おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

2018.03.14 cali≠gari セルフカヴァーミニアルバム『3』発売記念GIG@新宿LOFT

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4年4ヵ月ぶり(!!!)2度目のセルフカヴァーミニアルバム発売記念おGIGでした。前回は狂気の5回まわしでしたが、今年は2回まわし!みんな大人になった!!みんな無敵だった!!

『3』のコンセプトは”青さんボーカルの曲を石井さんボーカルでカヴァーする”ですし、収録曲もかなりの異色曲オンパレードだったので、じっくり聴く感じになるだろうとの心づもりで挑んだら第1部、2曲目からいきなりクソバカゴミゲロ→キル→JAP ザ リパー→淫美まるでカオスなと殺しに来られ口角からあわあわピューピューでしたわ。話が違うマンボ。

ステージ前にスクリーンを降ろしたまま始まった『破れた電報』はClimax Togetherでしたし石井さんは歌がうまい!!!歌どうした!!歌どうなってる!!おーい!どうしたー!おーい!
魚 of the 腐ったもうまかったです。歌詞ガン見と言うかほぼ朗読くらいの読み上げっぷりなのにべらぼうに上手いです!!

どの曲も世界に青さん以外書けない様なTHE せえちゃんワールド炸裂の歌詞で、石井さんが『付き合うこともないから別れることも出来ない〜♪』とか読み上げ歌唱しているのを見ると、だから付き合うとか別れるとかの概念がありそうな風貌じゃないって全員!!と突っ込まずにはいられません。どちらかと言うと鼻歌くちずさみ肉体噛みちぎる系の風貌ですが気付いていらっしゃいますか!愛おぼえていますか!無邪気な女を笑いながらなぶり殺して!!

それにしても『コバルト』と『君と僕』のアレンジがよすぎた。予想外すぎた。これだよこれ、前作『1』『2』にも言えたけどこの原曲の面影は毛ほどしか残さないブチ壊し最強再構築っぷり、これが出来ちゃうバンドは希少なのではないでしょうか…。

個人的な話で恐縮ですが、ライブ前日にBUCK-TICKの最高傑作of最高傑作『No.0』がフラゲ出来てしまいまして、今、他のバンドを見ても満足できんのか!?くらいの気持ちでいたのですが…いやcali≠gariもバケモノだわ。ショーンホワイト見た後に平野歩夢くん見た!みたいな。キムヨナ見た後に真央ちゃん来た!みたいな、甲乙付けがたい凄まじさ。こんな格好いいバンドばかり聴いている私は神に祝福されているのではないか。そだねー!(使えるうちに使っておくスタイル)

『コバルト』のギンギンな感じ、そのまま『No.0』に紛れ込ませてもいいくらいじゃないですか?ライブで聴いた研次郎さんのベースはもう重機でした。
『君と僕』のキラキラ80’sなロマンティックシンセフォークみたいな感じもたまらないです、青さんのギターが素晴らしすぎて、くぅ〜〜〜〜wwwって顔で聴いちゃいます。イントロにTMRみを感じました。
『空も笑ってる』はアレンジがほとんど変わっていないだけに、インディーロックだけどエモさゼロの石井さんの歌声がイースタンユースしてなさすぎて最高でしたね。

は〜〜「こんぐらい格好いいだろう」の801倍くらいのインパクトをかましてくるcali≠gari最高すぎます。やめられないとまらない。

ところで、『3』は渡邉盤(青さん御用達の浅草渡邉眼鏡商店さんとのコラボ、眼鏡拭き付き)が2,500円で買えてしまったのですが、帰宅して開封してびっくり。
極道入稿採算度外視!!と、脳内にフォント:ひげ文字/100ptで飛び出してきました。相変わらず拘りに拘り抜かれた想定の豪華さにそら瞬きも早くなりますよ…。

www.morisawa.co.jp

そんな訳で、活動休憩、略して活休ライブを入れてcali≠gariのライブはあと2本を残すのみとなってしまいましたが、次はベッド・インとの対バンですから生きられます!アプシ〜〜〜!!
果たして石井さんはちゃんまいのおっぱいを処理しきれるのか!?*1期待!!

*1:インストアイベントで心配していました