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おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

あなたに出会えた夜 僕は生まれた 〜あっちゃん厨が半生を語る〜

BUCK-TICKとは今井寿である。
みたいな言い切り型批評をよくに見かけるのですが、拙者も賛同いたす!という反面、私にとってはBUCK-TICKとは櫻井敦司である!カレーは飲み物ではなくおつまみである!という主張もしていきたいのです。

勿論、B-Tは5人揃ってこそのB-Tというニチアサのお手本の様なバンドなのですが、以下で宗教めいたあっちゃんageを繰り返す予定なので、中和狙いでふざけてしまいました。ドゥン!

そんでもって最初はあっちゃんの魅力を語るつもりが、最終的にただの俺半生になってしまいましたので、先にお詫び申し上げます。
本当はこの時期のあっちゃんの歌はこうだったとか、こんな所があっちゃんの歌の魅力だとか評論めいたことを書いてやろうと思ったのですが、書けば書く程この時期のあっちゃんのここが好き♥みたいな感じになっていくので、私はもう諦めた。

最後にオマケで可愛い猫の写真をつけときましたので、ご多忙の方は一気にそちらまで飛ばして頂けますと無駄な時間を浪費する事がないかと存じます!

 

 


◆美しき神はテレ朝に現れた!

1995年当時、多くのティーンネイジャーが経験する様に私(中1)もまたあの感じ、行き場のない疎外感だの盲目であるが故のTHE統一感だのに苛まれておりました。
今にして思えば学校生活なんて長い人生から見れば本当に一部にしか過ぎないのですが、当事者にとってはそれが全てですからね。
周囲と自分との違い、人間関係の難しさ、世界と自分が遮断されている様な閉塞感に息が詰まりそうでした。

そして、テレビを付ければ果てしない闇の向こうに夢を描こうだの何だのと実現不可能な事をワンワンわめき立てられ、前向きorDIEという脅迫めいたそれらはより一層私を追い詰めていきました。
この歌に共感できない自分は…!クズだ…!孤独だ!もう死のう!8cmシングルの折ったプラスチックケースのバリで手首を切ろう!!

そんな気分に沈みながらいつもの様にカーチャンが用意してくれた夕飯を貪り食い、ふとブラウン管テレビでMステを見ていたのです。

 


_人人人人人人人人人人_
> 突然のBUCK-TICK <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

 


衝撃でした。

この世のものとは思えない美しい男性が、オールバックに、く、黒いタイツ姿で、人でも殺しそうな眼力ビームを放ち、めちゃくちゃな歌詞の歌を歌っていたのです。

逃げ出す事もできない、立ち止まる事も知らない、聞いてくれこの声!→お前を愛しているのに。


全く理由になっていません!!

すごい!!すごすぎる!!

私は思いました。

いいんだ!?

そして痺れました。

こんな悪そうな人達見たことない!!

 

 

◆歌詞カード is 聖書

そんな衝撃から2ヶ月弱後、発売された「Six/Nine」を手に取ったあの日から、私の人生は変わることとなります。
この日を境に私の中ではB.C.→A.C.と呼んで良いくらい、全てが変わったのです。
クライストならぬサクライストですよ!(迫真のドヤ顔で小銭を要求)

手にした歌詞カードにはこう書いてありました。


生きる自由 死ぬ自由 ウォォォォーッ ウォォォォーッ ウワァァァーッ ガァァァァーッ

もう どうでもいいランランラン 何でもいいランランランラ

笑いました。
そして泣きました。

天啓を受けたがごとき私は、翌日からガデムモーターやや回転気味の生活をはじめました。
見えないものを見ようとする誤解は全て誤解なのです!
するとあら不思議!あんなに苦しかった感覚は消え失せ、だってどうでもいいのですから、自由でした。
一人でもいい。孤独でもいい。宇宙に出かけよう!私にはB-Tがいる!
肌ツヤもよくなり、宝くじも当たり、良いご縁にも恵まれ、今では3人の孫に囲まれ幸せに暮らしております。

Six/Nineの曲は決して人を励ます目的で書かれた訳ではないはずですが、夜の片隅でおまえは独りぼっちわたしも独りぼっちふたりは独りぼっち、未だ見ぬ歌詞ですがそう言って貰えたかの様で、私は救われたのでした。

救われた?いやさ、開けた!
世界が開けたのです。
開けたずら!
自分がどんな人間か、どんなものが好きか、どうしたいのか、分かったんです。
どうするべきかも。

要は心の持ちようだNE☆って話なんですけど、簡単な様で難しいですよ特に多感な時期には。
思春期だからこそ、大げさじゃなくそんな感じでした。

追い詰められている若者には是非「細い線」を処方すべきです!はよしろ!

 

 


◆1度も心が離れる事なく10数年が経過

何かバンギャ界隈ではよく「ファンをあがる」とか何とか言う表現を聞きますが、私には、わけがわからないよ…と言った感じです。

かっこよければ聴く!かっこ悪くなれば聴かない!

B-Tはずーっとかっこよかった!

それだけでした。今井さんが解散を考えた事がない様に、私もB-Tを聴かなくなるなんて考えた事もありませんでした。かっこよかったので。
あっちゃんの歌に導かれるままに、B-Tという異端バンドの突き進む世界に心震わせ続け十数年が経過しました。

あっちゃんの歌詞を見ていると、関係ないですが私の大好きな漫画PALMで出会った「Nothing Hurt」という言葉を思い出します。
悲しいことはなにもないんです。

友達の死に打ちひしがれていた時に聴いたキミガシン..ダラ
9.11があり戦争がはじまる最中に聴いた極東I LOVE YOU!(あいらぶゆー!)
クラスで一つになった運動会!(うんどうかい!)

モヤモヤの淵に立つと必ず現れる謎の仮面ヒーロー、それがあっちゃんでした。

敵を憎むな、世界を愛で満たせとは歌わないという。
ただ愛を込め歌うだけ、汝の敵を愛する事が俺に出来るか?と問いかけている、自分自身に。
希望は歌わず夢を歌う。
天国はあるよとかトイレには女神がいるから掃除しろよとか言わずに宇宙で会おうと歌う。
優しい、悲しい、暖かいじゃないですか!

土屋昌巳さんがインタビューで「自分の歌に責任を取ること」についてあっちゃんを褒めていらっしゃいましたが、あっちゃんは自分の信じられるものしか歌わない人なんだなあと思います…。

あっちゃんから学んだ沢山のこと。
人に優しく、紳士であれ。
猫に優しく、変態紳士であれ。
ヴァンパイアには厳しく、ハンターであれ。

何か照れ隠しで常に三段オチみたいになってますけど…。

しかもなんか、歌がどんどん上手くなっているという…。
もともとズバ抜けていた表現力の進化が今もなお止まらないという…。

B-Tは完成と言っていいクオリティーに10年いや15年以上前に到達しており、普通なら円熟したベテラン…というテイのつまらない停滞定番バンドになってもいいところ所を、誰も予想しないスピードと方向性で、グングン突き進んでいる気がします。

まだ発展途上というか、デビュー25周年を経て今まさに未知数な感じがヤバいです。

度肝って、具体的に内蔵のどの辺りにを言うんでしょうね!
抜かれすぎてもう売る臓器がないです。リアルに資産ゼロだぁ〜タハ!

 

 

 

◆最終的にあっちゃんと今井さんはシンクロすると俺の中で話題に

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※画像は本文とは関係ございません



昔はあっちゃんの愛と死の歌と今井さんのエキセントリックで現実離れした世界観の対比が面白いバンドだな〜と思っていたのですが、長年連れ添った夫婦が似てくるかのごとく最近では今井さんの歌詞があっちゃんにシンクロしてきていると思いませんか?
一見してどっちが書いた歌詞かわからん!というものもあります…個人的に。
愛と死、これが近年B-Tの普遍的なテーマなのでしょうねえ。
素晴らしいじゃないですか。

散々脱線しておいて何ですが、最後には改めて、敢えて、この様な言い方をしてみます。
B-Tは櫻井敦司だと。

だってまず、フロントマンがあの美貌でなければ成立しなかった事も多いでしょう。
クレオパトラの鼻が何cm低かろうと知った事じゃあありませんが、あっちゃんの鼻となると話は別です。歴史が変わってしまいます!!

しかもあっちゃんの場合、顔の造形が整っているとかを超越した、見た者をヘブン状態にする魔法のスマイルもありますからね。
笑顔ににじみ出てしまってますから…内面の素敵さが!



花が咲き乱れる様に 花が死んでいくように
俺が咲き乱れる様に 君は生きていけばいい

人間にはさようなら いつか来るじゃない
この宇宙でもう1度会える日まで



そうですか!!わかりました!!(号泣)
鼻をかむのが止まりません!!武士は食わねど鼻セレブ!!

いい大人なので、B-Tがなくては生きていけないとか言っちゃうのは憚られます。
実際問題、どんなにか現実が辛くても生きて行かねばならぬのですし。
でもB-Tと共にこれまで歩んできたし、私の心の傍らにはいつもあっちゃんの歌があったのです。
これからもきっとそうでしょう。

あっちゃんがいなくては生きていけない!!



ほら、約束のアレだよ!!

 

 

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