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おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

ナイトメアのライブに行って、やっぱりバンドっていいなと思った話

ナイトメアのライブに初参加してきました。
カルチャーショックから感動からときめきから色んなものが漲った夜でしたが、最終的な感想としては『やっぱりバンドっていいな!』の一言に尽きます。いいないいな、バンドっていいな!
そんな感想を安心の長文で投稿いたします。勿論無料ですので、冷凍食品の解凍待ち等のお暇な時間にご一読頂けますと幸いでございます。

それにしても、ナイトメア、活動休止を発表してしまいましたね…。
新規ファンを名乗るのも憚られるくらいの新規ファンなのですが、大変ショックでした。
自分の中で今一番ホットなアイドルという感じだったので…。

しかし洋楽畑やB-T時間※の中で育った私から見ると、はてな匿名ダイアリーに「働かされすぎたV系死ね」とブラック業界告発投稿をしてもいいレベルだと思うので(そして「インストやりすぎなの私だ」というプラカードを持ったバンド麺達が西新宿を行進する運動へ〜そして国会へ〜)一度リセットして英気を養うのが良いに違いないと、前向きに、受け止める事にします…受け止めたいです… うっうっ

※2,3年音沙汰がなくても活休とは言わない



さて!そんな中、初参加ライブは4/8のZEPP diver cityでございました。

V系と私と言えば様々な確執がありましたが、とうとう私もV系本流デビューか!と緊張感に包まれます。(そんな本流にいたはずの咲人さんが自分達の流派の行く末を痛烈にdisる新曲を発表したりしているから、この流派がやばい2016ですね)
私はV系と言われるバンドと言えば、cali≠gariゴールデンボンバーという超亜流のライブにしか行った事がありませんので、王道バンギャのバイブスについて行く自信がないのもおわかり頂けるかと思います。
しかし余りに周囲を気にするのもナンセンスというもの!別にマスゲームにしに行く訳じゃなし、わしはアイドルちゃん達が見たいし聴きたいのだ!と震えながら小走りでZEPPにGO!



場内に入り、見やすい位置を確保します。
ステージ上の瑠樺さんのドラムセットが本日もくっそシンプル。レンタルスタジオのやつかな?って感じのデフォルト感で、自己主張も煌びやかさも欠片もなくて面白すぎます。いいですね!

客入れBGMがなななんとデペッシュ・モード
アウェイ感にキョロキョロしていた私の緊張も少し和らぎました。咲人さんの趣味かしら?いいゾ〜

そんな中、BGMが途切れると出囃子として大音量で流れ出すマリリン・マンソンの「This Is Halloween
マジかよ…。
ファンからはいつものやつといった感じで手拍子で迎えられています。せっかくデペッシュ・モードで良い気分だったのに、V系=マリマンにより蒸し返される黒歴史走馬燈の様に過ぎり白目を剥いてしまいました。(Beautiful peopleのオルウェイズロ~ン♪の顔)
ナイトメア繋がりなんだろうけど…

そして咲人さん作だと思われるインストに合わせて登場するメンバー。いやさっきのマンソンなんだったの!!
こっちは超かっこいいです、好き!気が早いですが、咲人さんがソロをやる時は是非宅録的な一人で作る完全ソロアルバムとか聴いてみたいです。

LEDの電飾で飾られた煌びやかなステージに、メンバー5人が揃った時の「きたきたきたーー!!」感たるや!5人揃ってナイトメア!圧倒的なナイトメア感です!This is NIGHTMARE!!いいです!!

初めて生で見るバンドの姿にテンションが上がる私ですが、1曲目の「dogma」で早速洗礼を浴びました。
これが噂の、メ、メ、メ、メンコ!!??
間奏中にメンバー一人一人の名前を順番にコールする時間があるのです!!アイドルゥゥゥ!
私は思いました。『金爆の「まさし」の元ネタだ…!』と。
富山敬の声じゃなくて恐縮ですが説明させて頂くと、金爆の「まさし」という曲には『恒例のメンバーコールタイムでメンバーの名前分からなくて困る事がない様にもう全員”まさし”にしよう』というネタが込められているのです。そして曲間でどのメンバーに対しても\まさしー!/と咲くという。それの元ネタだ。
勿論ナイトメアにはまさしはいませんので、私はちゃんと\るかぁ〜〜???/って咲きましたよ。見よう見まねで。\るかるかるかぁ〜〜???/って三連のやつは未修得です。

でもすっごく楽しいですね。メンバーが好きなんだと初っぱなから主張出来るドルヲタには有り難いシステム。

続く「自傷」ではヘドバンと逆ダイ(ガッツポーズみたいなやつ)が場内を埋め尽くします。研ぎ澄まされたネクロフィリアってなんなんだよ!!という常日頃の疑問も吹き飛びます!
メンバーは煌びやかなステージを縦横無尽に駆け巡っていて、超カッコイイです!

ボーカルのゾジーさん、発声障害の治療中でどの様なコンディションなのか分からなかったのですが、思いの外歌えていたし、掠れる声を補って余りある気合いを感じました。
何しろ想像以上に体が小さくて、その見た目のコンパクトさとMCのキャッキャのんびりした感じに反した熱いパフォーマンスにときめきしか感じなかったです。ほんとカッコイイよ!!

ギターの咲人さん、美しすぎませんか?仙台貨物とインストでは何度か拝見したことあったのですが、ナイトメアのギターの咲人さん超〜〜可愛いし美しいし華やかですね!!
あ、王子っているんだなと思いました。或いは姫。いやどちらかと言うと姫。キモイって言われてもいい。恋のヒメヒメぺったんこ!
本人も大いに意識しているであろうキラキラ感全開でバンドのサウンドの中枢を担うその姿、可愛いのに実力派、女性が輝く社会… うっ頭が

同じくギターの柩さんことひっつー。お客さんを表情豊かに煽る姿に圧倒的コミュ力リア充感を感じ、眩しかったです!我が道を行くド派手さも素晴らしい!この日はかつてトレードマークだった口ピアス復活の記念日で、3年ぶりにピアスホールをこじ開けた際には激痛で唇がアナゴさんの様に腫れたそうですが、「ほら、俺そういうの好きじゃん?」とドヤッとネタにする姿には「よっ!M魔王!!」と屋号を飛ばしたくなりました。好き!

そしてベースの新弥さん。惚れてまうやろにも程がある!まずシンプルにベースが超かっこいい!音源でも近年は特にスラップが目立っていて最高だなと思っていましたが、ピック弾きと交互に自由自在なの凄い!あの長い脚をお立ち台にかけてスラップでべりんべりんして、時折ファンを指指して煽る姿なんてもう…ロックアイドル!!俺達の兄貴!!そして彼氏!!そんな感じでした!!!

最後にドラムの瑠樺さん。一応私の推しメンという事になるのですが、基本的に姿は見えないものと覚悟して行ったのに嬉しい誤算でとてもよくお顔が見えました!ハ、ハンサム〜〜!ゆるふわカールなワンレンを扇風機の風に靡かせて俯き加減で淡々とドラムを叩くお姿、ロックやグルーヴ感とは正反対の姿勢から繰り出される結構複雑な構成のリズム!簡単そうに、やる気なさそうに見えて実はなかなか難しい事をこなしているのが一周まわってパンクだし、貫禄あってかっこよかったです!

突然ですがメンバーカラーの文字色でお送りしました。(まずバンドなのにメンバーにイメージカラーがあるシステムに吃驚)
閑話休題といった感じでセトリを辿りながらの感想に戻ります。順序など自信がありませんがご容赦下さい!

 


「極上脳震煉獄・弌式」!待ってました!とても好きな曲なのですが、ヘドバン天国という仮題通り、まあ〜〜凄かったですよヘドバン畑。私は髪の毛SO LONGなのでいかにもヘドバンしそうに見えたでしょうが、実際はクネクネ踊りたい派なので、見かけ倒しの丘バンギャって感じです。

この曲、下手の咲人さんのカッティングと新弥さんのスラップの絡み合いが最高ですよね!!
メアは、咲人さんと新弥さんの作るキレキレのリズムを、のっぺりした瑠樺さんとゾジーさんの個性が打ち消していく感じが独特というのか、いいのか悪いのか分からないけど結果的に凄く個性だなと思っています。柩さんはいつも大事な調整役という印象。(MCでは一人だけバースデーライブをやらないから幹事説がありましたが、まさにそんな感じ)

続いて「Twelve」「東京傷年」と瑠樺さんの連作が続きます。
「東京傷年」でギターがハモッてるのを聴いて、ツインギターっていいなあと思いました。
咲人さんと柩さん、個性がバラッバラな二人が同じバンドの同じ楽器担当として協演している感じにグッときましたよ。いいないいな、このバラけているけど2人で1つの技も繰り出せる感じ!

「極上脳震煉獄・弐式」もヘドバン天国でした。V系より他のジャンルを聴く事が多い私にとっては、イントロの4つ打ちで跳ねる様なリズムからサビ(?)のV系名物的なツタツタ刻みになる所がめっちゃ不思議で、えぇ〜??って感じで面白い曲です。間奏の新弥さんのスラップタイムかっこよすぎ!!!

こちらも聞き所なMCを挟んで(内容をレポする自信がないので割愛、超楽しかったしときめきました)「わすれな草」へ。ゾジーさんの声がちょっと辛そうでしたが、逆にハスキーボイスが曲のセンチメンタルさにフィットしていて、痛切さが伝わってくる結果にも。
瑠樺さんの作る演歌みたいな歌詞の曲が大好きなのですが、客観的に見るとバンドのメンバーが『これ不倫 a.k.a.ならぬ恋の歌だから(ドヤ顔)』ってこんな歌詞持ってきて、お、おめぇ何言ってんだよ??ってならないんでしょうかね? バンドマンって不思議!!

「love tripper」ときて「Varuna」はまさかやると思ってなかったので嬉しかった!
「Cherish」ではDVDで見てうっほーとなった、ワンちゃんひっつーも見られました。あ^〜

「a:FANTASIA」はメアを好きになる前から知っている数少ない曲のうちの1つだったので、生で聴けた事に感動がありました。(仙台貨物の親類バンドがどんな曲をやっているか知りたくてググった時に見つけた曲)

「零」ときて、「Gotta Get a Ghost」と「VISUAL-KEI IS NOT DEAD〜」はこのライブで一番ノれて楽しかったなあ!どっちも内容がdisに溢れててファンキーで大変好ましいです。「VISUAL-KEI〜」は下手がレッチリみたいになってましたよ。

そして新曲「Awakening」で本編は終了へ。泣けました。この曲が活休するメアの全てって感じですね…とても率直で、辛いけど希望や祈りもあって、いい曲です。
まわりのファンの方が皆涙していました。

アンコールは「落園」「Nadirecur」をやって「バックストリートチルドレン」だったと思う。
ドラムのシャッフルで始まってモンキーダンスする曲だなんて最高!と思ったのですが、モンキーダンスじゃなくて手を平をひらひらさせていたよファンは!私はモンキーダンスしたいよ、ゾジーさんみたいに!
初期メア曲の『歪んだ幼児性』みたいな曲って可愛くていいですね。

ラストは勿論「Quints」でした。
初めて聴いた時こそ、豊崎愛生ちゃんのヘイジュード的なジャパニーズイングリッシュっぷりにズッこけてしまったのですが、メアというバンドを知った上で聴いていくとこれ以上ないくらいストレートなロックナンバーで胸が熱くなるしかありません。

このバンドにしか歌えない凄い歌だなと今では一番と言っていいくらい好きな曲です。この曲を残して活休に入る事は、ファンにとって一筋の光だと思うし、この曲で歌った事をいつか戻ってきて見せて欲しいと願っています。自分たちに言い聞かせるみたいな曲でもあるけど、一緒に歌うと、そうだそうだそうしよう!って破れかぶれでも強い気持ちになれる。

しかし『Because maybe I love it』の『love』の部分でハート作る振り付けはどうかと思いましたよ端から見てて!!かるっww 軽いわ!!そのLOVEじゃない2016!!

演奏が終わり、場内に「Quints」のアンビエントverが流れ、メンバーがピックやペットボトルを投げたりしながら去っていきます。こういった正統派なライブの終わり方も久々ですよ。90年代のルナシーぶりですよ私にとっては。

私はライブ終わりは「うひゃーおわったー!あちー!ビール飲んで打ち上げっぞー!!」みたいなアッパーな気持ちでいたいのですが、アンセムのアンビエントverを流して強制的にせつない余韻を残す演出はズルイと思います!全国の正統派ロックバンドの皆さん!!

事情が事情なだけに余計に寂しかったですが、最後に柩さんが「活休するけど、俺達今年一年をめっちゃ楽しみにしてるから、ついて来いよ!!」と残して去っていったので、私もあと半年強、折角巡り会えたのだから全力で色んなものに参加していきたいなと思いました!

そう言えば驚いた事が一つ!咲人さんの遠投能力が凄い!投げたペットボトルが二階に届きそうでした…あんなほっそい腕して肩強いなんてとときめきました。
更に、客席にピックを投げ入れる時はひとつひとつにキッスしてから投げていらっしゃいました。あいつこそシモテの王子様って感じでシモプリのアイドル精神に度肝を抜かれました。

瑠樺さんと言えば曲が終わった瞬間に掃けていってしまうのですが、私が推している人はほぼ全員そうなので驚きません。これからは合同コンパ等で好みのタイプを訊かれたら『自分のパートの出番が終わり次第そっこーで袖に掃ける人です!誰よりも先に掃ける人です!』って言おうかと思います。


ライブが終わり、全体の感想としては冒頭で述べた通り『やっぱりバンドっていいな!』につきますね。ジャンルは違えど色んなバンドのライブに行くのが趣味な広義でのバンドギャルである私ですが、メアは今まで見たどのバンドとも違っていて、個性的で、5人にしか出せない独特のスター性がキラキラしてて、ファンもメンバーもハードな楽曲とライブを心から楽しんでて、とても良かったです。


オーラもあるんだけど、同時に思ってたよりラフだな!という印象も受けました。ライブの雰囲気が。もっと世界観をコッテリ作ってるようにDVDでは見えたんだけど、信頼関係抜群の勝手知ったるメンバーで気軽にかっこいいことやっちゃうみたいな、肩肘張らない雰囲気があって、それも凄く素敵でした。

あと余談だけどお立ち台って凄いっすね!自分の見せ場はお立ち台に乗ってアッピ〜ルするシステム、凄いわ…メンバーがそこに集結するのも新鮮。

バンドはいい。
ナイトメアはいいぞ。

このツアー、後は瑠樺さんバースデーライブin秋葉とゾジーさんバースデーライブin古川に参加予定なので、全力で楽しみたいと思います!

 

Awakening.

Awakening.