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おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

東京13号地で2016年ライブはじめ 三者三様の変態を堪能する

あけましておめでとうございます!(4日振り2度目)
新年一発目のライブはじめを済ませてしまいました。仕事はじめの日にお台場とは随分私も舐められたものですねと中尾隆聖VOICEで呟きつつ、早朝出社をキメる事で無事ドロンすることに成功し、何とかチケットを無駄にせずにすみました。

この日のイベントはcali≠gari主催の3マン。結果から言うと最高のライブはじめでした。エキサイティングなイベントでしたよ!新年に見る変態は縁起がいいものですね!!
出順別に感想をしたためたいと思います!

 

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今週のご本尊

 
sukekiyo

昨年末に書いて今の所炎上はしていないもののヒヤヒヤしている記事の通り、実は長年京様に苦手意識を抱いていたのですが、あれから幾年、今ならきっと真の凄さが分かるだろうと、心をフラットにしつつ評判の良さに期待を膨らませて挑みました。
素晴らしかったです!凄かった。噂通り、いい物を見たなあと大満足でした。すみません負けましたという感じ。
歌声は謎の技術と言う他なく、声が出るとか出ないとか歌が上手いとか下手とかそういった次元の外にいる唯一無二感に圧倒されました。いや歌上手いんだけど。
不気味なソプラノボイスはちょっとクラウス・ノミっぽくもありました。

楽曲については1stアルバムを少し聴いただけでほとんど頭に入っていなかったのですが、こちらも謎の技術って感じに素晴らしいPA技術で一つ一つの音が超クリアに聞こえてしまい、歌声のディティールも詳細に聞き取れちゃって、初心者感激でした。指一本動かさず悲鳴一つ上げずに観るというお作法を事前に聞いていた通りの静寂空間でしたが、少しも飽きず集中して観る事が出来ました。

上から下へ、裏から表へって感じの陰鬱ながら広がりのあるメロディーライン、思っていたよりゴリッとヘヴィーなサウンド(一瞬Borisを思い出したり)、修道女に扮した京さんがSM嬢をムチで叩く等のベタな倒錯的パフォーマンス、うーん完成されている。

世界観の中2病感に個人的には一瞬怯んでしまうのですが、やりたい事を突き詰めて全力でやっているパフォーマーはかっこいいですね…『格が違う』と色んな所で言われているのも頷けました。(私はベテランバンドの『格』とか『伝説』みたいなゾーニングは嫌いなんですけど!それでも頷けた)

SM嬢を百合の花束でしばいてみたり(つかこうへいの熱海殺人事件を思い出しました)、自分から静かに観ろと言っていたはずが突如手拍子を求めてみたり、去り際に「おやすみ…」とキレキレの台詞を残していってみたり、チャーミングなお姿も見られて親近感もわいてしまいましたYO…。

是非またゆっくりとLIVEが観てみたいです!私の中での「イタイ人」というイメージが「痛い事を高いクオリティで全力で完成させている凄い人」という感想に上書きされて本当に良かったです。


D'ERLANGER

sukekiyoからうって変わって陰から陽へ垂直跳びって感じにデランジェTwitterにも書いたのですが…こう言ったら失礼かもしれませんが、sukekiyoの「醜さを美しさに昇華する異形のパフォーマンス」みたいな感じから、「ハァイ!イケメンです!お前ら抱いてやる👍✨✨」みたいに底抜けにストレートでアッパーでセクシーなKYOちゃんへの移行、この世の闇と光みたいで色んな意味で感銘を受けました。

いやしかし煽る煽る!サディスティカルでパンクで超かっこいいですよ!もうほんと、狂おしいとしか言い様がないんです!煽られ慣れていないガリストも濡れる街角!
そして我らが兄貴TETSUさんのタム回しのキレったらなかったです。生で観る度感動しちゃう!ストレートにかっこよくて、とても刺激的なライブでした。


cali≠gari

2バンドが終わり、どちらも真逆の方向に刺激的で完成されたパフォーマンスだったので、一瞬「カリガリ大丈夫か?(((^q^;)))」みたいな気持ちになったのですが…何せ総合演奏力や安定感は圧倒的に低いですからね、出演バンドの中でw

しかしそこはカリガリ見事なめちゃくちゃさで存在感を示してくれました!
この日は後方センターの観やすく音の良い位置に居たのですが、ワンマンの前方エリアにいる時とは違う一歩引いた視点で観ることが出来、改めて魅力を把握出来た気がして楽しかったです。
一言で言うと想像の斜め上を行くしっちゃかめっちゃかさ。
1曲目が斜陽だったので、おおこれは予告通りAV(アダルトヴィジュアル)系路線でしっとり聴かせるライブにするのかな〜と思っていた所、何とその後はアゲアゲ系楽曲のオンパレードで少しもアダルトじゃなかったです、予想外ィ!
対バンなのに本日も配布限定曲(非売品)多めにやっております!イェーイ(白目)
ディスコやったりパンクやったり突然AOR歌い上げたり、統一感とか全くないよう/(^o^)\

でもやっている事がバラバラな様で不思議と「これでカリガリです」とパッケージしてしまう謎のエネルギーと高い音楽的偏差値が凄い。研次郎さんの自由で豪腕なスーパーベース、石井さんという歌って暴れるファッショニスタ、上手い下手の外にいる異才カリスマ青さんという存在、マンガの敵キャラチームの様な個性の塊がバンドとしてステージに立っている奇跡!
あと石井さんの動きも大分おかしいね!?攻撃的ファッションに身を包んでおきながら格好よく見せるつもりが1mmもない好き勝手な運動、相当キレてました。(一部のシュージストはこの謎の運動の虜な模様)

3年半前にB-Tフェスで初めて見た時の、なんじゃこりゃwwwなんなんだよこいつらwwwみたいな気持ちを思い出しました!最高です!!

そう言えば、サポートドラムの中西さんがめちゃくちゃTETSUさんを意識してる感じで、わざとやってるよね絶対というくらいタム回しをしていました!
ハイカラのタム回しえぐかったなあ!勿論、最後のスティック投げもオマージュコピー。

あ、ひとつだけ。紅麗死異の冒頭の煽りはどこでクレイジー!って言うのか今ひとつ浸透してないし、乗りにくくてつかめないから期待を込めて煽らないで欲しいです!


アンコール

ここで、幕が閉まりアンコール待ちとなるわけですが、この待機時間私はかつてないプレッシャーを感じてしまいましたよ。
カリガリという圧倒的に休憩時間の長いマイペースバンドのアンコ待ちにおいて、「アンコール!」というコールすら「どうせ出てくるのに寒いからやめて」と歓迎されていないバンドにおいて、デランジェファンの熱くロックなお姉様方が声を潰す勢いで絶叫&手拍子!!休む事なく!!フルパワーで!!!昨今の「アンコールの声出し問題」が一挙解決のボリュームで!!

しかしカリガリ!!!!出てこない!!!!

早く出てきてえええデラファンの皆さんの声が枯れちゃうよおおおおカリガリファンみたいにダラダラしてないぞ客席いいいいと戦慄する私…ちびりそうでした…。

かなりお待たせ頂いてようやく幕が開くとドラムが2台!この待機時間はカリガリの休憩待ちじゃなかったんや…うんうん(安心)。
予告通り、TETSUさんが颯爽たる未来圏を叩いてくれて大興奮です。圧倒的でしたね、さすが!元々好きな曲ですがグレートすぎて涙出ました。

更にこの日はサイファのお誕生日当日ということで、もはや主役はデランジェ
とにかく熱く仲のいいオジサマ方で、MCでメンバー間のディスコミュニケーションの愚痴ばっか言っている(主に研次郎さんがだけど)カリガリとは清々しい程に正反対!

「長いバンド生活で誕生日当日ライブははじめてらしい」「分かってて誘ってくれたの?」とのコメントがKYOちゃんからありましたが、絶対に偶然です。カリガリとはそういうバンドのはずです。偶然にもサイファ様のお誕生日と当たってしまい、大急遽全力で祝う体勢に入ったに違いありません…。

特大ケーキが登場すると、TETSUさんが「じゃあ歌うたって!秀仁が歌わなきゃみんな歌わねえよなあ?」と先輩だからこそ出来るフリをして下さり、な、なんと石井さんがマイクで「ハ〜ピバ〜スデ〜トゥ〜ユ〜♪」とバースデーソングを歌ったのです!!!!こんな光景が観られるなんて!!!激レア!!!
しかも最後のハーピバースデートゥーーーユゥウウウ↑↑↑のとこめちゃアレンジしてファルセットで歌い上げていましたw

この日は、ジャンジャンジャ〜ンで演奏を止めるジャンプを仕切らされたり、珍しいものを沢山見ました…!群馬の縦社会は世界イチィ!

ガリストはTETSUさんに足を向けて寝られないです、本当によくして下さって…恩義恩義&恩義。

最初から最後まで大満足のイベントでした。しっぽから頭の先まで変態というあんこが詰まったイベントでした。ハピネスチャージ!幸先いいぜ〜〜!