哀しきモンスターって感じで、それが

"君が愛してるなにもかもを 残らず食べたい"

ってシンプルながらパンチのきいたサビに繋がる感じ、かっこいいなあ。

"僕なんて生まれてもいないから"
"夢なんてみたこともないから"

って余りにもかっこいいタンカじゃないですか???
それが途中、「愛憎ロンド」みたいな三拍子になった時のもの悲しさね!揺紗さんのシアトリカルな歌い方もいい!

"全てを飲み込み笑うモンスター"

ってラストもかっこいいです!悪役目線!
破天荒で破れかぶれなモンスターが私たちを食い散らかすと言うなら骨身まで差し出しましょうぞ!って気にさせてくれるますね〜〜かっこいい〜〜
あとAメロで音数が少なくなった時にブリブリ響くベースがかっこよすぎます…。

 

4.haze

RUKAさんがピカレスクロック(勝手に命名)と並んで得意とするアルペジオせつなミディアムナンバー(勝手に命名)だけど、Shinobuさん効果かサウンドの骨太さが今までのRUKA曲っぽくないなと新鮮でした!
90年代終わりのLUNA SEAっぽいというか、例えば「No Pain」みたいな。NIGHTMAREで言えば「White Room」の入りっぽいというか、作った人違うけど。
随所にちょっとだけドラムの音をサンプリングしたっぽいブレイクビーツ?があしらわれていてお洒落です。
あと同じ事何度も言う様ですがゴリゴリのベースがくそかっこいい…音色と底辺をぬるぬる縫う感じにポジパンを感じませんか?
そしてサビの圧倒的美しさよ!RUKAさんにしては広がりすぎない抑えめのメロがせつなさ満開で聞き惚れました。


5.ソナタ

このままBiSHに曲提供できそうなナイスなエモいポップさ。「オーケストラ」とかあっち系の広がりある曲っぽく。あ〜RUKAさんだなあって感じなんだけど、メロディーメーカーとして天賦の才を持ってるんだろうなってうっとりしますね。
竜宮寺育さん(渡辺さんにとっての白鳥瞳とか愛絵理ということだと認識しております)の歌詞もマッチしてそこはかとない青春のかほりに胸が苦しいです。

 

6.DARK NIGHT

SPICEのインタビューでも指摘されていましたが、明確に「Star[K]night」のアンサーソング感が溢れていて、メアギャなら誰でもおわーーっ!ってなりますよね…。
ただしサウンドは別にそんなにNIGHTMAREっぽくないというか、一番メアまんまって指摘はどうかなと思いました。なかなかこんなにパンキッシュなドラムはメアじゃ聴けないし、アレンジも超シンプルだし。
リフがパロディーっぽいのがシニカルで面白い。あとちょっと涼宮ハルヒの「God knows」を彷彿とさせませんか?狙ってとかじゃなく、さすがはアニソン大好きRUKAさんのセンスだなとにんまり…
『いいことをいわれるのも嫌なことをいわれるのも嫌』とのことで、RUKAさんの意向により歌詞は非掲載。しかしそこは耳を澄ましてしまうのがヲタ…聞き取れる範囲で書きおこしてみましたが『こりゃ全方向に誤解と議論が広がりそうだから歌詞載せねえわ』って感じですよね!
RUKAさんが歌詞は載せないと判断したからには、私が勝手に解釈したことを長々語るのも今のタイミングでは違うかなと思い、コメントは控えつつ胸に手をあて号泣したいと思います。
目覚めた後の物語に希望を託した子守歌だなって私は思いました。


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はーRUKAさんって面白い。そして歌詞カードのクレジットを熟読していたら、『LSN=RUKA』と表記されているのがかっこいいなと痺れました。アルバムタイトルが『≠』だからこそね。

最近の近況報告やインタビューを踏まえるとまだまだ面白そうな活動をしてくれるんだろうなと、この人に付いて行ったら何かしら楽しませて貰えそうだと期待させてくれる、そのイケメン変人っぷりにワクワクが止まりません。

今日はインストアイベント行ってきます。うへへ…

 

≠

 

 

ベッド・イン「MOGITATE!元気が出るプッツン5ショー」で性春が蘇ったぞい!

以前から気になっていたベッド・インのワンマン\コッ/inギロッポンな、おギグに行ってしまいました!何故か分からないのですがジュリ扇を持っていたので元気に鞄にinさせまして!
オカズ写真もローアングルからカメコOKでしたので、コミケコスプレブース最前線を駆け抜けた事もある私のiPhone、もといJ-PHONEのキレキレの高画質写真とともにお届けしたいと思います。

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f:id:notenbtller:20170319181225j:plain高精細でベストアングルな写真を見よ。


パートタイムラバーズ(バンド)と共に超かっこよく登場したお二人、ナマで見るゴージャス&セクシーなオーラに圧倒されました!会場内を埋め尽くすネオンカラーのジュリ扇と新生姜ペンライト!何ガリかで見るより更にパワーと密集度があります!

 

f:id:notenbtller:20170319182709j:plain新生姜3本持ちの剛の者ごしのお二人。

それにしても、音源の時点で痺れていましたがベースのアダムタッチ高橋さんのスーパープレイが!!ハイポジ指弾き&スラップし放題で「Summer Dream」とか頭おかしいのかよ!!って感じで滅茶苦茶最高でした!!

ライブパートが一旦終わると、これもどこかの何ガリか何デンボンバーかでよく見ている様な茶番ドラマがスクリーンに流れ、石田純一プロデューサーにお枕営業が性功した二人は、冠番組を持てるという流れに。

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そして始まるトークコーナーには、司会のイジリー岡田さんと、まさかの山本晋也監督がゲストに登場。ギルガメ、トゥナイトを親が寝静まった後ドキドキしながら見ていた小学生だったので、で、でたーーー!という感動!山本監督、もはや立派なお爺ちゃんなので若干の介護感がありつつの、今でも元気に下ネタトーク走らせていてさすがでございました。

 

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続いて始まる「ザ・ベストテン」風コーナー…何ガリかで全く同じものを見た気がするのだけど私の趣味は絶対に偏っていません。
杉本彩の「ゴージャス」や荻野目洋子の「六本木純情派」(訂正)などを歌う中、バンドメンバーも一世風靡セピアをやらされていて笑いが巻き起こります。

茶番劇は尚も続き、中井貴一(モノマネ芸人のきくりんさん)を交えて進みます。

f:id:notenbtller:20170319191530j:plain似てて笑いました。

告知を挟み、後半はライブパート再びで駆け抜けます。

f:id:notenbtller:20170319200026j:plainそびえ立ち光る新生姜ペンラとかっこいいちゃんまいの写真。


「ZIG ZAG ハートブレイク」や「SEXY HERO」などのイカしたロックナンバーも聴けて感涙!!マジでバンドとして素晴らしい!!
そしてとにかくかおりさんの歌唱力はとんでもなかったです、ここ1年で聴いたボーカリストで一番上手い間違いなく!上手すぎる!パワーもすごい!そして顔面バブル偏差値もナマで見るとお写真より凄い!!
ちゃんまいの媚びブリ可愛いキャラに見せかけた狂気と破壊の精神、そしてわがまますぎるボディー&ギタープレイにもホラ貝吹いちゃいそうなくらいほぼイキかけました

 

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アンコールはナマ着替えも!さすがだわ〜!

 

f:id:notenbtller:20170319201556j:plain石田純一Pに横ぱい押しつけるちゃんまいの豊満バディー、最高!

「C調び〜なす」ではゲストの皆さんもジュリ扇振って登場!

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f:id:notenbtller:20170319202319j:plain山本監督に喘ぎ声の「あいうえお」を教わるお二人。このシモ対応力。

 

f:id:notenbtller:20170319202854j:plainカメラ目線くれたちゃんまい!おギグの性功に「ひとりひとり全員に指フェラしてあげたいくらい」って言ってました。

やまだかつてない体験をさせて頂き、本当に楽しいギロッポンの夜でした。
電話なんかやめて六本木でおギグに参加してよかったです。カルアミルク飲みました!!

またワンマン○おギグに参加させて貰いたいです!

 

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RICH

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活休に打ちひしがれる時間は終わった!メアメンバーのソロライブへ繰り出す!

ナイトメア活動休止から3ヶ月ちょっとが経過した2017年春、メンバーのソロプロジェクト、別ユニットでの活動が活発になってまいりました。
3/5はGREATEST HITSな柩さんの別ユニットGREMLINSのライブ、そして3/9はRUKAさんのソロプロジェクトLSNの初(プレ)ワンマンライブに行ってしまいました。
正直参加するまでは取りあえず行ってみよう的な軽いノリだったのですが、それぞれの個性が爆発したすんばらしーライブで最高に楽しかったです。1つずつ思い出を書くんだからね!

■GREMLINSは今を生きるかっこいいゴシック/インダストリアルメタルバンドだった!

『ナイトメアの人と元アヤビエの人が片手間にやってるユニット』というレッテルを貼っている人!つい先日までの私じゃないかいい加減にしろ!ライブに行くにあたりフルアルバムを購入するまで、申し訳ないことにちゃんと聴いたことがなかったのですが、このアルバムが滅茶苦茶クオリティ高くて吃驚&しっかりファンになってしまいました。後述しますがライブも相当よかったです。

そもそも人気V系バンド楽器隊が歌声披露でソロor別ユニットだよ〜んという流れに、BURN OUT…想…Lucifer…うっ頭が!って感じで、味わい深い歌声(言葉を選ぶ)に決まっているという先入観があったのですよね…それはそれで好きなのですが!

ところがどっこい、ひっつー、顔がウルトラ美形ってだけじゃなくて声もビタースウィートで歌唱力まであるという補正キャラっぷり、どうしてくれようか!!
そして何より驚いたのが楽曲1曲ずつのクオリティの高さ…隙が無い。曲に関しては主にもう一人の正式メンバーでドラマーのKNZさんが作っているとインタビューで言っておりましたが、こちらもイケメンで作編曲能力高くてドラムがキレッキレって、二人とも補正キャラやんけそんな漫画だめです!!!って感じ。大谷翔平が主人公の野球漫画と、GREMLINSが主人公のバンド漫画は編集がガバガバ。

ゴシック/インダストリアルメタル方向でちゃんとしてると言うか、ある意味全然ヴィジュアル系じゃないんですよ、音が。V系特有のガラパゴスなショボさがなくて、バックボーンがしっかり感じられるクオリティの高い音で吃驚しました。恐らくKNZさんが洋楽を好む所に起因するのではと予想しますが、90年代〜00年代前半のニューメタル、オルタナ、インダストリアルメタル、あと日本でミクスチャーって言われてた界隈の音がして、直撃世代的にはビンビンきてしまいました。って調べたらKNZさん同い年でしたよ、なるほどね!
ライブの客入れBGMでLimp Bizkitのmy generationやMARILYN MANSONのmOBSCENEなどかかっていて、あっはーなるほどですね〜〜〜ってなりましたけども。GREMLINSの楽曲「INSANE」って、まんまmOBSCENEだなと思っていたので微笑ましくなるなど…。




コンセプチュアルなお化け屋敷的ホラー感もキャラクターに合っていてしっかり醸成されているし、お二人のキャリアは伊達じゃないんだなと、侮っていた事を深く深く反省いたしました…。
Siouxsie & the Bansheesあたりから続くゴシックロックの匂いや、DAVID BOWIEから続くグラムロック的な色っぽさも、分断ガラパゴスV系ではないから脈々と受け継がれている感じがして大変居心地のいいサウンドです!信頼できるお取引相手です!(オークション風)
まあ直接的に一番濃い影響を感じるのは、ひっつーが熱烈フォロワー宣言をしているhideなんだけども。
しっかりした屋台骨がありつつ、KNZさんのアレンジや美月さんのナイスデスボにより流行りのラウドっぽさも感じられるので、懐古サウンドでは全くなくてナウでヤングだなとも思いました。素晴らしいですね!

好きな曲を2,3紹介させて頂くと、近年のFoetusを彷彿とさせる様なオーケストレーション多用/ビッグバンド・ジャズ/ゴスな感じが気持ちいい「the Carnival」、切ないリフと低めの温度がかっこいい「Bereavement」、マリマンフォロワー感炸裂ながらひっつーのボーカリストとしての表現力の幅が見事な「INSANE」、サポートベースのChiyuさん(ex.SuG)のベースが超かっこいいファンクナンバー「Fellow Traveler」などが特にグッときました!
「LOVE YOU?」なんかも、あ〜KNZさんがColdplay好きって言ってたのがなんとなーく分かるなという美しい切なさで実質のアルバムラスト曲として好きです。

音源の話ばかりしていてライブの話に全く辿り着かないことにお怒りでしょうか!前戯の長さは愛の証!
そんな訳でアルバムを滅茶苦茶気に入った状態で新宿ReNYに突撃しました。この日はひっつーのお誕生日当日ですし、パリピ軍団のロックショー見せて貰おうか!とわくわくしておりました。

いざライブが始まってみますと、いやあまずひっつー(柩さんと書きたい所ですが、グレではHITSだそうなので…めんどくせぇな名前沢山!!)の美しさに度肝抜かれましたよね。何たるグラマラス小鬼ちゃん!!KNZさんも超イケメンです!
そしてサポートメンバーのChiyuさん、美月さんを含め演奏も素晴らしい。KNZさんのドラムプレイめちゃくちゃかっこいいですね…テクニカルかつパワフルで、叩く姿もイケてました。あとChiyuさんのスラップ!余りにかっこよくて度肝抜かれました。大変申し訳ないのですがSuGのイメージって、オシャレイケメンバンドってくらいしかなかったので、こんな上手いんだと己の無知を恥じましたよ。それと美月さんのデスボ!あれは痺れますね〜〜!
ひっつーの生歌はやっぱりまだまだ声量が足りなくて音源には負けてましたけど、あの華…フロントマンとしては120点なんじゃないでしょうか!

そしてMCというかくっちゃべりコーナーは、サポートメンバー二人のコテコテ関西弁トークが面白い面白いwお互いを「馬(ヅラ)」「ハゲ」と罵り合うコントの様でした。ひっつーもメアではお喋りな方だけど、この二人に挟まれると東北の大人しいお嬢さんって感じで可憐にすら見えてきましたw

アンコールではhideのD.O.Dカバーの恒例とのことで『酒持ってこい』コールで大量のイェーガーがショット(サイズのプラカップ)で登場。飲んでは投げ、飲んでは投げの酒池肉林っぷり。そう言えばナイトメアのFC旅行のパーティーでもやってたな…ひっつー、グラスに半分以下とは言え20杯くらい飲んでましたよ!パリピこわい!!
お誕生日に合わせたサプライズで、仙台貨物のチバイズムが演奏されたり、まさかまさかまさかの新弥さんがお祝いにかけつけてくれたり、もうとにかく大騒ぎ!!!これが真リア充バンドGREMLINSか!!並大抵のパリピ感じゃない!!
キラキラを大量摂取し、ベリーハピネスな気持ちでライブを終えました。
完全にGREMLINSというバンドに魅了されてしまったので次のツアーも申込ませて頂きました!!

■独特すぎる男RUKAさんの世界で暴れ倒す

GREMLINSの不良リア充感溢れるキラキラライブとは一転、カオスなLSNのライブにも参加させて頂きました。
オシャレさとか洗練されているかとか、そんなもんは知ったこっちゃねえって感じのTHE RUKAワールドも中毒性が凄いです!
RUKAさんって何なんでしょうね?LSNのライブ、しっちゃかめっちゃかすぎて最高なんですよ!
機材トラブル等々あってメンバー的には課題の残るライブだった様ですが、ファンとしては十分楽しめましたし、これを『プレ』ワンマンと位置づけ次回 新宿BLAZEでのワンマンを本番とするジャブ打ってくる感じがRUKAさんらしいなとニヤッとします。

RUKAさんの作るメロディアスながら根暗な楽曲とアレンジャーShinobuさんの地を這う様に刻むヘヴィなギタースタイルもあって、雰囲気的にもサウンド的にもそこそこ暗いはずなのですが、ボーカルの揺紗くんはキラキラだし、ファンは思いっきりバンギャだし、アイドルやアニソンのカバーやるし、茂吉さんはイケイケだし、Sugiyaさんは謎の狐のお面姿で渋いベース弾くし、統一感ゼロなんですよ!おんぼろ激狭の箱にバンギャびっしりでヘドバン地獄、からのモッシュ!かと思えばアイドルBiSHカバー曲では「おーれーのー!ゆーさー!」とコールやmixも飛び交い、ファンのアイドル振り付けも完璧で、アンコールのキラーチューン「怪」3連発ではコロダイ、リフトまで飛び出しぐちゃんぐちゃんの運動会。一言で言うと…楽しいです!!!
『私は何をやっているんだろう?』という気持ちに毎回させてくれるイカれた暴走指揮者RUKAさんに、君を身を委ねてみないか!(スカウト)

それにしてもShinobuさん、お美しいですよね…あの美剣士の様な、魔夜峰央の絵の様な鋭い視線と、美しいデコルテにはわわ…はわわ…ってなります。
美麗なのにお茶目なので、「怪」3回目に揺紗くんがデスボで歌い出した時は「美しくない!」みたいな怒りの表情で耳を塞いでいらっしゃいました。

LSNは新譜の発売を控えているので、これがとにかく楽しみですね。RUKAさん大好きの身としてはミニアルバムまるまるRUKAワールドというのは大変お得感があります。
SoundCloudでラフミックスを先行公開した新曲「CRAZY CRAZY」(もうタイトルのハッタリ感からして最高)はモッシュ曲になりました!個人的には『その場動くことなかれ』なバンギャのノリがどうしても苦手なので、好きに踊っていい曲は大歓迎です!
RUKAさんらしいポップでニヒルで踊れるロックチューン、早く完成版が聴きたい!


LSNのライブ、従来のバンギャスタイル堅守の「私はこの場を動かず最後の一人になるまで髪を振り乱し続ける・・・†」みたいな人から「ウェーーーーイwwww人の上泳いじゃおーwwww」みたいな人まで最終的に入り乱れる様が面白いんだよね…好きに過ごせる空間はいいですね。

そんな訳で、次は咲人さんのソロですか。私は行けないのですが明日ですよね…!個人的な音楽的期待指数はメンバー5人中圧倒的トップなので、早く作品を聴きたいなあとこちらも待ち遠しいです。

ナイトメア休止にあたって、悲観や惜別や絶望などのおもいっきりネガティブなメンバーコメントばかり見て闇が深まってしまったので、たまには「もうバンドなんて知らねぇ、俺が本当にやりたいのはこれだ!」くらいの開き直りっぷりを見せて欲しいものです。
GREMLINSやLSNには素敵な可能性を感じるので、是非ソロ活動でも面白いものを見せて頂ければ幸いです!!

おわる!

 

≠

 
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牙を立て君に幸あれ[初回盤 Atype]

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MAD THEATER(B-TYPE)

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新宿LOFTでハードコアテクノと安室奈美恵とモーニング娘。に踊る夜

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どんなに不景気だって恋はインフレーション!!!!!

格差社会を乗り切るたった一つの方法、それは石井さんという魅力溢れるシンガーソングライターダンサーのライブに行く事です!!!出家は不要ですが幸福は待っています!

2017年2月16日に行われたGOATBEDライブについて書きます。

この日は最近復活したばかりでファンのテンションもアゲアゲだと言うメトロノームとの2マンにつき満員御礼。開演直前までSNSで「まだ入場出来て居ない!」という声も上がっており、15分程?押して宴はスタートいたしました。

幕が上がるといつも通りステージの定位置に付いている兄弟お二人。
本日の石井さんの髪型は、石井さんの様なスーパーおしゃれ男性だから似合うのであって、普通の人がやったら峰倉かずやの描くイケメンみたいになってしまいそうな、襟足ぴょろり結び。

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参考画像

1曲目は「DAMNED THING IN THE RAIN」。石井さん曰くお洒落なタイトルだと言うこの曲は、坂本龍一の「RAIN」の様な雨の矢の如きストリングスとドラマティックな展開が魅力的な大変美しい曲ですよね。個人的には今年初めて聴く石井さんの歌声、やはりとんでもない美声でございます…!これだけ曲が作れて詩が書けてお洒落で知的でユーモアにも溢れ厳しくも優しい俺達の兄貴こと石井さんですが、何か1つだけ最強の魅力を選べと言われれば「めっちゃ声いい」になってしまうのでは…ってレベルで素敵な歌声!
偶然にもeテレうたのおにいさんの座が空くと聞きつけた俺達は……。

そして2曲目、早くも本日1度目のハイライトを迎えます。
矢野顕子中谷美紀など今までも数多くの意外性あるカバーを披露して下さっている石井さんですが、この日はとうとう安室奈美恵の「Baby Don’t Cry」カバーですよ。
申し訳ない事に私は『誰だっけこの歌…!あ、あ、知ってるんだけど…!』という感じでライブ終わりに曲名を聞くまで思い出せなかったのですが、安室ちゃんキターーーとノリッノリの皆様も多かった様です。とても似合ってました!
GOATEEDのカバーはThe Normalから三上博史から安室奈美恵から、後述しますが更にその先まで…必ず我々の度肝を抜いた上で満足させてくれます!
(それにしても、ある時はcali≠gariでヤラセロヤラセロと連発している様な人が安室ちゃん歌っても持ち歌ライクに似合ってしまうのだから、石井さんは宇宙)

「ENDE NEU」や「Whodunit〜」「COSMOCALL FIELD」などドラマダ系のキラキラ曲を楽しんだ後、「The Optimist〜(ファンは多分ドーナツって呼んでる)」で踊らされ、最高じゃああとなっていた所に私が最近一番好きな「SONATINE」で地獄感が溢れ出す!!Aメロ?を兄弟お二人で歌っている所、やべええ地獄きちゃった〜〜って感じがして最高すぎませんか…?
続く「Ying&Yang」はアンビエントな雰囲気の中いつも以上にヴォコーダーのエフェクトがビリビリど派手にかかっていて、引き続き地獄感が楽しめました。

久々に聴いた「HARD LIMINAL」や「2X2 INTRO」「BUNNY BLADE」の攻撃的ハードコア&インダストリアルな感じ、余りのかっこよさにやっぱり秀仁がナンバーワン!が止まりません!マンマンマンセー!マンマンセー!!!

「可愛いベイベー」「Slip on the pumps」のジャングル/ドラムンベースタイムもお洒落でした。可愛いベイベーもよく考えなくても中尾ミエのカバーであり、石井さんの女性ボーカリストカバー集が本気で待望されます。
『赤ちゃんはいいぞ』的ソングからのBLアニメのテーマ曲という非対称性が最高ですよね。可愛いベイベーがめっちゃ軽薄なくらいのジャングルなの、本当にお洒落…。
最後は皆大好き大名曲「ROSE&GUN」で一区切り。
この時点で今日来て本当によかったなあと大満足のセットリスト&パフォーマンスでした。

が、この後我々は異次元に飲み込まれるのでありました。
この日最初で最後のMCタイムとなり石井さんが、

メトロノームのファンはGOATBEDなんて聞いても楽しくないと思うので、今日は日本で一番有名なエレクトロミュージックのトラックを作って来ました。俺とカラオケに来たと思って下さい。誤解されない様に言っておくけどいつもこうじゃないですよ」

と前置きした後流れ出す聞き覚えのあるイントロ…
日本で一番有名なエレクトロソング…、そうそれは、
モーニング娘。の「LOVEマシーン」なんだよね。

いや、まさか、でもこのイントロは、え、いしいさん、マジで、ちょ、という衝撃と戸惑いの中
『あんたにゃ♪もぉったいない\フワフワ/』
と食い気味に\フワフワ/した瞬間の会場の一体感やばかったです。するわ\フワフワ/は!体に染みついてる何故か、何故だ!すごい!
石井さんのファンキーでソウルフルな歌声が吃驚するほど合ってしまっていて何かもうやばい以外の言葉はいらない!GOATファンもメトファンも『???wwww』って頭上に出しながらも体は踊っちゃうらめええって感じでした…

そしてサビのWow×4とYeah×4の振り付けが完璧。
分かりますか?浮かびますよね?あの手の動きですよ。Wowの方は下から斜め上に突き上げ、Yeahの方は頭上で振るやつ。
最終的には石井さん「モーニングむっすっめっも!」って歌い上げましたからね。
名乗りましたからね、モーニング娘。
ググったら中澤裕子さんの3歳年下と言う事で、cali≠gariではなくモー娘でデビューしていた可能性が十分あるという事なんですよね。

何だかここまで来ると、石井さんというお洒落男性の今までの数々の…奇行走馬燈の様に頭を駆け巡りました。CATSとか、ドラマダのキャラウィッグとか、コスプレイヤーとのツーショ会とか…様子がおかしい石井さんは最高なんだよ…。

石井さん、2番は歌詞が分からなくてiPad見ながらそれでも所々「フンフン♪」とか歌ってましたけど、逆に言えば1番の歌詞はそれなりに覚えてたからな!さすがは日本一有名なエレクトロソングだよ!
逆算したらLOVEマシーン発売当時は石井さんコンビニ店長時代のようでした。店内でモー娘を聴きながらレジ打ってたのかな…。

尚、ハロヲタのお友達からヲタ芸情報を得たのですが「どんなに不景気だって〜♪」のBメロは歌ってるメンバーの名前をコールするそうです!「しゅーーうじ!しゅーーうじ!」って!また披露するかもよ宣言も出たので、我々も振り付け含め練習が必要だと思います!!カラオケに集えシュージスト!

この日の衣装は石井さんがサンローランに続いて全身を染めてきているVETEMENTSとChampionのコラボ服、つまりパリコレとハロプロの融合ってことですよね…。

終演後、顔を合わせた石井さんファンのお知り合いの手がみんなL字になっていたのが最高でした。GOATBEDのライブに来て、モーニング娘。で一つになる。得がたき体験を有り難うございました。昇天!!!

石井さんの心のファンクラブイベントに行った話

あけましておめでとうございます。

間が空いてしまいましたが、昨年12/27に行われた石井さんの通称 心のファンクラブイベントについて纏めておきたいと思います。石井さんのファンで良かったなあとしみじみする余りに素敵なイベントだったので、主に自分に記憶を刻みつける用です。

内輪イベントでしたし、書かない方がいいかなと思う部分もあるので、主だったところだけぽつぽつとレポします。

■年の瀬、平日、真っ昼間に突然のFCイベント(FCはない)

12/27と言えば多くの社畜にとって仕事納め直前の追い込み期間。そんな中14:00、16:00、19:00の3回まわしで、トークや握手、撮影会などのファンイベントをやると告知された石井さんファンは、私はこれで会社を辞めましたとばかりにそっと小指を立ててチケ発に臨みました。(若い人は禁煙パイポ咥えつつググって下さいね)
何しろ会場がキャパ6〜70名だったので激戦でしたよね…。

■下北のカフェで石井さんと密な時間を過ごす

私は2部、3部に参加させて貰いました。
会場は下北沢のモナレコード ライブスペース。整理番号順に入場すると、ワンドリンクをオーダーしてから好きな席に座ります。
石井さん、普通に客席にいます。
ファンと同じテーブルに着席して談笑したりしています。雄次さんもいます。うーんこのフランクさ。

1部参加者によると、イベントの流れはトーク&アコースティックライブ(お土産付き)、そして最後にチェキ会だそうで、物販で何でも良いのでグッズを購入するとチェキ券が貰えるときいていました。石井さんとチェキ会、いいですねこのミスマッチな響き!!

推しメンとチェキを撮ると寿命が縮むと信じている迷信深い私ですが、折角の機会なので一念発起しトートバック(2,500円)を購入いたしました。正直、一番安いという理由で買わせて頂いたのですが、何に使うんじゃーーいと思いつつ有り難みを噛みしめていたところ翌々日のコミケで大活躍しましたので買ってよかったです。
チェキ撮影の詳細については後ほど書きますが、石井さんとお写真を撮れることに味をしめてしまった私は3部でもトートバックを購入。安心して下さいこちらもコミケで大活躍しました!!

トークのまとめ

時間が来るとぬるっと客席から壇上に上がりトークが始まります。
石井さんのお話ががっつり聞ける機会は本当に貴重なのでドキドキしていたのですが、素敵すぎるスタッフ紹介から、対人観、ファッションについて、兄弟の思い出話、ミュージシャンとしての哲学やポリシーを感じる話などなど、大変大変大変興味深かったです!雰囲気はゆるゆるなんですが、内容は濃密でした。
石井さんは語り口こそユーモラスなのですが、実際は超がつくほど真面目で、たまに熱く語るオタク気質なところも見え隠れして、最高以外の言葉がないです。

司会は元CDデータ編集者で現在はカリガリのFC会報ライティングなどでお馴染みの大窪さんでした。いつも興味深い話を引き出して下さるので感謝感激です。
石井さん曰く「とにかくいい人なんですよ」とのこと。

トークのお相手は、先日BEATGODでついにバンドメンバーとして壇上デビューまで果たした平田さんとカンジさん。そして制作の松原さん(通称バラちゃん)でした。皆さん石井さん曰く「とにかくいい人なんですよ」(再)とのことで、人柄も能力も今のGOATBEDにとって無くてはならない人達感溢れていました。もはやスタッフや共同制作者と言うよりメンバーですよね。

そして忘れちゃいけないのが石井さんの実弟にしてGOATBED正式メンバーの雄次さんです。存在感をステルスしがちでしたが喋り方もファンへの優しさもお兄様とそっくり!そして静かなるトークもキレキレです。

以下、トークの内容、順不同です。

◆石井兄弟のハイライト

  • 石井さんは絶対ゆうじさんを常に「おまえ」呼ばわり 。
  • 思春期を一緒に過ごしていないから兄弟という感じはしない。
  • 幼少時代の関係性について「年が4つも離れてるから…いじめですよね」
    ドラクエのレベル上げだけをやらせていた
    →雄次さんが話したエピソード:少年野球をやっていた石井さん。遊びでの野球で未経験の雄次さんに無理やりキャッチャーやらせた。バッターとの距離感が分からず、カラーバットとは言え脳天フルスイングされてトラウマに。(フルスイングしたのはお兄さんじゃないそうですが)
  • 石井さんが久々に実家に帰ったら、高校生の雄次さんがバンドをやっていてど派手な青とかのモヒカンになっていて度肝を抜かれた事がある。
  • 現在のGOATBEDとしての二人の関係性は、石井さんが雄次さんの家(ご近所)に行って一方的に注文をつけて帰ったりしているらしいですw グッズデザインに留まらず、やったことのなかったVJ用映像編集や、作曲まで無茶振りしているらしい。
    一見暴君的な振る舞いに司会の大窪さんが「お兄さんをどう思いますか?」と訊いたのですが、雄次さんは「別になんとも〜」みたいにあっけらかんとしてました。
    カンジさん曰く、二人はモンハンの話だけ盛り上がるそうですよ!
  • 雄次さんに「こういう曲作って」とベースを作らせ、それを元に石井さんが作曲した曲が多数ある。雄次さんの作るデモは3分くらいあるのにベースが入っていなくてコードが取れなかったりする。
  • 雄次さんが元ネタ作った曲は具体的に何だという話になった時の二人の掛け合いが、兄弟感を醸し出していました→「いややめましょうよ。『だと思った』みたいに言い出すでしょ」「ああ『雄次っぽいと思ってた』みたいな?」って二人でニヤニヤしている姿が…。あ、ENDE=NEUがそうみたいですよ!

◆石井さんの哲学を感じた話など

  • 俺はとっくに自分の限界を感じてる、いや限界を知ってるから、何をやるべきか俯瞰的に考えてるみたいな話が凄く面白かったです。よっぽど天才みたいな人以外はこうしなきゃ面白くない、みたいな話とか。
  • 誰とやっても『スタンスが合わないな』(詳細は割愛)と思う事があるらしく、その点でカリガリのメンバーをさり気なく褒める…というか『波長が合う』と言っていました。
  • やれること、やらないことみたいな話で、最近だとVJSの最後の無敵バンドなどで皆で肩を組んで歌うみたいなのが一番やらないこと。平田さんが昔とんねるずの『スポーツが出来るミュージシャン』みたいな枠で活躍したことがあったけど、ほとんどとんねるずと絡まなかったのを勿体なかったなと振り返った話から「分かりますよ、俺だってYOSHIKIと絡んでおけば美味しいことくらい。でも無理なんですよ」みたいなこと話してましたね…。
    WOWOWで放送された無敵バンドの石井さんを探せ、楽しすぎますよね!!(めっちゃ目立ってるダンシング青さんも)

◆ファッションについて

雄次さんの衣装は石井さんが選んでクロネコヤマトで送りつけているらしいです。研次郎さんにも同様で、最近は常に新しい衣装があるものと思って「新しいのないの?」みたいに訊いてくる様になったそうですw
ファッションは好きだけど「こんな服着てる俺ってお洒落!」みたいにアピールしていると誤解されたくない。子供がおもちゃを欲しがるのと同じ様に、実物が欲しくなって集めているだけ。
こんな服着てる俺ってお洒落!と思って選んでいるのは青さんw いつも必ず頭にタオル巻いているくせに、そのままの格好で伊勢丹とかに行く。一緒に行った事もあるが、鏡の前でこう…(ジャケットを羽織り襟をなおしながらポーズするモノマネ)しはじめると恥ずかしいから遠くへ離れる。
わざわざ立ち上がってまで見せてくれた青さんのモノマネが面白すぎて場内爆笑でした。

■質問コーナーで真面目に回答してくれる姿に感動した話

3部の最後にファンからの質問コーナーがあったのですが、ファンに大変教育が行き届いて居るためなかなか誰も手を挙げず、何とか質問が出始めるも痛い質問者などおらず、皆真面目な質問ばかりでした!今では聖人の様に優しく懐の深い兄貴な石井さんですが、10年以上前は散々ファンを締め上げてきたようですからね…ファンが踊らない、喋らない、大人しいのにはそういう教育の結果があるのではないでしょうか、うふふ!
質問の回答は上にまとめた中にも混ざっているのですが、その他について以下に書いておきます。

Q.最近見た映画、見たい映画
A.忙しくて見てない。シンゴジラも見たかったけど見てない。

Q.エクスアンスは楽しいですか?これからも活動する予定ですか?
A.デランジェTetsuさんにも同じ質問をされた。「凄く楽しいか凄く楽しくないかの2択で答えろ」と。勘違いして欲しくないのは、カリガリやってゴートやって3つ目のプロジェクトを始めたとか、そう言うものではない。何をやっても俺は俺、という様なニュアンスの話をしていました。

Q.自分で気に入っている曲、時間がかかった曲は
A.色々迷っていらっしゃいましたが、曲名が挙がったのは、LIGHTNING THUNDERBOLT、DAMNED THING IN THE RAIN、Ying&Yangなど。
淡々とした曲が多いかも、とのこと。ライトニングは今一歩、あと少し気になるところがあるらしい。カンジさんにサクラダファミリアって言われていました。

Q.今後一緒にやってみたいアーティストはいるか
A.誘われればまず断ることはない。よっぽどヤバイ奴じゃなければ…ヤバイ奴でもやるかwとのこと。自分から誘う事は無い、それは基本的にそう言う人間だから。

■アコースティックライブが素敵すぎて多幸感やばい

私が参加した2部はセッズセッズセッズ、3部は Only finally there is the free endのアコースティックバージョンでした!も〜〜〜素晴らしすぎてこれを聴けただけでもチケット代の元は取れたぞというレアかつハイクオリティなものでした。
セッズ〜はカンジさんのリクエストで、アコースティック用にがっつりアレンジするのかと思いきや原曲の雰囲気そのままにやったのが面白く仕上がった、みたいな話でした。
まずね…さっきまでお客さんとトークしたりゆったりと過ごしていたお兄さんが、めっっちゃくちゃ歌が上手い才能溢れるミュージシャンでボーカリストだってことを一気に思い出さされ、そのギャップにあうあーとなるしかなかったです…。
バンド構成は、vo.石井さん、Gt.カンジさん、Ba.平田さん、Dr.北野愛子さん(この1曲の為に一日中待機してくれていたそうで感謝感激)でした。

■チェキ会での兄貴っぷりに惚れ惚れした話

さてトークとライブ終了後はチェキ撮影タイムです!
驚いたのは、チェキを撮らない人もお見送りと称して石井さんと握手してお話しできると言う流れです。交流したけりゃ追加で金払えと言う作戦ではない所にスーパー頭が下がりました。かっこよすぎ!
とは言えグッズの在庫一掃にも繋がったと思いますし、良い感じに石井さんやスタッフの懐にペイ出来て居れば、ファンとしてもWin-Winさを胸に快眠できます。

チェキは石井さんとのツーショから、雄次さんを交えて3ショット、カンジさんや平田さんまで巻き込んでの5ショットなど比較的自由にお願い出来ました。
ご挨拶して握手する時も一言二言ファンをいじって下さったり、もう本当に嬉しくなる一時、ありがたみしかありません…祈-INORI-。
雄次さんもお優しくて、基本は脱力感に満ちあふれていらっしゃるのに、いざ握手する時はにこーーーってして下さり、天湖森夜くんに微笑まれた夢実(ルナティック雑伎団)状態になりました。

そしてチェキを撮る時の距離感がやばかったです。
石井さんはドンと構えているので特に意識していないんだろうけど、私の童貞人生ではありえないほど密着して下さるので、シュワキマセリ、シュワキマセリと唱えるのがやっとでした。
余りの兄貴感に、この、世に、生まれて、きてくれた、こと♪───O(≧∇≦)O────♪(「イチローさんの良いところは?」と言う質問への川崎宗則選手の回答)って気持ちしかありませんでした。

撮影後の友達とのご飯会で「私のチェキの石井さんが一番かっこいい」選手権になって本当に厨って幸せな生き物だなってしみじみしました。
今までツーショを撮ると自分の写りのブスorドブス具合が気になっていたけれど、今日ほど自分はどうでもいいから石井さん、やだーー!寄ってくれてるーー!キリっとしてるーー!みたいなテンションは初めてでした。

■お土産の懲り方がやばすぎる

この日は来場者全員にプレゼントがありました。内容は伏せますが、とにかく石井さんの手厚すぎるサービス精神が込められており、曰く「手作りクッキーを振る舞う様なもの」だそうですw ほんと、仰る通り、ハンドメイドすぎて震えてしまいました。
しかも全員にサインして下さって、アガペーが止まりません。

■まとめ

トーク中に「ファン感謝みたいなこと言うなら無料にしろよって言わないで下さいね」と冗談めかして言ってらっしゃいましたが、いやあ3000円であのホスピタリティ、そんなこと言う人がどこにいるんでしょう…。
こんなこと言うと石井さんに笑われてしまうかもしれませんが、えっ本当に私達ファンのこと…大切にして下さってる…///?トゥンク…みたいな感じで、ミュージシャン石井秀仁を知りたい聴きたいというリスナーとしての気持ちと、推しメンと触れ合いたいというミーハー心の両方を満たして貰える素晴らしい企画でした。ファンでいることが報われまくりです。

石井さんの音楽と歌がズバ抜けて好きなのですが、考え方やスタンス、振る舞いも好きなんですよね。ファッションや言動を含めた意識的に作られたキャラクターと言うか。無意識的であろう優しさも…(トゥンク再び)
私のような下賤の民が申すのも申し訳ないのですが、わかるーーー!!とか、似合うーーー!!しかなくて、私の好きなもの、それは石井さんですとしか申し上げられません。旧ファンモバだったら「お前に何がわかる」的に一刀両断されそうですが、一方的な気持ちとしましては!!

とにかく、無理して行ってよかったです。
2017年も石井さんのあらゆる活動を楽しみにしております。

近況報告

すっかりSIWA SUEですね(無理矢理LUNA SEAっぽく)
最近も懲りずにわんさかライブなどに足を運んでいるのですが、11/23以来メアロスが酷くて低空飛行でございました。
好きなバンドが事実上2つも同時に活休ってなかなかのハートブレイク感です。
何ごとも時間が解決してくれるのを待つばかりです。

岡村ちゃんのツアー「運命」に参加してシルエット・ロマンスしたり、GOATBED&BEATGODのライブで抜きん出た石井さんの歌唱力に恋を止めないでしたり、東宝エリザベートのDVDが届いたので城田トートと闇を広げてみたり、クリスマス3連休は遂に念願のELLEGUNSデビュー予定です!あとイケメン俳優のイベント行ったりね、元気に過ごしたいものです。

あ、またもや書いてなかったですがBUCK-TICKのアトムツアーも参加してますよ!もちろん12/29のDIQも皆勤し続けます。
B-Tに関しては未だに崇拝が止まらないので上手くブログに書けないのです。

年明けにはDAVID BOWIE isもチケット予約済です!

大好きなオフブロードウェイミュージカル「ALTAR BOYZ」も再演予定でチケ確保済ですよ!

今年はいいことも沢山ありましたが辛い事がそれ以上に多く、世界もみるみるおかしくなっていく様に感じて、激動の一年でした。

BOWIEが浮き世から姿を消して、もうすぐ1年なんですねえ。
はやいような、おそいような。
モリケンももう半年ですね…。

生きてるうちは辛かろうが寂しかろうが何だろうが、死ぬまで生きねばならないのに、なんとなく暗い気持ちで過ごすというのは無駄だなあと思います。
でもなかなか、気分ってコントロールできないですもんね。

3連休楽しく過ごせたら明るいブログかこ。