わーい!元気です!
最近はライブの予定がなさすぎて、観劇や現実逃避などに勤しんでおります。
新年一発目の観劇は『新・幕末純情伝』となりました。
杉田さん、岡村さん演出のものは過去に何回も観たことがあったのですが、今回は全く知らない座組での新公演となり、どうしようかな〜何て考えている私の背中をマッチョな腕で押して下さったのが歌広場姐さんです!!
『新・幕末純情伝』を観劇して参りました(通算二回目) 。一回目は上手最前、今回はセンター最後尾。どちらも楽しめた。っていうか泣き過ぎて目が腫れている。夜は撮影なのに大丈夫か俺。しかしあと一回は観ねばなるまい。 pic.twitter.com/4QNJvoUWUT
— 歌広場 淳 (@junjunmjgirly) 2015, 1月 9
歌広場姐さんの豪腕に背骨を折られながら観に行って本当によかった!やはり『新・幕末純情伝』はいい、とてもいいです。
演出や選曲や演者の実力に若干物申したい所もあったものの、元々つかさん演劇は物申したい所だらけなので、それは今更でございます。
つかこうへい作の演劇は、同人誌も真っ青な超パラレル魔改造設定(本作では沖田総司は女で、土方歳三と坂本龍馬と三角関係です)、鳴り響く軽薄なJ-POP、乱れ飛ぶオヤジ発セクハラ下ネタ、男とは〜女とは〜国とは〜と繰り返される胸焼けするオッサンの主張と、そのハイカロリーすぎるスタイルは賛否両論だと思われます。現に私も、はあ?wと毎回呆れる部分もありつつ、それを上回るやみつき感があるんですよ。
ぶっ飛んだストーリーの中に描かれる「人間の生き様」みたいなものに最後は号泣してしまいます。善悪で括らないキャラクターの描き方が秀逸です。荒唐無稽な様で実はとても計算されたメッセージの折り込み方、ロジックにも感嘆。
淳君もそんなところに胸打たれたのでしょう…どうかな。
そして幕末シリーズは演じる人によって解釈が全然変わって来る面があると思うのですが、今回はとても…百合でした…。龍馬が可哀想でかなり悲劇のヒロインでした!
この想い、つか演劇後継者の重鎮・岡村さんに届け!とばかりに書き記すのですが、
私は歌広場姐さんに岩倉具視役でいつか出演を果たして欲しいですよ!!!
ちなみにこの作品における岩倉具視はオカマの公家です。赤フン一丁の姿で、勝海舟にケツ見せろと迫るファンシーなキャラクターで私は本当に大好きなのです(にこにこ)
今年も観劇ファンとして良い舞台に沢山出会えますように!!