おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

柩さんは世界の愛されの頂点だと言う話~バースデーライブ~

GREMLINS TOUR 2018 LIBERALISM ファイナル公演、すなわちHits a.k.a.柩さんのバースデーライブへ行って参りました。
あんなにも愛され甘やかされ愛され、愛された挙句に介護され、とどめに愛されている人を見たのは人生で初めてでしたよ。あんなに酒を飲んでる人を見たのも初めてでしたよ。飛び交う愛、包み込む愛が客席にまで溢れ出し、我々もいっちょまえに柩さんにLOVEしちゃったりしてるもんですから、この世に憎しみがある事を完全に一瞬、マジで忘れ去りました。OH VENUS…!

■GREMLINSはオルタナバンドとして超クオリティ高いんだぞ

グレと言えば、hideのD.O.Dのカバーに乗せてひたすら酒を飲みまくると言う内輪ノリの1000年先を行く狂ったパリピアンコールインパクトが凄いですが、まずサウンドが超かっこいいからね!
と言う訳で、この日の本編MCなしで畳みかけるセットリストは渋くて痺れました。やがてアンコールで壊滅することを想定してか、駆け抜ける様にロックバンドとして恰好良い姿を見せて貰いました!

90年代 オルタナティブ・ロック、インダストリアル、ニューメタル界隈の音が洗練された形でパッケージされた楽曲とアレンジ、KENZOさんのパワフルで魅せるドラムプレイ、サポートメンバーでは美月さんのキレキレメタルコアなデスボイス、重金属感たっぷりのドンシャリドンゴリなChiyuさんのベース、どでも魅力満載!そんな中で私は何より柩さんのボーカリストとしての低く甘い声、そして存在感たっぷりなパフォーマンス力を推したいところです!

と言った感じで本編はツアー集大成を聴かせて貰い、踊り、いいライブでした。ライブはここまででした。そして愛~酒池肉林~へ…

■次から次へとやってくる愛と言う名の男たち~喝采~

何から書けばいいのか分からないのですが、RUKAさんとNi~yaさんが柩さんへのサプライズで登場しました。最終的に柩さんがレコ大取った昭和のアイドルばりに号泣して深々と頭を下げ声にならないお礼を言い続けるに至るまでの出来事をざっくり書きますと…

  • まずはメンバー4人でいえイェーガーを煽りまくり、ご機嫌な柩さん「今日は長くなるからね♪」と酒のしつこさに定評のある癖(へき)を早くも覗かせはじめます。
  • 柩さん、腕に付けたラバーバンドを見せて、RUKAさんが開演3時間前にやって来て無理やり付けさせられたことを話し出します。さっきまで居たけどさすがにもう帰ったと言うメンバーに、残っていたら酒でも飲ませてやろうと思ったのにッ!と。
  • ホールケーキを持ったニコニコ顔のRUKAさんが登場し、柩さんの顔が逆に(゚д゚)に。ナイトメア時代の前に出る事をひたすら嫌うイメージから「一番来なそうな人が来た!!」と驚愕しつつ、RUKAさんの手に乗ったケーキに顔を埋め気味に食べてました。更に、いばりんぼうの酒嫌いキャラとは思えぬイエーガーの一気飲みにまで付き合う姿に、マジで柩さん「えっ!マジで、えっ!?」となっていました。最終的にはRUKAさん、しっかりと自分のバンドの告知をして帰りました。
  • 動揺が抜けない柩さんに、咲人さんYOMIさんからのスタンド花の宛名プレートを見せると、「て言うか、にーやは!?」とみんなのNi~yaオチに。さすがに来ないよなと言う流れから当然の様にステージに登場~ya。
  • ノーどんぐりノーとっくり姿のNi~yaさんはライダースにスキニーと言うデルモ体型のワイルドロッカーさを1000%活かした超素晴らしい出で立ちで、客席のモッシュ具合もRUKAさん登場に続きピークを迎えます。
    3日前にHAKUEIMANのバンドでゴスメイクで恰好良くベースを弾いていた姿を見ていたものですから、打って変わってすっぴん赤ら顔で柩さんを祝うためイェーガーを飲みまくり、ベースまで弾いてくれる友達想いの優しいニーチャンな姿に、涙とまんねぇよ!!って感じでした…優しさの化身かよ…。
    当然柩さんもウルウルで「ナイトメアって優しいね…」とテンションと酒量は上がる一方です。セッティングしてくれるグレのメンバーも優しいよ、皆あんたを愛してんだよ!!
  • 愛のサプライズ合戦を経てイェーガーをファーストフードで言うところのMサイズプラカップで飲みまくった結果、柩さん完全に泥酔。全眼コンタクトをしているにも関わらずChiyuさんに「酔うてる目をしてるな!」と見抜かれ、キス魔、いやキス魔王が降臨。
  • リンドバーグも真っ青な今すぐキスミーっぷりにゴアウェアイミースユーなのですが、メンバー全員にKISSをO・NE・DA・RI…Chiyuさん美月さんとは唇を尖らせてのヽ(○´3`)ノ チュゥゥゥみたいな可愛らしさだったのですが、「けんぞは後でね!」と焦らした挙句のKENZOさんとのキッスだけは……
    簡単に言うと背景にシンデレラ城が見えましたし、首をロマンティックに傾けてのディズニーキッスでした。※
    見ていたこちらはベニスに死すのエンディング状態でした。
  • 最後はファンからの鳴りやまない拍手と歓声にとうとう号泣しだした柩さん、深々とお辞儀をしたまま1分以上顔を上げず、上げた顔は涙でぐちゃぐちゃ。メンバーによすよすされ、ファンに「全員超かわいかったよ」「愛してるよ!!!」と溢れる愛を投げ返して去って行きました。こんなにステージに立つ事が楽しそうで嬉しそうなバンドマン他に見た事がないよ!天職だなあ。

※↑↑↑↑イメージ図

愛の角に頭ぶつけて死ぬかと思った。愛され柩さん、ほんとうにほんとうにお誕生日おめでとうございました!!
でもこれだけ愛されるのも分かるよ…私も軽くインストやFC旅行に参加しただけでも「人にこんなに優しくされたのはじめてや!!」と号泣しながらアラレちゃん走りで帰路につくもんいつも。柩さんの周囲で愛が循環してる、えらいことです…。

それにしても開演の3時間前に楽屋を訪問してきたと言うRUKAさんに、水曜日のダウンタウンのミスター押忍がシニア空手大会に出番の6時間前に現場入りして痛風で退場していった姿を思い出しました。 おじいちゃん、はしゃぎすぎて入り時間早すぎます!!!
と思いきや、もし柩さんに「さすがにもう帰った」と思わせるための念入りなサプライズ段取りだったとしたら……?と思い返しまして…(ここで手記は途絶えた)

その後のTwitterでの報告によると、翌日も仕事のグレメンバーに代わりNi~yaさんがこの日のお守り役を買って出たそうですね!これだけ周囲に甘やかされまくりすくすくふくふくと育つ柩さんを、今後とも傍らで見守らせて頂ければ幸甚です!!

 

LIBERA

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