おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

ニューヨーク単独ライブ「虫の息」に行ったよ

ニューヨークとの出会いを書いたりすると、2019年の前半どういうアルゴリズムか分からないけれどYouTubeのおすすめにニューヨークchが出てきて、当時YouTubeを熱心に更新している芸人もほぼいなかったので何となく見る様になり、ゲリラで素人を笑わせに行ったりお尻にローターぶち込んで市中を駆け回ったりしている姿をハハハと見ていたのが最初でした。
ネタがめちゃくちゃ面白い事に気づいたのは数ヶ月先で、確か「ベース」か「シェアハウス」を見た気がする。


そこをイジッてくれるんだ!という痒い所いやイタい所に手が届く観察眼、世間では「意地悪なニューヨーク」みたいに言われてるけれど、本人たちは意外と素直で善人で全然いじめっ子気質はないんだよ!
ラクして楽しく生きたい…って感じで、誰かを蹴落として芸能界のTOP目指すぞ的なギラギラもなく、非常に親しみやすいニーチャン達だなと思って4年くらい緩いファンをやっております。

いまだになんJ的な所では…なんJ見るなよいい大人がとか言わないでねェ…疲れちゃってェ…(コログ構文)彼らの自称するところのキョロ充/チー牛なんかをいじめる存在として見られ滅茶苦茶に嫌われていて笑ってしまうのだが、実際にはイキッてるイタい自称一軍をこそをイジる芸風なので、怖がらないで!といつも思います。
まあニコ動のパンツマン事件をいまだに許さないスタンスなのだろうけど。
あれ何なの?テニミュファンがいまだにEXILE TAKAHIROのこと脱走兵とか言ってるのと同じ匂いを感じるんだけど。イジるのが面白いと思ってる感じがイタいからやめちくり!

前段が長くなっちゃったけど、そんな感じで去年に引き続き単独ライブに行ってきたよ!!

タレントとしても忙しいはずなのに、新ネタもしっかり面白くてほんと素晴らしいわ。今年もしっかりめちゃくちゃ笑った。

全く個人名は出ていないのだけど、私の脳内では速水奨三木眞一郎が手を取り合って踊り、ジュニアと松ちゃんの笑顔が流れ星の様に降り注ぎ、最後にはぎちゃんのあまり思い出せない顔がうっすら夜空に消えていきました。(※個人の感想です)

白眉だったのはオンラインサロンのコントで、何重もの構造になっててすごかった。
にも関わらずあのバカバカしさ。
ニューヨークって世相を切る毒舌━━━━とかじゃなくて最終的にはバカでしょーもない所が魅力なんだよ!!バカパク!(ジャングルTVのルーレットを回しながら)

そんなくだらなさの境地「マイケル」は、ランジャタイに通じるキテレツさすらあって大変良かったです。
なんで???wwwみたいな笑いに目が無い私です…理不尽じゃない笑いなんて!

幕間VTRの嶋佐軍団合コン映像も、わざと負け芸をしている訳ではなくナチュラルに嶋佐がモテないのが伝わってくる味わい深すぎる映像で最高だったな。
何故か身の回りの若いギャルに嶋佐の顔ファンが多くて驚愕しているのだが、アクスタもちゃんと嶋佐の方が売れているとのことで笑いました。

演出について、ウエストランド井口じゃないけどお笑いライブにオシャレさとか必要ないと思っていた私ですが、ニューヨーク単独のかっこいい音楽や映像は必要なんだよねなんか。シニカルでフラットな空気にいちいちリセットするのに必要なのかな。芸劇だったのもあり、ショーアップされたものを見た!という満足感もありお得感がありました。
次は初台の新国立劇場でやって欲しいです!

おわり!