おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

2015.09.19 氣志團万博と音楽と人イベントを梯子した件

f:id:notenbtller:20150925184053p:plain9/19(土)は大変な一日でございましたよ。
私、かねてよりチケを取っていた氣志團万博と、突如として決まった音人イベントを梯子してしまいました。

それもこれも、ゴールデンボンバーGOATBEDBUCK-TICKのゆうたという奇跡の推しメンリレーが出来るからであり、仙台貨物も見たかったし、どちらかのイベントを諦めるのは無理でしたわよ!

自宅から千葉県は房総半島にある袖ヶ浦まで2時間強、引き返しては鶯谷のホテル街まで2時間弱、フェスのシャトルバスだとかバス停からフェス会場までの長 い道のりだとか諸々込みで一日の総移動時間は約6時間という梯子。東京生まれ東京育ち新宿LOFTまで片道20分の私としてはもうこれはほぼ参勤交代でご ざいました。

ここで、この日の私のアーティストタイムテーブルを貼らせて下さい。いいでしょう!本当は金爆の後のグループ魂も見たかったんだけど、想像以上に万博会場から電車に乗るまでの時間がかかることが分かり泣く泣く断念しました…。

1組ずつ感想を述べます。


郷ひろみ(11:10〜)

サマソニで見た人が褒めちぎっていたので是非とも観たかった一人。想像以上にかっこよくて、この日全体のベストアクトと言っていいくらいときめきました!
抜群のスタイル、ハンサムすぎるお顔、キレッキレのダンス、素晴らしい歌唱力、ハイレベルなバンド、盛り上がらずにはいられない神セトリ!その貫禄はまさにヒロミGO!!
お嫁サンバ→How many いい顔→2億4千万の瞳の流れには会場全体がヘブン状態になっていました。誰だって死ぬまでに一度は「おっくせんまんおっくせんまん!」って合いの手入れたいもの!!

 

仙台貨物(11:50〜)

4年連続出演の仙貨は、今年は原点回帰なのか千葉さんの仮装も露出も無しのベーシックスタイルで、セトリも定番曲のみで新しめの曲はなし。ちょっとだけ肩すかしを食らった感あったけどやはりとても楽しかった!翔やんによる紹介VTRの「もうナイトメアやめちまえ」からの千葉さんの開口一番「ナイトメアじゃないですよぉ〜」がウケました…何やっとるんや君ら感最高ね。

千葉さんのちっちゃくてむっちりしたフォルムは萌え以外の何物でもなく、ムキムキダンサーに担がれて連れてこられたサティさんの華奢な美しさも姫感迸っていて萌えました。あとひっつー、じゃない、フルフェイス!ちっさい!可愛い!何かもう全体的に可愛い!ライトファンの感想!
そしてこの日は説明もないままギガフレア様が王珍々と同じ衣装とメイク、珍々が二人。
ギガフレア様のあの美しいお顔の無表情っぷり、グルーブ感ゼロのドラム、作る曲のしょーもないぶっ飛び加減、何もかも気になります…。

ライブの締めはやはりウルトラソウルで大盛り上がりでした。ハイッ

でんぱ組は遠くから休憩しながら観ていたのですが、アイドルはいいものですね。

 

ゴールデンボンバー(13:30〜)

超人気&席アリライブしかやらない故、ワンマンライブで至近距離で観るのは至難の技。という事で1mmでも近くで観ようと頑張って前に行きましたよ。3列目くらいで上手の花道側に陣取れたのでキャンギャとしてはナイスビューでした!

セトリも演出も金爆的には普通っちゃ普通だったけど、ほぼ全裸(肌色のTバック股間ぞうさんのマークのみ)のガチムチ研二が花道を駆け抜けると、私の後ろの氣志團ファンの男性がずっと「樽美酒の身体すげえ!!」「なんちゅー身体してんだよ!」と驚嘆していました。あの人プロの筋トレおじさんだからね…
それより私が驚いたのは、マッスル乙女広場さんの激YABA筋肉…暴れる力と書いて暴力。正直研二より仕上がってると思うんだけど!!怖くて最高!!

最後に花道の先頭で4人が並んで女々しくてを踊る姿は、4人揃ってこれぞ金爆という輝きを放っていてとても感動的でした。
しかし金爆はほんっっと〜〜に音が悪くて、折角氣志團万博という音響最高の環境なのにこれかと、さすがに落胆しました…。mp3をiPodから再生し続ける限りどうにもならないんだろうけど、金爆は演奏しないだけで楽曲作りは真面目にやってるんだから勿体ないよぉ…悲しくなりましたね。だからってiPod再生をやめちゃうとアイデンティティ崩壊しちゃう(というか研二が職を失う)から、解決策があるのかどうか知らんけど。

ここで時間切れとなり、グループ魂を背に泣く泣く袖ヶ浦を後にしました。それにしても氣志團万博は本当に素晴らしいフェスです。爽やかで美しいロケーション、広すぎず狭すぎない移動しやすい敷地、トイレの数や飲食店など細部まで行き届いたホスピタリティ、かっこいいステージセット、愛溢れる演出、何より素晴らしい音響!!!
出演者がイロモノ揃いで、いつもいつもとても好み。フェス全体が楽しい貴重なイベントでございますよ!
次なる目的地は鶯谷・・・†

 

音人トークショー(18:00〜)

何とか鶯谷はキネマ倶楽部で開催予定の音楽と人イベントの開演に間に合いました。ステージを見ると、配置されたMacBookやらシンセやらからトップバッターがGOATBEDであることが伺えます。体力も残-ZAN-僅かといった所だったので、神推しが最初に終われば後はゆったり見られるなと思っていたら…
まさかのトークショーが!音人編集長の金光さんとガラと逹瑯による。なるほどね〜へ〜ふ〜んなんて興味深く見聞きしてましたけど、音人は「おんひと」が正しいそうですよ。私は逹瑯氏と同じく「おとひと」って読んでいました…。

 

GOATBED(18:30〜)

明らかにこの日、ベルハーちゃんよりも浮いているゴート。それもそのはず最初はcali≠gariにオファーがあったそうで、スケジュールNGでゴートになったそうですね(石井さんの別日MCより)。金光さんゴート聴いた事なかったのかな?w cali≠gariとゴートなんてナイトメアと仙台貨物くらい別物なのに、これは大変なことやと思うよ!!cali≠gariなら「和製アングラ」みたいな共通点がぼんやり出来たと思うけどね!

しかも軽妙なトークショーの後で、さあ石井さんどう出る?やはりイベントに迎合しない攻めた感じでくるか!?とドキドキしながら待ってましたけど、想像の100倍マイペースで最高すぎました。イベントなのに地獄のインスト曲を連続して流し、一言二言ヴォコーダーを通して囁く以外は真横を向いたまま客席に一瞥すらくれず!!俺がやりたい曲をやるんじゃい感ハンパない。好きだわ…

突然T-B-P-Tで、おお!ついにお歌のターンか!と思いきや再び1205で静まりかえり、その後はENDE=NEUやWhodunitやROSE&GUNでキラッキラと歌い踊るので何か躁鬱感がハンパなかったです!
私としてはアンガ—の新バージョンが好きすぎて、この日絶好調だった歌声により涙が出る程痺れました…。ラストにはまさかのGOODLUCK DELETE!ゴート復活後初披露だそうで、しかもイベントの最後に突然なので大変盛り上がっておりました。

「どうも有り難うございました」と丁寧にご挨拶されて退出。勿論MCなんてありませんよ!

この日はお召し物も「APOLLO USA」とロケットの描かれたギリギリな感じのセーター。勿論高級ブランド(COACHだそうです)の服であり、石井さんがファッショニスタなのを知っているファンからすると一周まわって超オシャレなんですけど…元ネタは映画のシャイニングだそうで。
何もしらない人が見たら二度見するであろうナイスチョイス。さすがでした。

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これDEATH


BELLRING少女ハート(19:30〜)

YouTubeでチラッと見ただけで曲などほとんど聴かずに来てしまったのですが、超〜よかった!!!客席のカオスっぷりも含め、超気に入りました、推せる!
おそらく推しメンのソロパートに合わせてバンギャが咲くがごとくリフトしたりダイブしたりしてるんだろうけど、いやあいいね…!私もやりたかった!

曲もMERRYに通じるレトロ和モダンみたいな曲から、ほとんどビートのないミニマルなエレクトロニカから、ハードなロックナンバーまで色々で超かっこよかった〜!あとダンスね!やっぱアイドルの群舞はいいわ!ちょっとシアトリカルで、コンテンポラリーで、石井さんが言う通り大駱駝艦的なパフォーマンス性があったわ〜。美少女が大人達に無理矢理耽美や厨二をやらされてるのって大好物です!ちょっとハロプロ演劇のリリウムを思い出した。大変面白かったです!また見たい!

 

MERRY with 樋口豊(BUCK-TICK)、逹瑯(MUCC

メリーをちゃんと見るのも聴くのも初めてだったんだけど、想像していた以上に統一された世界観なんだなあと驚きました。あとしっかりとビジュアル系!もっとカジュアルなんだと思っていました。ドラムのネロさんの強烈なキャラに全身全霊でビビリました。私の好みかと言われればそうでもないんだけど、好きな人がめっちゃ好きなのは理解出来るカラーのはっきりしたバンドだなという感想!

そしてゆうた登場!B-Tは20年以上応援しているけれど、ゆうたが小さいキャパでベースを弾く姿を見たのはじめてでした!おまけに下手で!普段は上手奥が定位置だからさあ。

B-Tの中では存在感控えめだけど、いざあらためてベースプレイを聴いてみると、ああ〜これぞ前衛のフリーダムトリオをアニイと共に30年近く支えてきた縁の下のパワーだ!と思わされる堅実なプレイ。メリーの曲も弾きこなしていて、とてつもなく新鮮だった…あんなちゃんとしたバンドっぽいグルーブはB-Tにはないからね!?

B-TからもMADをカバーしてくれて、テクノ色のない和モダンなMADになっていました!しかしあのベースラインを聴くと実家感凄いな。
最後は逹瑯も加わり、大変豪華な感じでイベントは終了いたしました。
逹瑯の隣に並ぶゆうたのミニミニ感…!

そんな感じで、まあ何かいいもの沢山見たなとは思ったものの、イベントとしては結局ゆうたや逹瑯という仲良しファミリーをヘルプに呼んで帳尻合わせした感があり謎な感じでしたね…w
面白かったけど、金光さん行き当たりばったりすぎィ!とは思いました!