おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

2019.05.26 BUCK-TICK ロクス・ソルスの獣たち@幕張メッセ

2日目に参加。最前ドセンターだったんですよ私。ウケません?郵便配達のおじさん呼び止めて、事故ですか?って聞きそうになりました。

それはさて置き、マジで素晴らしいライブでしたね!!新旧織り交ぜたセトリだけど『キラメキの中で…』『相変わらずの「アレ」〜』『ICONOCLASM』『タナトス』の流れはあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜って感じで、もう、あ〜〜〜〜〜〜〜〜でした。

相変わらず〜に至っては16年ぶり?のはず!
『Six/Nine』でファンになった身なので超思い出深く音楽趣味形成に多大な影響を与えた大好きな一曲です。まさかこの大舞台で聴けるとは思っていなかったのでたまげました。暗黒ヒップホップ最強。リズムがドラムンベースっぽくなっていてアレンジも最高。
ラップする今井さんの背後に、当時の相変わらず〜のイメージに全くそぐわないエグいくらいに美しいあっちゃんの怪演映像が流れましたので、みんなそっちに驚愕して頭パーンってなってましたけども…あっちゃんの多彩な美女演技の幅、今後も更新されて行くんだろうナ…(手を合わせる)

そしてやっぱりICONOはアンセム!!振りをやっててこんなにアガる曲もないですよ。あと、不遇なSSLからタナトスが超久々に聴けたのも嬉しくてレミフラーイレミフラーイでした。なんつーかっこいい曲だよ!!『愛ノ歌』も久々で嬉しかったな!

そんな中、今公演のハイライトはやはり、花道の先に作られたアイランドステージ的な所でやったアンプラグドライブですかね。普通のバンドなら三十数年も待たずしてやるだろう有り触れた演出だけど、B-TはB-Tなのでやっておらず初の試み。

正直、演奏力が売りのバンドじゃないしアコースティックに耐えうるのか!?と失礼すぎる心配も少ししていたんですが、そんなレベルじゃなかった。すげえよ、こんなに凄いバンドになっていたのかと仰天しました、惚れ直しまくり!果汁滴る生絞りBUCK-TICKって感じで、斬新で芳醇な素晴らしさだった。
スズメバチ』『BOY』『形而上流星』という選曲も今井さんの天才ぶりが伺えましたね。アレンジも独特で、敢えてのスタンダード演出も、THE アンプラグドとは程遠い独特の仕上がりになってしまうのが凄い。
形而上流星はCD音源だと、痛々しい程澄んでいて美しすぎてかなしい曲だけど、アンプラグドバージョンは少し天国感があって、死ぬ間際に最後に聴きたいなと思いました。

あっあっあっ(ポックル式思い出し)ハイライトもう1つ思い出した!!『MOON』ですよね!!!
舞台装置の左右に伸びた階段にシンメトリーに座るあっちゃんと今井さんがロマンチックすぎて、古典ミュージカルの様でさあ…。
孤独な月であるあっちゃんの反対側で、太陽である今井さんがギターを爪弾いてるんだよ…そしてあっちゃんが涙を拭い階段を降りたら、人間のイケメン王子が出迎えてくれてて………は???

ライブでMOONを聴くと百発百中泣いてしまうのでむしろ聴きたくないくらいなんですが、最後のアンダーザームーンライ♪の暖かな今井さんコーラスで泣くと思うじゃん?違うんだな、よく見て!後ろで!ゆうたが!誰よりも優しく包み込むように!!歌ってるから!!ゆうたーーーー!!ゆゆゆゆゆ、ゆうたあああァァァ

ふぅ…。

最前ドセンで良かったことと言えば、弦楽器隊がみんな花道に出払ってしまって、ステージでぼっち(アニイはいるけど)になったあっちゃんが可愛かったのを見られた事ですかね。
最後にステージを去るアニイの頼もしい背中を見られたのも良かった。涙。

折角の『さくら』の花吹雪演出は、発射台が近すぎて爆風と大量の紙吹雪に倒れかけ芸人体当たりシミュレーションみたいになってしまいましたけども。

DIQの代々木体育館も楽しみですね!!

 

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※写真は公演とは関係ありません