おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

2013.11.03 寫眞館ゼラチン個展 石井秀仁 Musical improvisation

一体全体どんなイベントなのか誰にも想像がつかないまま当日を迎えましたが、機材をいじり音楽を流す石井さんを皆で見守りながらお酒を飲む、摩訶不思議なイベントでございました。

本来なら10名も入ればいっぱいという狭いギャラリーに無理くり25名ほど詰め込んだのでギュウギュウ!当然石井さんも非常に近くにいらっしゃるのですが、おさわりお声がけ禁止との通達がありましたので、ファンはじーっと見守るのみ。

が、石井さんの方から話かけてきてくれるので、更におかしな空気になっておりました。

石井さんの真剣に機材をいじるすっぴんお顔も、ファンをいじるオラオラなところも、ブランデーグラスでお茶を飲まれる姿も素敵でした。

仕事2012の夏頃みたいなツーブロック黒髪ショートをぴっちり七三で固めていてオシャレでしたYO。

しかし店内で流していた音楽=頂いたCDは本当に素晴らしく!出来るならもっとゆっくり静かに浸ってみたかったです…。ダークアンビエントというのでしょうか、石井さん曰く「聴いて自殺しないで下さい」「(聴いてると)死にますよ!」だそうです。
暗い日曜日かな!?

音楽に詳しくないので何と形容していいか分からんですが、とにかく殺伐と機械的で官能的なサウンドでした…そしてそんなミニマルな音なのに、ものすごくやっぱり美しいのです。感性と理論みたいなのが両方研ぎ澄まされてるのだろうな石井さんという天才は…

宇宙的って言うと脳裏にSUGIZO先生の絶対領域がチラついてくるんですが、宇宙的だと思いました!!もっとジェフミルズみたいな方の宇宙で!

身を投げ出してふわふわと漂うような多幸感に何もかもどうでも良くなってくる感じ、ある意味自殺ソングと言えなくもないかもしれません。

OH!カーズ状態!