おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

活休に打ちひしがれる時間は終わった!メアメンバーのソロライブへ繰り出す!

ナイトメア活動休止から3ヶ月ちょっとが経過した2017年春、メンバーのソロプロジェクト、別ユニットでの活動が活発になってまいりました。
3/5はGREATEST HITSな柩さんの別ユニットGREMLINSのライブ、そして3/9はRUKAさんのソロプロジェクトLSNの初(プレ)ワンマンライブに行ってしまいました。
正直参加するまでは取りあえず行ってみよう的な軽いノリだったのですが、それぞれの個性が爆発したすんばらしーライブで最高に楽しかったです。1つずつ思い出を書くんだからね!

■GREMLINSは今を生きるかっこいいゴシック/インダストリアルメタルバンドだった!

『ナイトメアの人と元アヤビエの人が片手間にやってるユニット』というレッテルを貼っている人!つい先日までの私じゃないかいい加減にしろ!ライブに行くにあたりフルアルバムを購入するまで、申し訳ないことにちゃんと聴いたことがなかったのですが、このアルバムが滅茶苦茶クオリティ高くて吃驚&しっかりファンになってしまいました。後述しますがライブも相当よかったです。

そもそも人気V系バンド楽器隊が歌声披露でソロor別ユニットだよ〜んという流れに、BURN OUT…想…Lucifer…うっ頭が!って感じで、味わい深い歌声(言葉を選ぶ)に決まっているという先入観があったのですよね…それはそれで好きなのですが!

ところがどっこい、ひっつー、顔がウルトラ美形ってだけじゃなくて声もビタースウィートで歌唱力まであるという補正キャラっぷり、どうしてくれようか!!
そして何より驚いたのが楽曲1曲ずつのクオリティの高さ…隙が無い。曲に関しては主にもう一人の正式メンバーでドラマーのKNZさんが作っているとインタビューで言っておりましたが、こちらもイケメンで作編曲能力高くてドラムがキレッキレって、二人とも補正キャラやんけそんな漫画だめです!!!って感じ。大谷翔平が主人公の野球漫画と、GREMLINSが主人公のバンド漫画は編集がガバガバ。

ゴシック/インダストリアルメタル方向でちゃんとしてると言うか、ある意味全然ヴィジュアル系じゃないんですよ、音が。V系特有のガラパゴスなショボさがなくて、バックボーンがしっかり感じられるクオリティの高い音で吃驚しました。恐らくKNZさんが洋楽を好む所に起因するのではと予想しますが、90年代〜00年代前半のニューメタル、オルタナ、インダストリアルメタル、あと日本でミクスチャーって言われてた界隈の音がして、直撃世代的にはビンビンきてしまいました。って調べたらKNZさん同い年でしたよ、なるほどね!
ライブの客入れBGMでLimp Bizkitのmy generationやMARILYN MANSONのmOBSCENEなどかかっていて、あっはーなるほどですね〜〜〜ってなりましたけども。GREMLINSの楽曲「INSANE」って、まんまmOBSCENEだなと思っていたので微笑ましくなるなど…。




コンセプチュアルなお化け屋敷的ホラー感もキャラクターに合っていてしっかり醸成されているし、お二人のキャリアは伊達じゃないんだなと、侮っていた事を深く深く反省いたしました…。
Siouxsie & the Bansheesあたりから続くゴシックロックの匂いや、DAVID BOWIEから続くグラムロック的な色っぽさも、分断ガラパゴスV系ではないから脈々と受け継がれている感じがして大変居心地のいいサウンドです!信頼できるお取引相手です!(オークション風)
まあ直接的に一番濃い影響を感じるのは、ひっつーが熱烈フォロワー宣言をしているhideなんだけども。
しっかりした屋台骨がありつつ、KNZさんのアレンジや美月さんのナイスデスボにより流行りのラウドっぽさも感じられるので、懐古サウンドでは全くなくてナウでヤングだなとも思いました。素晴らしいですね!

好きな曲を2,3紹介させて頂くと、近年のFoetusを彷彿とさせる様なオーケストレーション多用/ビッグバンド・ジャズ/ゴスな感じが気持ちいい「the Carnival」、切ないリフと低めの温度がかっこいい「Bereavement」、マリマンフォロワー感炸裂ながらひっつーのボーカリストとしての表現力の幅が見事な「INSANE」、サポートベースのChiyuさん(ex.SuG)のベースが超かっこいいファンクナンバー「Fellow Traveler」などが特にグッときました!
「LOVE YOU?」なんかも、あ〜KNZさんがColdplay好きって言ってたのがなんとなーく分かるなという美しい切なさで実質のアルバムラスト曲として好きです。

音源の話ばかりしていてライブの話に全く辿り着かないことにお怒りでしょうか!前戯の長さは愛の証!
そんな訳でアルバムを滅茶苦茶気に入った状態で新宿ReNYに突撃しました。この日はひっつーのお誕生日当日ですし、パリピ軍団のロックショー見せて貰おうか!とわくわくしておりました。

いざライブが始まってみますと、いやあまずひっつー(柩さんと書きたい所ですが、グレではHITSだそうなので…めんどくせぇな名前沢山!!)の美しさに度肝抜かれましたよね。何たるグラマラス小鬼ちゃん!!KNZさんも超イケメンです!
そしてサポートメンバーのChiyuさん、美月さんを含め演奏も素晴らしい。KNZさんのドラムプレイめちゃくちゃかっこいいですね…テクニカルかつパワフルで、叩く姿もイケてました。あとChiyuさんのスラップ!余りにかっこよくて度肝抜かれました。大変申し訳ないのですがSuGのイメージって、オシャレイケメンバンドってくらいしかなかったので、こんな上手いんだと己の無知を恥じましたよ。それと美月さんのデスボ!あれは痺れますね〜〜!
ひっつーの生歌はやっぱりまだまだ声量が足りなくて音源には負けてましたけど、あの華…フロントマンとしては120点なんじゃないでしょうか!

そしてMCというかくっちゃべりコーナーは、サポートメンバー二人のコテコテ関西弁トークが面白い面白いwお互いを「馬(ヅラ)」「ハゲ」と罵り合うコントの様でした。ひっつーもメアではお喋りな方だけど、この二人に挟まれると東北の大人しいお嬢さんって感じで可憐にすら見えてきましたw

アンコールではhideのD.O.Dカバーの恒例とのことで『酒持ってこい』コールで大量のイェーガーがショット(サイズのプラカップ)で登場。飲んでは投げ、飲んでは投げの酒池肉林っぷり。そう言えばナイトメアのFC旅行のパーティーでもやってたな…ひっつー、グラスに半分以下とは言え20杯くらい飲んでましたよ!パリピこわい!!
お誕生日に合わせたサプライズで、仙台貨物のチバイズムが演奏されたり、まさかまさかまさかの新弥さんがお祝いにかけつけてくれたり、もうとにかく大騒ぎ!!!これが真リア充バンドGREMLINSか!!並大抵のパリピ感じゃない!!
キラキラを大量摂取し、ベリーハピネスな気持ちでライブを終えました。
完全にGREMLINSというバンドに魅了されてしまったので次のツアーも申込ませて頂きました!!

■独特すぎる男RUKAさんの世界で暴れ倒す

GREMLINSの不良リア充感溢れるキラキラライブとは一転、カオスなLSNのライブにも参加させて頂きました。
オシャレさとか洗練されているかとか、そんなもんは知ったこっちゃねえって感じのTHE RUKAワールドも中毒性が凄いです!
RUKAさんって何なんでしょうね?LSNのライブ、しっちゃかめっちゃかすぎて最高なんですよ!
機材トラブル等々あってメンバー的には課題の残るライブだった様ですが、ファンとしては十分楽しめましたし、これを『プレ』ワンマンと位置づけ次回 新宿BLAZEでのワンマンを本番とするジャブ打ってくる感じがRUKAさんらしいなとニヤッとします。

RUKAさんの作るメロディアスながら根暗な楽曲とアレンジャーShinobuさんの地を這う様に刻むヘヴィなギタースタイルもあって、雰囲気的にもサウンド的にもそこそこ暗いはずなのですが、ボーカルの揺紗くんはキラキラだし、ファンは思いっきりバンギャだし、アイドルやアニソンのカバーやるし、茂吉さんはイケイケだし、Sugiyaさんは謎の狐のお面姿で渋いベース弾くし、統一感ゼロなんですよ!おんぼろ激狭の箱にバンギャびっしりでヘドバン地獄、からのモッシュ!かと思えばアイドルBiSHカバー曲では「おーれーのー!ゆーさー!」とコールやmixも飛び交い、ファンのアイドル振り付けも完璧で、アンコールのキラーチューン「怪」3連発ではコロダイ、リフトまで飛び出しぐちゃんぐちゃんの運動会。一言で言うと…楽しいです!!!
『私は何をやっているんだろう?』という気持ちに毎回させてくれるイカれた暴走指揮者RUKAさんに、君を身を委ねてみないか!(スカウト)

それにしてもShinobuさん、お美しいですよね…あの美剣士の様な、魔夜峰央の絵の様な鋭い視線と、美しいデコルテにはわわ…はわわ…ってなります。
美麗なのにお茶目なので、「怪」3回目に揺紗くんがデスボで歌い出した時は「美しくない!」みたいな怒りの表情で耳を塞いでいらっしゃいました。

LSNは新譜の発売を控えているので、これがとにかく楽しみですね。RUKAさん大好きの身としてはミニアルバムまるまるRUKAワールドというのは大変お得感があります。
SoundCloudでラフミックスを先行公開した新曲「CRAZY CRAZY」(もうタイトルのハッタリ感からして最高)はモッシュ曲になりました!個人的には『その場動くことなかれ』なバンギャのノリがどうしても苦手なので、好きに踊っていい曲は大歓迎です!
RUKAさんらしいポップでニヒルで踊れるロックチューン、早く完成版が聴きたい!


LSNのライブ、従来のバンギャスタイル堅守の「私はこの場を動かず最後の一人になるまで髪を振り乱し続ける・・・†」みたいな人から「ウェーーーーイwwww人の上泳いじゃおーwwww」みたいな人まで最終的に入り乱れる様が面白いんだよね…好きに過ごせる空間はいいですね。

そんな訳で、次は咲人さんのソロですか。私は行けないのですが明日ですよね…!個人的な音楽的期待指数はメンバー5人中圧倒的トップなので、早く作品を聴きたいなあとこちらも待ち遠しいです。

ナイトメア休止にあたって、悲観や惜別や絶望などのおもいっきりネガティブなメンバーコメントばかり見て闇が深まってしまったので、たまには「もうバンドなんて知らねぇ、俺が本当にやりたいのはこれだ!」くらいの開き直りっぷりを見せて欲しいものです。
GREMLINSやLSNには素敵な可能性を感じるので、是非ソロ活動でも面白いものを見せて頂ければ幸いです!!

おわる!

 

≠

 
BELIAL

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牙を立て君に幸あれ[初回盤 Atype]

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MAD THEATER(B-TYPE)

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新宿LOFTでハードコアテクノと安室奈美恵とモーニング娘。に踊る夜

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どんなに不景気だって恋はインフレーション!!!!!

格差社会を乗り切るたった一つの方法、それは石井さんという魅力溢れるシンガーソングライターダンサーのライブに行く事です!!!出家は不要ですが幸福は待っています!

2017年2月16日に行われたGOATBEDライブについて書きます。

この日は最近復活したばかりでファンのテンションもアゲアゲだと言うメトロノームとの2マンにつき満員御礼。開演直前までSNSで「まだ入場出来て居ない!」という声も上がっており、15分程?押して宴はスタートいたしました。

幕が上がるといつも通りステージの定位置に付いている兄弟お二人。
本日の石井さんの髪型は、石井さんの様なスーパーおしゃれ男性だから似合うのであって、普通の人がやったら峰倉かずやの描くイケメンみたいになってしまいそうな、襟足ぴょろり結び。

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参考画像

1曲目は「DAMNED THING IN THE RAIN」。石井さん曰くお洒落なタイトルだと言うこの曲は、坂本龍一の「RAIN」の様な雨の矢の如きストリングスとドラマティックな展開が魅力的な大変美しい曲ですよね。個人的には今年初めて聴く石井さんの歌声、やはりとんでもない美声でございます…!これだけ曲が作れて詩が書けてお洒落で知的でユーモアにも溢れ厳しくも優しい俺達の兄貴こと石井さんですが、何か1つだけ最強の魅力を選べと言われれば「めっちゃ声いい」になってしまうのでは…ってレベルで素敵な歌声!
偶然にもeテレうたのおにいさんの座が空くと聞きつけた俺達は……。

そして2曲目、早くも本日1度目のハイライトを迎えます。
矢野顕子中谷美紀など今までも数多くの意外性あるカバーを披露して下さっている石井さんですが、この日はとうとう安室奈美恵の「Baby Don’t Cry」カバーですよ。
申し訳ない事に私は『誰だっけこの歌…!あ、あ、知ってるんだけど…!』という感じでライブ終わりに曲名を聞くまで思い出せなかったのですが、安室ちゃんキターーーとノリッノリの皆様も多かった様です。とても似合ってました!
GOATEEDのカバーはThe Normalから三上博史から安室奈美恵から、後述しますが更にその先まで…必ず我々の度肝を抜いた上で満足させてくれます!
(それにしても、ある時はcali≠gariでヤラセロヤラセロと連発している様な人が安室ちゃん歌っても持ち歌ライクに似合ってしまうのだから、石井さんは宇宙)

「ENDE NEU」や「Whodunit〜」「COSMOCALL FIELD」などドラマダ系のキラキラ曲を楽しんだ後、「The Optimist〜(ファンは多分ドーナツって呼んでる)」で踊らされ、最高じゃああとなっていた所に私が最近一番好きな「SONATINE」で地獄感が溢れ出す!!Aメロ?を兄弟お二人で歌っている所、やべええ地獄きちゃった〜〜って感じがして最高すぎませんか…?
続く「Ying&Yang」はアンビエントな雰囲気の中いつも以上にヴォコーダーのエフェクトがビリビリど派手にかかっていて、引き続き地獄感が楽しめました。

久々に聴いた「HARD LIMINAL」や「2X2 INTRO」「BUNNY BLADE」の攻撃的ハードコア&インダストリアルな感じ、余りのかっこよさにやっぱり秀仁がナンバーワン!が止まりません!マンマンマンセー!マンマンセー!!!

「可愛いベイベー」「Slip on the pumps」のジャングル/ドラムンベースタイムもお洒落でした。可愛いベイベーもよく考えなくても中尾ミエのカバーであり、石井さんの女性ボーカリストカバー集が本気で待望されます。
『赤ちゃんはいいぞ』的ソングからのBLアニメのテーマ曲という非対称性が最高ですよね。可愛いベイベーがめっちゃ軽薄なくらいのジャングルなの、本当にお洒落…。
最後は皆大好き大名曲「ROSE&GUN」で一区切り。
この時点で今日来て本当によかったなあと大満足のセットリスト&パフォーマンスでした。

が、この後我々は異次元に飲み込まれるのでありました。
この日最初で最後のMCタイムとなり石井さんが、

メトロノームのファンはGOATBEDなんて聞いても楽しくないと思うので、今日は日本で一番有名なエレクトロミュージックのトラックを作って来ました。俺とカラオケに来たと思って下さい。誤解されない様に言っておくけどいつもこうじゃないですよ」

と前置きした後流れ出す聞き覚えのあるイントロ…
日本で一番有名なエレクトロソング…、そうそれは、
モーニング娘。の「LOVEマシーン」なんだよね。

いや、まさか、でもこのイントロは、え、いしいさん、マジで、ちょ、という衝撃と戸惑いの中
『あんたにゃ♪もぉったいない\フワフワ/』
と食い気味に\フワフワ/した瞬間の会場の一体感やばかったです。するわ\フワフワ/は!体に染みついてる何故か、何故だ!すごい!
石井さんのファンキーでソウルフルな歌声が吃驚するほど合ってしまっていて何かもうやばい以外の言葉はいらない!GOATファンもメトファンも『???wwww』って頭上に出しながらも体は踊っちゃうらめええって感じでした…

そしてサビのWow×4とYeah×4の振り付けが完璧。
分かりますか?浮かびますよね?あの手の動きですよ。Wowの方は下から斜め上に突き上げ、Yeahの方は頭上で振るやつ。
最終的には石井さん「モーニングむっすっめっも!」って歌い上げましたからね。
名乗りましたからね、モーニング娘。
ググったら中澤裕子さんの3歳年下と言う事で、cali≠gariではなくモー娘でデビューしていた可能性が十分あるという事なんですよね。

何だかここまで来ると、石井さんというお洒落男性の今までの数々の…奇行走馬燈の様に頭を駆け巡りました。CATSとか、ドラマダのキャラウィッグとか、コスプレイヤーとのツーショ会とか…様子がおかしい石井さんは最高なんだよ…。

石井さん、2番は歌詞が分からなくてiPad見ながらそれでも所々「フンフン♪」とか歌ってましたけど、逆に言えば1番の歌詞はそれなりに覚えてたからな!さすがは日本一有名なエレクトロソングだよ!
逆算したらLOVEマシーン発売当時は石井さんコンビニ店長時代のようでした。店内でモー娘を聴きながらレジ打ってたのかな…。

尚、ハロヲタのお友達からヲタ芸情報を得たのですが「どんなに不景気だって〜♪」のBメロは歌ってるメンバーの名前をコールするそうです!「しゅーーうじ!しゅーーうじ!」って!また披露するかもよ宣言も出たので、我々も振り付け含め練習が必要だと思います!!カラオケに集えシュージスト!

この日の衣装は石井さんがサンローランに続いて全身を染めてきているVETEMENTSとChampionのコラボ服、つまりパリコレとハロプロの融合ってことですよね…。

終演後、顔を合わせた石井さんファンのお知り合いの手がみんなL字になっていたのが最高でした。GOATBEDのライブに来て、モーニング娘。で一つになる。得がたき体験を有り難うございました。昇天!!!

石井さんの心のファンクラブイベントに行った話

あけましておめでとうございます。

間が空いてしまいましたが、昨年12/27に行われた石井さんの通称 心のファンクラブイベントについて纏めておきたいと思います。石井さんのファンで良かったなあとしみじみする余りに素敵なイベントだったので、主に自分に記憶を刻みつける用です。

内輪イベントでしたし、書かない方がいいかなと思う部分もあるので、主だったところだけぽつぽつとレポします。

■年の瀬、平日、真っ昼間に突然のFCイベント(FCはない)

12/27と言えば多くの社畜にとって仕事納め直前の追い込み期間。そんな中14:00、16:00、19:00の3回まわしで、トークや握手、撮影会などのファンイベントをやると告知された石井さんファンは、私はこれで会社を辞めましたとばかりにそっと小指を立ててチケ発に臨みました。(若い人は禁煙パイポ咥えつつググって下さいね)
何しろ会場がキャパ6〜70名だったので激戦でしたよね…。

■下北のカフェで石井さんと密な時間を過ごす

私は2部、3部に参加させて貰いました。
会場は下北沢のモナレコード ライブスペース。整理番号順に入場すると、ワンドリンクをオーダーしてから好きな席に座ります。
石井さん、普通に客席にいます。
ファンと同じテーブルに着席して談笑したりしています。雄次さんもいます。うーんこのフランクさ。

1部参加者によると、イベントの流れはトーク&アコースティックライブ(お土産付き)、そして最後にチェキ会だそうで、物販で何でも良いのでグッズを購入するとチェキ券が貰えるときいていました。石井さんとチェキ会、いいですねこのミスマッチな響き!!

推しメンとチェキを撮ると寿命が縮むと信じている迷信深い私ですが、折角の機会なので一念発起しトートバック(2,500円)を購入いたしました。正直、一番安いという理由で買わせて頂いたのですが、何に使うんじゃーーいと思いつつ有り難みを噛みしめていたところ翌々日のコミケで大活躍しましたので買ってよかったです。
チェキ撮影の詳細については後ほど書きますが、石井さんとお写真を撮れることに味をしめてしまった私は3部でもトートバックを購入。安心して下さいこちらもコミケで大活躍しました!!

トークのまとめ

時間が来るとぬるっと客席から壇上に上がりトークが始まります。
石井さんのお話ががっつり聞ける機会は本当に貴重なのでドキドキしていたのですが、素敵すぎるスタッフ紹介から、対人観、ファッションについて、兄弟の思い出話、ミュージシャンとしての哲学やポリシーを感じる話などなど、大変大変大変興味深かったです!雰囲気はゆるゆるなんですが、内容は濃密でした。
石井さんは語り口こそユーモラスなのですが、実際は超がつくほど真面目で、たまに熱く語るオタク気質なところも見え隠れして、最高以外の言葉がないです。

司会は元CDデータ編集者で現在はカリガリのFC会報ライティングなどでお馴染みの大窪さんでした。いつも興味深い話を引き出して下さるので感謝感激です。
石井さん曰く「とにかくいい人なんですよ」とのこと。

トークのお相手は、先日BEATGODでついにバンドメンバーとして壇上デビューまで果たした平田さんとカンジさん。そして制作の松原さん(通称バラちゃん)でした。皆さん石井さん曰く「とにかくいい人なんですよ」(再)とのことで、人柄も能力も今のGOATBEDにとって無くてはならない人達感溢れていました。もはやスタッフや共同制作者と言うよりメンバーですよね。

そして忘れちゃいけないのが石井さんの実弟にしてGOATBED正式メンバーの雄次さんです。存在感をステルスしがちでしたが喋り方もファンへの優しさもお兄様とそっくり!そして静かなるトークもキレキレです。

以下、トークの内容、順不同です。

◆石井兄弟のハイライト

  • 石井さんは絶対ゆうじさんを常に「おまえ」呼ばわり 。
  • 思春期を一緒に過ごしていないから兄弟という感じはしない。
  • 幼少時代の関係性について「年が4つも離れてるから…いじめですよね」
    ドラクエのレベル上げだけをやらせていた
    →雄次さんが話したエピソード:少年野球をやっていた石井さん。遊びでの野球で未経験の雄次さんに無理やりキャッチャーやらせた。バッターとの距離感が分からず、カラーバットとは言え脳天フルスイングされてトラウマに。(フルスイングしたのはお兄さんじゃないそうですが)
  • 石井さんが久々に実家に帰ったら、高校生の雄次さんがバンドをやっていてど派手な青とかのモヒカンになっていて度肝を抜かれた事がある。
  • 現在のGOATBEDとしての二人の関係性は、石井さんが雄次さんの家(ご近所)に行って一方的に注文をつけて帰ったりしているらしいですw グッズデザインに留まらず、やったことのなかったVJ用映像編集や、作曲まで無茶振りしているらしい。
    一見暴君的な振る舞いに司会の大窪さんが「お兄さんをどう思いますか?」と訊いたのですが、雄次さんは「別になんとも〜」みたいにあっけらかんとしてました。
    カンジさん曰く、二人はモンハンの話だけ盛り上がるそうですよ!
  • 雄次さんに「こういう曲作って」とベースを作らせ、それを元に石井さんが作曲した曲が多数ある。雄次さんの作るデモは3分くらいあるのにベースが入っていなくてコードが取れなかったりする。
  • 雄次さんが元ネタ作った曲は具体的に何だという話になった時の二人の掛け合いが、兄弟感を醸し出していました→「いややめましょうよ。『だと思った』みたいに言い出すでしょ」「ああ『雄次っぽいと思ってた』みたいな?」って二人でニヤニヤしている姿が…。あ、ENDE=NEUがそうみたいですよ!

◆石井さんの哲学を感じた話など

  • 俺はとっくに自分の限界を感じてる、いや限界を知ってるから、何をやるべきか俯瞰的に考えてるみたいな話が凄く面白かったです。よっぽど天才みたいな人以外はこうしなきゃ面白くない、みたいな話とか。
  • 誰とやっても『スタンスが合わないな』(詳細は割愛)と思う事があるらしく、その点でカリガリのメンバーをさり気なく褒める…というか『波長が合う』と言っていました。
  • やれること、やらないことみたいな話で、最近だとVJSの最後の無敵バンドなどで皆で肩を組んで歌うみたいなのが一番やらないこと。平田さんが昔とんねるずの『スポーツが出来るミュージシャン』みたいな枠で活躍したことがあったけど、ほとんどとんねるずと絡まなかったのを勿体なかったなと振り返った話から「分かりますよ、俺だってYOSHIKIと絡んでおけば美味しいことくらい。でも無理なんですよ」みたいなこと話してましたね…。
    WOWOWで放送された無敵バンドの石井さんを探せ、楽しすぎますよね!!(めっちゃ目立ってるダンシング青さんも)

◆ファッションについて

雄次さんの衣装は石井さんが選んでクロネコヤマトで送りつけているらしいです。研次郎さんにも同様で、最近は常に新しい衣装があるものと思って「新しいのないの?」みたいに訊いてくる様になったそうですw
ファッションは好きだけど「こんな服着てる俺ってお洒落!」みたいにアピールしていると誤解されたくない。子供がおもちゃを欲しがるのと同じ様に、実物が欲しくなって集めているだけ。
こんな服着てる俺ってお洒落!と思って選んでいるのは青さんw いつも必ず頭にタオル巻いているくせに、そのままの格好で伊勢丹とかに行く。一緒に行った事もあるが、鏡の前でこう…(ジャケットを羽織り襟をなおしながらポーズするモノマネ)しはじめると恥ずかしいから遠くへ離れる。
わざわざ立ち上がってまで見せてくれた青さんのモノマネが面白すぎて場内爆笑でした。

■質問コーナーで真面目に回答してくれる姿に感動した話

3部の最後にファンからの質問コーナーがあったのですが、ファンに大変教育が行き届いて居るためなかなか誰も手を挙げず、何とか質問が出始めるも痛い質問者などおらず、皆真面目な質問ばかりでした!今では聖人の様に優しく懐の深い兄貴な石井さんですが、10年以上前は散々ファンを締め上げてきたようですからね…ファンが踊らない、喋らない、大人しいのにはそういう教育の結果があるのではないでしょうか、うふふ!
質問の回答は上にまとめた中にも混ざっているのですが、その他について以下に書いておきます。

Q.最近見た映画、見たい映画
A.忙しくて見てない。シンゴジラも見たかったけど見てない。

Q.エクスアンスは楽しいですか?これからも活動する予定ですか?
A.デランジェTetsuさんにも同じ質問をされた。「凄く楽しいか凄く楽しくないかの2択で答えろ」と。勘違いして欲しくないのは、カリガリやってゴートやって3つ目のプロジェクトを始めたとか、そう言うものではない。何をやっても俺は俺、という様なニュアンスの話をしていました。

Q.自分で気に入っている曲、時間がかかった曲は
A.色々迷っていらっしゃいましたが、曲名が挙がったのは、LIGHTNING THUNDERBOLT、DAMNED THING IN THE RAIN、Ying&Yangなど。
淡々とした曲が多いかも、とのこと。ライトニングは今一歩、あと少し気になるところがあるらしい。カンジさんにサクラダファミリアって言われていました。

Q.今後一緒にやってみたいアーティストはいるか
A.誘われればまず断ることはない。よっぽどヤバイ奴じゃなければ…ヤバイ奴でもやるかwとのこと。自分から誘う事は無い、それは基本的にそう言う人間だから。

■アコースティックライブが素敵すぎて多幸感やばい

私が参加した2部はセッズセッズセッズ、3部は Only finally there is the free endのアコースティックバージョンでした!も〜〜〜素晴らしすぎてこれを聴けただけでもチケット代の元は取れたぞというレアかつハイクオリティなものでした。
セッズ〜はカンジさんのリクエストで、アコースティック用にがっつりアレンジするのかと思いきや原曲の雰囲気そのままにやったのが面白く仕上がった、みたいな話でした。
まずね…さっきまでお客さんとトークしたりゆったりと過ごしていたお兄さんが、めっっちゃくちゃ歌が上手い才能溢れるミュージシャンでボーカリストだってことを一気に思い出さされ、そのギャップにあうあーとなるしかなかったです…。
バンド構成は、vo.石井さん、Gt.カンジさん、Ba.平田さん、Dr.北野愛子さん(この1曲の為に一日中待機してくれていたそうで感謝感激)でした。

■チェキ会での兄貴っぷりに惚れ惚れした話

さてトークとライブ終了後はチェキ撮影タイムです!
驚いたのは、チェキを撮らない人もお見送りと称して石井さんと握手してお話しできると言う流れです。交流したけりゃ追加で金払えと言う作戦ではない所にスーパー頭が下がりました。かっこよすぎ!
とは言えグッズの在庫一掃にも繋がったと思いますし、良い感じに石井さんやスタッフの懐にペイ出来て居れば、ファンとしてもWin-Winさを胸に快眠できます。

チェキは石井さんとのツーショから、雄次さんを交えて3ショット、カンジさんや平田さんまで巻き込んでの5ショットなど比較的自由にお願い出来ました。
ご挨拶して握手する時も一言二言ファンをいじって下さったり、もう本当に嬉しくなる一時、ありがたみしかありません…祈-INORI-。
雄次さんもお優しくて、基本は脱力感に満ちあふれていらっしゃるのに、いざ握手する時はにこーーーってして下さり、天湖森夜くんに微笑まれた夢実(ルナティック雑伎団)状態になりました。

そしてチェキを撮る時の距離感がやばかったです。
石井さんはドンと構えているので特に意識していないんだろうけど、私の童貞人生ではありえないほど密着して下さるので、シュワキマセリ、シュワキマセリと唱えるのがやっとでした。
余りの兄貴感に、この、世に、生まれて、きてくれた、こと♪───O(≧∇≦)O────♪(「イチローさんの良いところは?」と言う質問への川崎宗則選手の回答)って気持ちしかありませんでした。

撮影後の友達とのご飯会で「私のチェキの石井さんが一番かっこいい」選手権になって本当に厨って幸せな生き物だなってしみじみしました。
今までツーショを撮ると自分の写りのブスorドブス具合が気になっていたけれど、今日ほど自分はどうでもいいから石井さん、やだーー!寄ってくれてるーー!キリっとしてるーー!みたいなテンションは初めてでした。

■お土産の懲り方がやばすぎる

この日は来場者全員にプレゼントがありました。内容は伏せますが、とにかく石井さんの手厚すぎるサービス精神が込められており、曰く「手作りクッキーを振る舞う様なもの」だそうですw ほんと、仰る通り、ハンドメイドすぎて震えてしまいました。
しかも全員にサインして下さって、アガペーが止まりません。

■まとめ

トーク中に「ファン感謝みたいなこと言うなら無料にしろよって言わないで下さいね」と冗談めかして言ってらっしゃいましたが、いやあ3000円であのホスピタリティ、そんなこと言う人がどこにいるんでしょう…。
こんなこと言うと石井さんに笑われてしまうかもしれませんが、えっ本当に私達ファンのこと…大切にして下さってる…///?トゥンク…みたいな感じで、ミュージシャン石井秀仁を知りたい聴きたいというリスナーとしての気持ちと、推しメンと触れ合いたいというミーハー心の両方を満たして貰える素晴らしい企画でした。ファンでいることが報われまくりです。

石井さんの音楽と歌がズバ抜けて好きなのですが、考え方やスタンス、振る舞いも好きなんですよね。ファッションや言動を含めた意識的に作られたキャラクターと言うか。無意識的であろう優しさも…(トゥンク再び)
私のような下賤の民が申すのも申し訳ないのですが、わかるーーー!!とか、似合うーーー!!しかなくて、私の好きなもの、それは石井さんですとしか申し上げられません。旧ファンモバだったら「お前に何がわかる」的に一刀両断されそうですが、一方的な気持ちとしましては!!

とにかく、無理して行ってよかったです。
2017年も石井さんのあらゆる活動を楽しみにしております。

近況報告

すっかりSIWA SUEですね(無理矢理LUNA SEAっぽく)
最近も懲りずにわんさかライブなどに足を運んでいるのですが、11/23以来メアロスが酷くて低空飛行でございました。
好きなバンドが事実上2つも同時に活休ってなかなかのハートブレイク感です。
何ごとも時間が解決してくれるのを待つばかりです。

岡村ちゃんのツアー「運命」に参加してシルエット・ロマンスしたり、GOATBED&BEATGODのライブで抜きん出た石井さんの歌唱力に恋を止めないでしたり、東宝エリザベートのDVDが届いたので城田トートと闇を広げてみたり、クリスマス3連休は遂に念願のELLEGUNSデビュー予定です!あとイケメン俳優のイベント行ったりね、元気に過ごしたいものです。

あ、またもや書いてなかったですがBUCK-TICKのアトムツアーも参加してますよ!もちろん12/29のDIQも皆勤し続けます。
B-Tに関しては未だに崇拝が止まらないので上手くブログに書けないのです。

年明けにはDAVID BOWIE isもチケット予約済です!

大好きなオフブロードウェイミュージカル「ALTAR BOYZ」も再演予定でチケ確保済ですよ!

今年はいいことも沢山ありましたが辛い事がそれ以上に多く、世界もみるみるおかしくなっていく様に感じて、激動の一年でした。

BOWIEが浮き世から姿を消して、もうすぐ1年なんですねえ。
はやいような、おそいような。
モリケンももう半年ですね…。

生きてるうちは辛かろうが寂しかろうが何だろうが、死ぬまで生きねばならないのに、なんとなく暗い気持ちで過ごすというのは無駄だなあと思います。
でもなかなか、気分ってコントロールできないですもんね。

3連休楽しく過ごせたら明るいブログかこ。

NIGHTMARE活休ライブで終わらない悪夢に酔いしれました

※一部曲名やセトリ抜けがあったので訂正しました!

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2016年11月23日、NIGHTMAREの活動休止前ラストライブ「NOT THE END」へ行って参りました。

16年間にも及ぶノンストップの活動に区切りをつける重要なライブにも関わらず、屋外で「ナイトメ屋」等とダジャレを看板に芋煮と油そばを売っていた事が一部で話題になりましたが、本当にナイトメアらしい、これ以上のらしさはないライブでしたよ。

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芋煮は大人気だった様です。


本格的にファンになって1年ちょっとと言う余りに短い期間でしたが、『バンド』というものの魅力を再確認させて貰ったし、音楽とはかくあるべしって知った風な変なプライドを捨ててシンプルに楽しむ事に回帰出来た貴重な日々でした。
ライブ中、柩さんがゾジーさんに「今日のライブどう?」と聞かれて「最高の上ってなんだよ?」とザッツ柩さん(愛のリア充)なコメントを残していましたが、最高の上はナイトメアだよと言いたい。

一つの夢の区切りとして愛や覚悟、惜別、そして誓いに溢れた素晴らしいライブでした。
いつもの通り、呪いの様に長い文章で感想を書くので、人よりスクロールするのが好きな性癖をお持ちの方は是非ご一読下さい!

WOWOWでも生中継していたので正しい記録はそちらに残っていますが、余韻に浸りたくてまだ録画した映像を見ていおりません。MC等かなりあやふやなまま書き殴っていますので御了承下さい。
WOWOW番組見たら加筆修正するかもです。



 


ライブ当日を迎えるまで「ライブ後、私どんな気持ちになるんだろう!?」と自分でも予測不可能だったので、千駄ヶ谷の駅前に穴掘って入滅を試みた人として新聞に載ったりしたらどうしよう…と不安でした。

始まって欲しいような欲しくない様な気持ちで迎えた1曲目は「クロニクル」。
いつもの様な派手なメンバー登場演出はなく、照明の暗いステージに静かに現れた5人を、炎が照らしておりました。グッとくるねえ…。
驚いたのがゾジーさんの歌声の素晴らしさですよ!
活休発表の少し前に機能性発声障害を公表してから、時には痛々しい程に声が出ていない時もあったけど、この1年で私が聴いた中で最高の歌声でした!!
上手い!ゾジーさんは歌が上手いんじゃ〜〜〜!!!

2曲目で早くも活休前最後の祈りの作品「Awakining」が演奏され、ああ今日は本当に休止前ラストライブなんだと実感するとともに、続く「Can you do it?」では休止に臨む覚悟も感じて、この時点で今日のライブはとんでもなくなるぞって予感に満ちていました。
演奏も歌も丁寧で、東京体育館の音も想像していたより悪くなくて、心ゆくまで曲を楽しめる環境が嬉しかったです。

初めて聴く「ネオテニー」、瑠樺さんの代名詞曲のひとつ「東京傷年」、”邪魔するヤツは玉砕”とか言うパワーワードが曲の持つデタラメさを力強く表している「ジャイアニズム痛」と続き、暖まってきた所で、出ました「the WORLD」!!革命契っちゃうぞ〜〜〜!!こういう『バンドがブレイクしたきっかけの代表曲』的立ち位置の曲って、いつまでも付きまとって煩わしい時期もあると思うんですけど、やっぱり良い物なんですよね。屋号を飛ばしたくなりますよ。
よっナイトメ屋!(芋煮屋台ではない)

「ERRORs」はメインポンポーザー2名の影で優れたソングライティング能力をちらつかせる柩さんの曲です!敬愛するhide譲りのシニカルなエロスみたいなものを感じて好きです。

どの辺りの曲でか正確に思い出せないのですが、柩さんとゾジーさんが曲中に寄り添い、互いのイヤモニをしていない方の耳何度も囁き合っている姿が印象的でした。
かわい〜♡とか萌え〜♡では済まされない愛の行動に、愛とは無縁の生活を送る干物女即身仏憧れギャ)の私などは度肝を抜かれてしまいます…
読心術を体得した推しメン監視CIAの方々によると「今までありがとう」「こちらこそ」などと囁き合っていた様です。う、うわあーーーん!!
WOWOW視聴後追記:落羽のギターソロでした)

「BOYS BE SUSPECIOUS」「終わる世界の始まりは奇なり」で暴れた後、「惰性ブギー」では通路にも人が溢れ出す阿波踊り大会が巻き起こり、「ジェネラル」「まほら」と咲人さんの等身大のメッセージがLEDモニタに歌詞を映し出す演出でよりいっそう突き刺さりました。
(この歌詞映像がクッソダサかったのは、B-Tを初めとしたステージ映像ダサダサバンドマニアの私からすると、やったーーー!って感じでしたよ(にっこり))

そんな中での「わすれな草」…曲そのものの完成度は最初期の曲とは思えない抜群の素晴らしさなのですが、モニタに映し出される歌詞の『どうでもいいぜオブザイヤー』って感じの、な〜にがならぬ恋だこんちくしょうwwwハタチそこそこの子供が不倫をドヤ顔で歌にしてんじゃねえぞwwwどけどけ〜じゃまだじゃまだ〜(いつもここからという感じにちょっとフフフってなりました。
真面目にこの歌に共感しているコアなファンの方にめっちゃ怒られそう、ごめんなさい!!個人の使用感です!あと繰り返しますが曲としてはめっちゃ好きだから…。
WOWOW視聴後追記:わすれな草の歌詞はモニタに映し出されていなかった様です!歌詞の内容どうでもい〜〜!という気持ちが強すぎて誤記憶)

ライブとは関係ない提案で恐縮ですが、かつて副題に付いていた「Kの葬列」の元ネタ(楠本まき先生の漫画)に倣って、わすれな草のアンサーソングは『Kはただのジャンキーだった、あんな不倫は無意味だった』みたいな歌にしてはいかがだろうか。DAVID BOWIEの「Ashes To Ashes」で『トム少佐はただのジャンキー』って歌ったみたいで格好よくないですか?ご提案は以上ですレポに戻ります!

MCがどこに挟まれていたかも正確に思い出せないのですが、ゾジーさんが「今日のライブ、俺達は絶対に忘れません。この先辛い事や悲しい事があったら、俺達が今まで作ってきた曲を聴いて下さい。絶対に助けてやりますって言ってくれました。『やります』って涙が出る程かっこいいなと思う反面、メンバーも辛くて大変そうなのにそれは誰が助けてくれるの…こっちばっか助けて貰うの申し訳なさすぎ!じ、自分でよかったら、せ、先輩の助けになりたいっス!!みたいな気持ちで泣きそうになりました。

あと、「今日の新弥はかっこいい」とゾジーさんが褒め殺しスレスレの唐突な新弥賛美を繰り返していたのが面白かったです。
素直に「そう?」「おうw」と受け止める天然ナイスガイ新弥さん本当に可愛かったです。
「新弥ばっか褒めるじゃん?」と割って入る咲人さんもさすがでした。

柩さんは「このツアーで皆の嬉しい顔悲しい顔を見ていたら、年のせいか涙脆くて泣いちゃって…今日のライブ、俺死んじゃうんじゃないかって思ってたけど、今は嬉しい気持ちのが大きいって言ってくれました。「俺達、帰ってくる場所あるじゃん」って。一瞬でも「もう帰って来られないかも」と不安に思っていたのかと思うと、尚更、じ、自分でよかったら(略 って気持ちになります…。

そんな中、楽屋ではおしゃクソなのにステージ上では滅多に喋らないことで有名な瑠樺さんにもゾジーさんからマイクが向けられます。すると瑠樺さん、マイクを奪って一言「おめぇ座ってる俺と身長変わんねぇじゃねえか」
最高ですよね!
ジーさん(1hyde(旧単位)未満)は「そんなことない!」と必死で抵抗していました。このライブ中1,2を争うほっこりタイム!
ちなみに今日の瑠樺さんは完璧な巻き髪ワンレンにおフェロメイクで大人女子殿堂入りみたいな風貌でした。大変好みです!

曲の回想に戻りまして、「RAY OF LIGHT」「mimic」の後「ジャイアニズム死」「ジャイアニズム天」「極上脳震煉獄・弌式」と続いて、ヘドバンしない派の私も何度も押し寄せてくるあらいいですねの波に負けてとうとう髪を振り乱してしまいました…!はじめてですよ…ここまで私にヘドバンさせたのは…(中尾隆聖ボイス)って感じで、振り付けだからそうするんじゃなくて、楽しくて自然にヘドバンしたくなる瞬間ってものを味わい尽くしました!!

ヘドバンだけじゃなくてもう、逆ダイなんかも乗るしかねえこのビッグウェーブにの精神でやりまくりました。頭上の梨をもぐ動き!108個くらい捥いだ感あります、豊作!

「落羽」は元々大好きな曲でしたが、ついに聴けて感涙でございましたよ。やっぱりひっつー曲がナンバーワン!って気持ちに。
“飛べない羽根を両手に持って今は歩いているだけ”ってなんて素敵な歌詞なんでしょう。関係者席にご両親もいらしていた様ですが、こんな歌を大事な一人息子にきかされたら、お父さまお母さま無事じゃいらんねえよ…って思いました。
本当にいい歌。

そしてついに「VERMILION.」です。ギターのリフ、そしてソロのハモがエモすぎて!!なんたるせつなさ!メアの曲の中でも抜群に”泣き”の曲ですよね!泣けるって意味じゃなくて!
”縋るように崩れて叫んだ僕を「哀れ」と嘆き、笑っていた 風と太陽”って終わり方が、ロマンチスト特有の雄大な現実逃避に溢れていて大好きなのですが、今まさにバンドの活動休止に嘆く自分を笑い飛ばされている様でカタルシスを感じました。

本編最後は「Morpho」で終了。アンコールがあることは分かっていたけれど、ああもう残すところあと数曲なんだと思うと、名残惜しそうにステージを去るメンバーを引き留めたかったです。

 




『アンコール』の声、言う言わない問題で定期的に学芸会が開かれるSNS界隈ですが、この日は私は心の声として腹の底から叫ぶ事が出来ました。ただ純粋にもっと聴きたい!!って気持ちでアンコールを唱えられるのって幸せですね…。

暫くして出て来たメンバーは楽器隊の4人。アンコール1曲目はインスト曲「KENKA DRIVE」でした。狙い澄ました様な圧倒的ダサさも含め凄く大好きな曲なので生で聴けて感動!演奏がむちゃくちゃ丁寧で曲のクオリティを楽しめました!

ジーさんが登場して、アンコールもまだまだいくぜってな感じで「dogma」!裏打ちでズチャズチャズチャっとめっちゃ踊りたくなるアゲ曲、楽しい!初めて行ったメアライブで、曲中に全員分のメンバーコールタイムがあるというシステムに衝撃を受けた思い出深い曲でもあります。
「と↑べ↓」の煽りでお馴染み「自傷」も何回ジャンプしてもしたりない楽しさ!
“性的サディズムの僕””研ぎ澄まされたネクロフィリアなどのちょっと何言ってるか分からない系パワーワードが満載でテンション上がるんじゃ〜!文法なんて生涯皆殺し!

そして「トラヴェル」も初めて生で聴きましたが、余りにも良い曲なので驚いてしまいました…勿論音源も素晴らしいのですが何しろ昔の曲なので、今のメアの実力で演奏するととんっっでもなくレベルの高い曲になってました…再録して欲しすぎます…。
咲人さんのアコギ、新弥さんのアップライトベースが素敵でした。

そしてやはり「極東乱心天国」!!
瑠樺さん作、大都会を生き抜く根無し草たちのビートロック!曲の持つ「どう転んでももう止まれない」という無常さとパワフルさが大好きだし、間奏のギターソロで皆がお立ち台に片脚かけて一緒に頭振るシーンなんて『こんな光景実際に見る事になるなんて』というレベルでベタな”ロックバンドのイメージ”そのものなんですが、まあこれが絵になるんですよねメアは!貴重だと思うなあ。

アンコール1のラストは”5つ子”の名を持つ闘いの曲「Quints」をメンバーとファンで合唱。中学生英語の様なシンプルofシンプルなジャパニーズイングリッシュに吃驚したのは過去の話、今はもう、これほど熱い曲はないと断言出来るくらいハートを鷲づかみにされています!
夢もへったくれもない地獄の様な業界に身をさらしても、指を数えて5本あって、仲間を数えて5人いたら、俺達に出来ない事は何もないはず、そういう歌なんですよ…!それでタイトルがQuintsって!!!漫画かよ!!!

この5つ子達はまだ終わりじゃない、絶対帰って来てラスボスを倒すパーティーなんだ!!って思いました。

ステージの去り際、ゾジーさんが新弥さんにおんぶされ下手を走り回り、咲人さんにだっこされ回り、柩さんにおんぶされ上手を走り回り、もうあっちこっちで色んな組み合わせでだっこ&ハグ祭りだったので目が足りませんでした…邪眼が欲しい…ナイフで傷を抉られる千倍の痛みに耐えなきゃならないんでしたっけ?
あ、勿論瑠樺さんは秒速で捌けてしまっていましたよ。(フラグ)

 




2度目のアンコール、曲は勿論「Star[K]Night」です。ほんと、オーロラを眺めている様な心が澄み渡る様な曲です。
インディーズ時代に『解散するときに皆で歌える曲』をイメージして作ったと聞きましたが(何その動機!とか最初は思っていましたが)、今まさに、響きすぎてやばかったです。解散はしないけども。
“あの時君が失った物は 夜空の向こうの星になった 濡らした頬は何時かかわいて きっと羽ばたけるから”という歌詞を繰り返し歌う事で癒されていく様な、自分たちに言い聞かせて、祈りを捧げる様な感じがしました。
ファンの肉声だけでサビを合唱する部分、メンバーはイヤモニを外して凄く真剣に聴いてくれて、その目がウルウルしているので、この瞬間まで堪えてきた涙が溢れそうでやばかったです。ギリ持ちこたえましたけど。(フラグ)

永遠に歌い続けて終わりたくないなあと、せっかちな性格にもかかわらず割と本気で思いました。

曲が終わり、「それじゃあもう一度皆でひとつになろう」と全員で手繋ぎジャンプをすることに。ルナシーのライブ以来だよこんなことするの…20年振りに近い気がする!
『皆でひとつになろう』と言われると、脊髄反射で『だが断る』してしまう捻くれ者の私でしたが、この日ばかりは肉体を捨て皆で一つの霊体になりたいぜってくらいスピリッチャルに最高の気分でした。愛してる!!!

最後に、メンバーがひとりひとり挨拶してくれましたが、ここで、この瞬間まで泣くのを堪えてきた苦労が水の泡!
新弥さんが泣いてんすよ。咲人さんが泣いてんすよ。柩さんは…まあ通常運転だけど泣いてんすよ!
涙が溢れそうな真っ赤な目で「今までこんなバカ野郎5人を応援してくれてありがとね!」って新弥さんが言った瞬間、会場全体が「あかん…」って空気に。あんなん無理、あんなん無理だよ。
新弥さんほど素朴で優しくてかっこいいベーシストはいないってことなんだよこの世に!
もうね、ザァーッて音がするくらい涙が溢れてきてしまいました。はあ…。

咲人さんは「16年間やって来て、一番綺麗な歌声が聞けました。「さよなら」と「またね」は違うからな!!またな!!」って言ってくれました。涙ながらに。咲人さんがあんな風に泣く所を初めて見たので、俺達のジャンヌダルクが泣いてる…って感じに凄く、凄く驚きました。咲人さんの音楽的知見と何ごとにも全力で挑む勤勉さがなければメアはここまで続かなかったんだろうと想像します。勿論順番なんて付けられないけど、一番の功労者なのかなって思うから、余計に切なかったです。また戻って来てくれると約束してくれて有り難うと伝えたい…。

ジーさんは「何年かかるか分からないけど、”必ず”帰ってきます」って宣言してくれたし、柩さんは最後に「いってきます」って言い残してくれました。
バンドという家を離れ、皆が修行の旅に出るんだなあ…。

今この時は寂しいけれど、雁字搦めのルーティンでじっくり音楽に向き合う間もなく消耗していくよりも、今ここで負の連鎖を断ち切って、新たな出発をする準備をする事は、希望があるなと思います…。
近年の活動を辿ってみると「こんな活動の仕方なあ…」って思えましたし…。
多分、解散って選択肢もなくはなかったであろう中、「もう一度やり直そう」って思ってくれたことが嬉しいし、バンドを大切にしている証拠だと思いました。

しかももっと「二度と見られないかもよ?」って煽って解散商法をする事も出来たはずなのに、発表から8ヶ月弱、彼らは度々「心配しないでね」って言ってくれて、信じられないくらい誠実でした。
ソールドしないの折り込み済で箔を付ける為の東京ドーム!みたいなことが生真面目さ故に出来なかったとゾジーさんが告白していた様に、とにかく背伸びをしないバンドなんだよ…。愛おしいです。

おんおん泣きながら、アンコールの声は鳴り止みません。普通に考えたらスタナイを歌った時点でライブはきれいに大団円なんだけど、もう何でもいいからもう一曲でいいから聴きたい!!って気持ちです。セミファイナルの仙台でトリプルアンコをやったと風の噂で聞いていたのでうっすら期待していたりもしたのですが、まさかあんな終わり方になるなんて…最高のエンディングが待ってましたよ!

三度出て来てくれたメンバー。瑠樺さんの肩にゾジーさんがぶら下がるというか、押しているのが見えました。ツアーTシャツに身を包んだ4人に対し一人だけピエロ風衣装のままの柩さんが、パーティーに召還された妖精みたいで可愛いです。
咲人さんは何を思ったか飲みかけのコーラをMAX振り回しパンパンにした所で客席に投げ入れていました。思えばもう、これも始まりだったのだ…。

さあ何をやってくれるんだろう!というワクワクして居た所始まったのは「My name is SCUM」と、そして悪夢の4カウント!!
ふええええwwww「the FOOL」だあああああwwwwwww

(※the FOOLの印象が強すぎてSCUMが抜けていました、訂正いたします!)

私の様な初心者が解説するのもおこがましいのですが、「the FOOL」はその名の通り約48秒のひたすら頭を振らせるだけのバカ曲で、しかもエンドレスヘドバン地獄大好きおじさんである瑠樺さんの采配によって繰り返し繰り返し何度でも演奏される、ファンしごき曲なのであります。(合ってますか?)

さっきまでスタナイで美しいメロディを口ずさみ涙していた筈なのに、気がつくと自分が今何をしているのかも分からないヘドバンループ世界にいました。終わらない儀式!!
5回…10回…段々と『もしかしてこれ連続回数の新記録狙ってんじゃないのか』みたいな戦慄すら走りはじめましたが、結果合計12回!記録更新ならず!
段々とメンバーの演奏も滅茶苦茶になってきて、モニターに映る瑠樺さん(鬼教官)は自ら苦悶の表情を浮かべ喘いでおられました、うへ〜〜最高!

推しメン語りで恐縮なのですが、客にエンドレスヘドバンをさせている時の瑠樺さん、悪ガキみたいで最高に可愛いんですよね。いたずらをするためには自分自身もヘトヘトになる労力を惜しまない所が、ドSのSはサービスのSなんだなあ!と実感出来ます。
無気力キャラと見せかけて、実はめっちゃ熱いところが好きです。悪巧みと観客の度肝を抜く為には。

終わった瞬間の、ああ〜〜〜wwwおわたああああwwwみたいな謎の解放感!!
ただの感動で終わらないメア最高かよ!!
スタナイで終わってたら美しいけどしんみりしたままだったろうと思うので、「the FOOL」でボロボロにされて、涅槃を見据えつつ御仏を感じて終われて良かったのだ…。瑠樺さん菩薩説。
今までBiSHとの対バンを含め、菩薩ヘドバン塾の意味が分からなかった私ですが、この日はじめてわかりましたよ。頭を空っぽにするための儀式〜解脱に向かって〜なんだ。破滅よりヤバイやつ。入信しょ。。。

あんなにしっとり感動的だったのに、理不尽な運動で楽しく終わるって凄くないですか?
真面目に評すると、メアは緩急の付けかた抜群に上手いなと思います。かっこいいビジュアル、面白いキャラクター、激しい楽曲、弟のバンド…色んな側面を出し入れ出来て、客を心地良く振り回す事に長けているなあと思う。
稀有なバンドじゃないでしょうか。

そしてそして…!
曲が終わり次第すぐ捌けちゃう瑠樺さんですが、何と!袖前でゾジーさんが「いかせねぇよ!?」みたいな感じで待ち伏せをしていて、だっこさせられていました!!
うええええええん!!!!
これだけでも素敵な光景すぎて私はセイウチ状態でオウオウ鳴いてしまっていたのですが、瑠樺さんサイドも「だっこで可愛いままじゃ終わらせねぇよ!?」って感じだったのでしょうか、ゾジーさんの脚を抱えてジャイアントスイング!!…しようとしたんだけど、力が足りなくて1周くらいでドサッと捨ててそのまま帰っていきました…最高かよ。

今度こそライブはお終い。ステージを去って行くメンバーを見送りますが、何だかスカッとしていました。運動の力は凄い。
最後はゾジーさんが客席を静まらせ、肉声で「ありがとうございましたー!」と絶叫。この時、ジーさんの傍らで深々とお辞儀したりする柩さんが女将感ありすぎて、やっぱり旅館で見た通り女将なのではないか…?という疑念がまだ拭えない私です。
女将で妖精でパリピ、柩さんは唯一無二。

こうして私のナイトメア活休ライブは幕を降ろしました。
最初から最後までナイトメアらしさを詰め込んだ、最高の上、つまりナイトメアなライブでした。



終わった直後は、驚く程「この先何年も活動がない」という実感が湧かず、来年の春辺りにはひょっこり次のツアーが始まりそうな気分が消えなかったのですが、これ書いてる今になって、段々実感が湧いてきました。寂しいな!でもですね私、バンドマンのエゴイスティックな、あるいは無茶なソロ活動とか大好きなので、これだけ個性的なメンバーだもの、新たな一面を見せてくれると楽しみにもしていますよ。

見ていると応援したくなるメアの等身大の姿って、音楽にも無論反映されているんですよね。
ヴィジュアル系に限らず自分たちを大きく見せようと小賢しい真似をするバンドが多い中、メアのただ良い曲を実直に作る姿勢が凄く凄く好きです。
決して音楽的意識高い系バンドではないはずなのに、昨日の洗練された、ある種の到達点まで仕上がった”本物のロックスター”みたいなストレートな格好良さは、そういう積み重ねの賜なのでしょうね。

チャーミングな人間的魅力も曲に反映されているしね。この5人じゃなきゃこの曲は生まれてないという感じが、理屈抜きに今まで見たどのバンドよりするんですよ。

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金テープに書かれたメンバーのメッセージがまた良いでしょ。
やめるやめる商法を使わない生真面目で誠実な暖かいメッセージの中、瑠樺さんの殺害予告風メッセージがきらり!やっぱりこの人好き!!

 

 
この!!!正座している困り眉のかわいこちゃんが!!ぼくの推しメンです!!!と大の字ジャンプしながら道行く人々にアピールしたい気持ちにです、今。


今年は世相的にも、音楽業界が失ったものの大きさ的にも、私の個人的な暮らし的にももの凄く荒れ狂った一年で、とどめがメアの活休かあ…と沈んだ気持ちになっていたけれど、この日のライブは休止という言葉に反して凄く前向きにさせてくれるものでした。少し前の私なら「前向きになれた」なんて反吐が出てるぜ!って感じだったけど、何かを愛おしく感じて取りあえず頑張ろうと思えるのは素晴らしいことだ。たまには素直になってもいいじゃないか…そんな気分です。

メンバーの修行生活に幸あれ…!と自分の生活も安定しないくせに生意気に祈ったのも束の間、帰宅後、大勢のイケメンに労い慰めて貰っている柩さんのツイートを見て、さっきのなし!!このイケメン独禁法抵触パリピ!!と歯ぎしりしたのでした。愛されリア充め〜〜女の嫉妬は醜い!!

 

GREMLINSwithHISASHIさんなう。 名古屋からひっつーの為に打ち上げに駆けつけましたよ(笑)

SuG Chiyuさん(@sug_chiyu)が投稿した写真 -




1.クロニクル
2.Awakining.
3.Can you do it?
4.ネオテニー
5.東京傷年
6.ジャイアニズム痛~生涯皆殺し~
7.the WORLD
8.ERRORs
9.BOYS BE SUSPECIOUS
10.終わる世界の始まりは奇なり
11.惰性ブギー
12.ジェネラル
13.まほら
14.わすれな草
15.RAY OF LIGHT
16.mimic
17.ジャイアニズム
18.ジャイアニズム
19.極上脳震煉獄・弌式
20.落羽
21.VERMILION.
22.Morpho

EN1
24.KENKA DRIVE
25.dogma
26.自傷(少年テロリスト)
27.トラヴェル
28.極東乱心天国
29.Quints

EN2

30.My name is SCUM
31.Star[K]Night

EN3
32.the FOOL
33.the FOOL
34.the FOOL
35.the FOOL
36.the FOOL
37.the FOOL
38.the FOOL
39.the FOOL
40.the FOOL
41.the FOOL
42.the FOOL
43.the FOOL

 

cali≠gariはアングラ界のトップスター、Raphaelは帝劇へお願いします、NIGHTMAREは最強の主人公パーティー

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いつからバンギャじゃないと錯覚していた?

つい先日はVISUAL JAPAN SUMMITというG8も終電があるので帰宅する様なフェスに参加し多幸感に包まれ、昨日は仙台PITで開催されたlittle HEARTS(ヴィジュアル系専門店)の8周年記念イベントというキリの良すぎる記念イベントに参加し、またもや多幸感で死にかけてしまいました。

ヴィ、ヴィ、ヴィジュアル系ばっか聴いてるじゃないか!!!
激怒!!!(ついでに逆ダイ!!!)

逆ダイって相変わらずほんとなんなんだよ…全然ダイブしてないし…「逆にダイブしてない」の略かと思ったよ…

そんな訳で、まさか私も金爆とcali≠gari共演だワッショイの後に、ナイトメアとcali≠gari共演だワッショイが待っているとは思わなかったです。最高でした。好きなバンドを同じ空間で連続して見られる、最高じゃなかったらなんだよ!
そんなリトハ仙台のレポ的なサムシングをさせて下さいね!

 

cali≠gariのアウェイ感が異常

分かりきっていた事ですが、会場はメアT6割、ラファT3割、メジT1割という感じで、ガ、ガリストいねーーwwwと草生えてしまいました。
それもそのはず、ガリストの多くは『ザビが出た方が良いのではないか』と危惧しつつ自宅待機宣言をしてましたし、それくらいアストラル界要素強めの対バンですものね…。

ナイトメアとカリガリって世にも珍しい兼ギャである私からするといくつも共通点のあるバンドなんですけど、普通に見たら真逆ですよねぇ。

 

■しかしやってくれた!!さすが俺達のcali≠gari!!

オープニングアクトを終えて、イベント本編としてはcali≠gariがトップバッター!さっきまで柵で前回りするかな!?しないかな!?みたいな動きをしていた目の前のロリータちゃんが柵に伏せってしまいます!OH!バンギャル!(ジュリー)

ステージの黒幕が落ちると何ともうそこにはメンバー全員スタンバイしておりました、かっちょいい!!他のバンドは長い登場SEに乗せて一人一人が登場する演出だったんですけどね、さすがですよね!

どれほどシンプルなリフでもハラハラが止まらないギラギラでスタートでした!
始まってみると思ったより沢山ガリストが紛れ込んでいて、大いに盛り上がっていましたよ。というか上手前が尋常じゃなく盛り上がっていたんだけど、SG(サクライスト)凄すぎィ!やはり圧倒的カリスマがそうさせるのか…†

石井さんはアストラル界を意識してか全身真っ黒の暗黒の妖精風!頭はGAGA的な髪の毛リボンと黒リボンのコラボ。咲人さんの肢体を舐める様に見て目が肥えている下手のドスケベメアギャにもばっちりアピール出来る、ナイスプロポーションを活かしたスケスケっぷりでございました!スカートからは太ももチラリ…いやガバリで、ちょいちょい座り込んだり寝そべったりしてちょっとだけよ状態を披露しておりました。

研次郎さんはピンクベージュの髪の毛を今日も盛り盛りで、胸元が派手なシャツに身を包んでおられました。ベースを弾き乱れヘドバンしながら縦横無尽にステージを移動する様は本当にかっこいい!

青さんはVJSの時と同じ迷彩のサロペットで、途中「ちょっと待ってね、今脱ぐから♡」と脱衣、しかし下にもしっかり着込んでいたため謎ストリップ…!センターの人最初からほぼ裸!

でっかいドラムセットに埋もれた中西さんはいつもよりサラサラヘアに見えたのですが、すっかり秋の装いでしょうか!この日も力強いドラム素晴らしかった!

セトリに戻りまして、踏は予想していたけど、颯爽たる未来圏、さらにはスクールゾーンは本当に吃驚しました。久々に聴けて嬉しかった。何と言ういい曲なんだ…。

意外性のあるセトリでも淫美まるでカオスなは勿論やります。
メアギャに布教する際、この曲は押さえておくべしと伝えていたので良かった。いつどこで聴いても本当に楽しい曲、最高!コール&レスポンスが期待出来ないからか、いつもよりしっかりタイトル部分を石井さんが歌ってくれたのも良かったですね。

今回もMCナシでぶっちぎるか!?と思った矢先、青さんが鉄板のセックスコールをやってくれました。ちゃんとイベント仕様のこともするんだ!精一杯の気遣いを感じましたw

「仙台のみなさぁ〜ん!もう時間がないのよぉ!セックスは好きですかぁ〜!」と言い出した直後の周囲のざわつき、忘れられませんw セックスコールって何も知らない人からすると今でも衝撃なんだ…と猥談慣れしたガリストは思ったのでした。

久々に聴いたエロトピアは、外様だからってのもあっていいもんでしたよ。これで終わりかと思いきや最後はクソバカゴミゲロまでやってくれて、勿論本日も元気にヤラセロなのです。どうでもヤラセロ、いつでもヤラセロ、楽しくヤラセロ、やっちゃえーー!!!やらなきゃ損損!!
中西さんのドラムに合わせてセクシー界のやんちゃフェアリーな石井さんが〆ジャンプを披露して出番終了。
青さんが最後に「リトルハーツさんおめでとうございまぁす」とコメントした所で、あっ!8周年!と思い出したのでした。
なんだよ!!8周年て!!!(怒りの逆ダイ)

ファン的には、先週VJSで金爆とLUNA SEAに挟まれた時以上のアウェイを感じてのスタートでしたが、さすが過ぎました。いつも通り且つちょっぴりイベントに配慮したサービス感あるステージで、きっちり爪痕残して去りましたよ。cali≠gariは格好いいなあ…この後出てくる王道バンドと比べると確かにアングラなんだろうけど、それと同時にこれ以上ないくらい華やかでトップスターなんだよ。不思議だ。

 

Raphaelの歌唱力で日比谷に瞬間移動した

ラファエル…名前だけ知っていましたが、丁度私がV系に三行半をつきつけ離脱した辺りから売れ始めたバンドだったので、実は1フレーズも聴いたことがなかったのです。しかし友達からは「バンドマンとして逆にどうなのかというレベルで歌が上手い」ときいており、え〜〜?言ってもV系でしょぉ〜?と半信半疑だったのですが…

歌を聴いているうちに日比谷に瞬間移動していました。
はっ…こ、ここは、日生劇場…?
う、う、う、うますぎ!!!!!
井上芳雄、山崎育三郎、YUKI…???
圧倒的歌唱力だけじゃなく、なめらかで美しい声、歌詞が聴き取りやすく豊かな表現力、ヘドバンしながらも声がブレない体幹の強さ、私の心はガラコンサートへと旅立ちました!!余りの心地よさにいつまででも聴いていられる…と思いました…ラストのevergreenという曲のカーテンコール感、みなみを帝劇に連れてって!!って感じでしたよ。

いや、素晴らしいですね。V系の上手いなんてたかが知れているだろうと侮っていた事を心よりお詫び申し上げます。
私が東宝のスカウトマンなら絶対声かけるのに…!コミュ力高めでどっしり構えたお人柄も、舞台向きだと思うなあ!

 

■NIGHTMAREは漫画、主人公パーティーです!

大トリは勿論仙台が生んだNIGHTMAREでございますよ。はじめて彼らのホームで見る事が出来て嬉しかったです!

もうね、メンバーが一人一人ステージに現れ、揃った所で極東乱心天国が始まった瞬間に、ステージ上が完全に漫画なんですよ。主人公チームすぎません? メアのこの絶妙なバランス、個性バラバラのキャラクターが1つにまとまる圧倒的パーティー感、この魅力は見ないと分からない!!!鳥肌立つもん!ワクワク感が半端じゃないの!!

圧倒的「この5人じゃなきゃ駄目なんだ」感、凄いです…。セトリもノリノリな感じで楽しかったです。いつ聴いても極上脳震煉獄弌式の新弥さんのベースのスラップえげつなく格好よ過ぎます。またあの長い手脚で弾くところが…(脚は関係ない、いやなくない!!)永遠にサムピングしていて欲しい!!はー!

途中、MCでは「16年前結成した時はこんなに面白くて格好いいバンドになると思っていなかった」と活休を控えての地元凱旋ライブらしくゾジーさんが言っていましたが、それに対する柩さんの返しがね…

「愛してやまないよ」

ですからね。あ〜リア充のストレートな愛情表現こわいんじゃ^〜
その後もゾジーさんに

「君じゃなきゃ無理だ」

って言ってましたからね。客席、ヒュ〜!って言ってましたけど、ヒューで済んだら警察はいらんわ!!と思うくらいに本当に柩さんすごい。すごすぎ。おじさんこう言うの慣れてないから、尊すぎて祈りを捧げるモズグス(ベルセルク)みたいになっちゃう…。

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この日はcan you do it?が聴けた事が嬉しかったです!胸に染み渡り涙しそうでした。前向き啓蒙系歌詞苦手マンの私ですがメアが歌うとしっくりきすぎるし、メアからしか聴かないんだからな!みたいな、凄い突き刺さる感じです。

惰性ブギーの阿波踊りも楽しかったし、ラストのQuintsのストレートで骨太なパワーにもグッときました。やはり誓いなんだよ、この曲は。
メアの活休まであと1ヶ月を切りましたが、私はメンバーは修行に出るのだと考えています。再びパーティーとして集って、ラスボスを倒す為に。傷を癒し、新たな技を習得して、最強のメンバーでまた連載再開するって知ってるんだから!!

いやあ、個性のまるで違う色んなバンドが見られて良い1日でした。V系縛りなのに、不思議ですね…。
贅沢を言っていいのなら、cali≠gariと仙台貨物の対バンがいつの日か見たいです!!

VISUAL JAPAN SUMMITで推しバンドの魅力を再確認する

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V系とは何かと因縁がある私ですが、話題がフットーしちゃうよおおおな感じのYOSHIKI祭ことVJS、最終日に乗り込んでしまいました!それもかなりウキウキで!

名前こそ違えどこれはもうエクスタシーサミット2016であり、呼ばれるのはYOSHIKIの息がかかった後輩達ばかりだろうと高みの見物をキメる気満々であった私に、突然のcali≠gari出演の報が舞い込んだのはいつだったでしょうか。
タイムテーブルが発表されなさすぎて、忘れちゃいました!

金爆も同日に出る事だし、乗るしかないこのビッグウェーブに!と清水の舞台から逆ダイキメる勢いでチケッツを購入してしまいましたよ。1バンド30分も出番ないと踏んでいたし、16,000円払うのは結構勇気がいりました。

しかし結論を先に申しあげると(文章が長くなりがち故の配慮)、
最高of最高に楽しかったし、行ってよかったです!

フルで見たのは金爆、cali≠gariLUNA SEAだけだったのですが、十分元は取りましたね。

■金爆がウケると我がことの様に嬉しい金爆ギャ

既にワイドショーなどで散々取り上げられておりますが、新曲「水商売をやめてくれないか」の告知からの…「水商売をやめて…くれないだーーーー!!」の絶叫とともに初期Xのコスプレで登場した金爆ちゃんは、いつも通りふざけ倒しながらもドッカンドッカン、幕張メッセが揺れる程にウケにウケておりました。
見て!おもしろいでしょ!!ねえねえ、見て!!
そんな鼻高々な気持ちになってしまう都合のいいファン心理よ…。
最後にはYOSHIKIまで出て来ちゃってほんと売れっ子よねえ…。

それにしても、お決まりのギターソロ等でキッチリ笑いを取るだけでなく、青いドレスのYOSHIKIコス研二がズラをバッサバッサと落とし、度々坊主ドレスおじさんになるシーンなど、さり気ない狂気と(仕込んだ)ツメの甘さが素晴らしいのですよね。

鬼龍院さんの絶好調な歌唱にも涙が出そうになりました。
私がファンになった頃は丁度喉の病気治療中の頃で、聞いちゃいらんねぇよってな状態だったので余計に。
何と言う歌の上手さ…紅をあそこまで完璧に歌いこなすとはお見それしましたよ!
相変わらずオケはmp3故に、iPhoneスピーカーから再生してるレベルのバリバリゴワゴワでしたが、いつもより音大きめで嬉しかった!
mp3の圧縮は不可逆・・・† オーディオ環境厨が声高に叫ぶmp3プレーヤー批判について金爆のライブを見ている時に1番「それな!」と思います!まあそこがいいんだけど!多分!

V系っぽい曲や欲望の歌など、今やらずしていつやるんだという曲も聴けて大変楽しかったです。

タイムテーブルがまさかの金爆→カリガリだった為、カリガリが出るステージ側から主にモニターで見ていたのですが、こちらでも完璧にウケてましたよ!



■(*^◯^*)ビジュアル系にもこんなバンドがいるんだ!

はー…cali≠gariを好きでよかった…。
出番終了後、それしかなかったですね。ウィーアーカリガリが止まりませんでした…。
かっこよすぎて意味が分からなかった!自慢です!見たかビジュアルショッカーズのみなさん!これがcali≠gariじゃーという気分!私の目に狂いはなかった!
魅力が7曲に凝縮された迫力漲るステージでした…!!
フェスの空気だけでなくタイムテーブル的にもウルトラアウェイの中、一番かっこいいcali≠gariを見せてくれた事に本当に感謝です。セトリをご確認下さい!

オーバーナイトハイキング
マネキン
マッキーナ
淫美まるでカオスな
アレガ☆パラダイス
サイレン
クソバカゴミゲロ

アレパラからのサイレンという躁鬱具合が、V系狂気では到底表現出来ないナチュラル頭おかしい案件で最高でした!作詞作曲は同一人物!
ちなみにMCは一切なかったです、研次郎さんのメタル奇声くらいでした。

衣装ですが、石井さんは東京カリガリランド2日目で着ていたヴィランズ風お衣装。青さんは「普通の服着たおっさんがバリバリメイクしてる」と他バンドファンから驚愕されていた通りのお姿でした。
研次郎さんは全身真っ黒で、も〜〜今日もハンサム!!カリガリのハンサム担当すぎる〜〜〜!目を奪われました!

こういった機会ですから、一応知っている人も多いであろうマグロ、エロトピアあたりを入れても良かったと思うのですよね。入れないだろうなと思っていたけど、一般論として。
それがサイレンを除いて全曲復活後以降の曲で、近年のcali≠gariの魅力が満載な上に、このフェスでcali≠gariにしか出せないであろうイカれっぷりも名刺代わりにきっちり披露して文句なしの構成でした。
バンドが今を生きている、現在進行形で1番格好いい姿を見せてくれる、ファンにとってこんなに嬉しい事は無い。

デペッシュ・モードみたいとか、モリケンイズムを感じるとか、嬉しい感想もちらほら見かけて、そうなの!!!と帰りの電車内でもファンエゴサが止まりませんでした!
(エゴサは自分自身のことを調べる場合のみ使えるので、自分サイドのことを調べる場合のいい呼び名はないんですかね…)

VJSでC&C MUSIC FACTORYやマイケルジャクソンのフレーズ入れてくるバンド、多分cali≠gariだけだぞ!!
 
今年前半のツアーでの体調超絶不良の石井さんが記憶に新しいのですが、この日はピョンピョンくねくね&ダッシュで自由奔放に動き回り、元気はつらつでした!
ステージから出て行って隣のステージとの境目の謎のエリアで歌ったりもして自由でした!バルコニー、地獄のジュリエット!って感じでした。

途中で靴を脱いでは投げ脱いでは投げ靴下姿になり、最後のジャンプでは見事に転んで尻餅ついててなんかよく分からないけど最高でした。

クソバカゴミゲロことクソバカヤラセロでは、とうとう青さんまでギターを放置してやらせろを連呼。そもそもが頭のおかしい曲なのに、いっそうあぶない曲になってしまい最高じゃないですか。さっきから最高しか言ってないですか?ふくながほーげん!

VJSで初めてカリガリを見て、MCもしないでサイレン鳴らしてやらせろとは尖ったバンドだなあと思った皆さん、安心して下さい。ワンマンではギターとベースの二人で夫婦漫才もしますから!
振るってワンマンにもご参加くださいね!ガリストは待っています…†

■無敵と書いて遅延と読む!もう一人で歩けなくなる前に元気に帰宅!

会場から自宅まで2時間以上かかる私ですので、LUNA SEAを見終わった所で静かに離脱させて頂きました。
そりゃあXや無敵バンドも見たかったですけど、YOSHIKI書記による無慈悲な遅延行為がエゲツないと聞いていたので、最初から諦めの境地でしたね。

でもまあ十分楽しんだので満足です!

まさか無敵バンドに石井さんまで出てくるとは、まさか歌うとは、まさか研次郎さんが無敵フラッグを振るとは…。
後に知って驚愕しましたが、WOWOWを見る日を夢見たいと思います。

それにしても武道館のエクサミをVHSで見ていた世代としては、まさか石井さんが…という、世の中何があるか分からなすぎる感が凄いです。本人が一番予想してなかったろうなぁと思いますが…!

短い時間だけの参加でしたが、同一ジャンルのフェスと見せかけて、バンド毎に様々なスタンスがあるなと大変勉強になった半日でした。
王道には王道の、邪道には邪道の、若手アイドルには若手アイドルの役割があるよなあって。

書記はまたやるみたいな口調でしたが、その際はまたトラブル込みで楽しみに参加したいなと思いました!

 

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推しメンも大好きなYOSHIKITTY・・・†

 

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床に落ちたマスクがいい味を出している、YOSHI木・・・†