2023年8月〜2024年1月までのエンタメ記録
面倒でもライフログ的にブログを書いておくことに未来の自分は必ず感謝すると、ここ数ヶ月実感しているので、取り止めもないですが遡ってこの半年くらいで見たエンタメ周りの感想を書き連ねるとします。
どれだけ毎朝「またあっちゃんのいない朝が来てしまった」と思っても、飯は美味いし、ドラマは面白いし、友達はごきげんなメンバーが揃ってるし、ライブにも参加してわーきゃーしてます。楽しく生きている。それを虚しく感じることもあるが、虚しいのもまた人生ってことだろう。
8/24 悪夢69
MUCCとNIGHTMAREの対バン、最前で。隣にいたアラ還くらい?のメア客が私に「MUCCのお客さんって凄い暴れるんですよね…?」と不安そうに訊いてきたので「ははは、でも流石にメアとの対バンだしダイブして来る人とかはいませんよ大丈夫でしょう」なんて軽く励ましたのだが、始まってそっこーおばさまの上をサーファーが転げ落ちていって爆笑した。
でもおばさまは悲しいことがありました(スクショ芸)するでもなく、多分、ハプニングと初めての体験を楽しんでいた様なので、良いライブだったと思います。
皆もっとライブでは寛容にね、バンギャちゃん勝手なルールすぐ作っちゃうから…。
対バン嫌いのメアには珍しいイベントでとても楽しかったです。
BOOWYのDreamin'を緊張しながら叩くるかさんが見られてハッピー。
8月〜9月 スリル・ミーとALTAR BOYZ
必ず同時期に、躁と鬱、陰と陽のセットかの様に上演しているミュージカル2本。今期もちゃんと2本見に行ったぞ。どちらも脚本と音楽、演出が間違いないのであとは違うキャストで違う味わいを楽しみたいという領域。
廣瀬くんの"彼"は完璧な容姿と人間味のない演技、対する松也↑さんの"私"は人間味溢れまくる等身大な演技で、美しくも超愚かな男に恋した哀れな"私"に感情移入。
9/11 cali≠gari FC限定 LOFT
3,420円と破格だった。LOFTのcali≠gariにハズレなし、楽しかった。
9/13、10/9 ベッド・イン炎のねるとん vsおとぼけビ〜バ〜/vs cali≠gari
おとびーはかっこいい!!狂った動きでMCしながらギターをかき鳴らすよしえさんが素敵すぎる。
川崎セルビアンナイトは結構好きな箱です、何故なのか上手く説明できないけど楽しいライブの思い出が多いからかな。おとびーのライブは外国人客も多く、日頃女固定客で殺伐としたライブによく行く私としては自由で好きな空間だ。
vs cali≠gariはベッド・インに合わせてセトリがバブリーで80'sですんっっごい楽しかった。アルバム「10」「11」が好きな人は悶絶のライブだったのでは。コラボ嘔吐も最高だったし、大満足でした。
かおりさんのハイヒールを持っていたずらする研次郎さんが大巨人に見えた。
9/17 BUCK-TICK 群馬音楽センター
私が見たあっちゃんの最後の姿となった。
ここで書くには思いが強すぎる。
少し前よりガチムチになったあっちゃんがパワフルにニーハイケツドラムしていた姿が今でも思い出されます。
昼間はリトルハーツでcali≠gariのトークショー&握手会だったので弾丸で新幹線に乗り高崎に向かったのだった。
石井さんと青さんに、この後B-Tのライブ行きますと伝えたら二人ともから「あっちゃんコロナ大丈夫?」ときかれたんだっけな。
9/18 cali≠gari 16ツアーファイナル ZEPP SHINJUKU
またもや最前ドセンだった。この所最前ばかり。
石井さんのあまりの歌の上手さに惚れ惚れした。
めちゃくちゃ良いライブだった。難聴で不調が続く石井さんが少しでも自身が充実感を得られるライブを出来ます様に。
10月 仙台貨物のツアー5箇所全通
仙台貨物だけは全通すると決めているので!!!
初日の柏パルーザ、また最前ドセン。どうしたんだこの世は。
中世ヨーロッパがテーマの今期仙貨、全員衣装が素晴らしいがmana様ぶって人形の動きをする千葉さんが腹立たしく笑った。
久々に定番メイクじゃない千葉さんが気持ち悪くて最高だったのに、公演を重ねるごとに定番メイクへ近づいて、最後は完全にいつもの千葉さんメイクになってしまったのが少しだけ残念。
もはやミッキーの様な存在なので仕方ないか。
それにしても最終日の千葉さんのアナーキーっぷりは、来年も絶対全通!!と誓わせてくれるくらいには最高だった。
名古屋ではフル装備アウトストア握手会があり、まさかの王様と握手できて幸甚すぎて涙を流した。
10/30 cali≠gari 有名人限定GIG
人生が変わってしまって初のライブ、有名人になりきって入口で芳名帳に記入せよというふざけたコンセプトすぎて今のテンションで楽しめるのか?と心配しつつ逆にもう行くしかないと参加。
芳名帳には「ベネディクト・カンバーバッチ」と書いた。
フロアに入るなり爆音でBUCK-TICKがかかっており、ぎゃあ!となったが隣の女性客が声をあげて号泣し出してしまい、自分も泣きながら声をかけて慰めた。荒療治が過ぎる。
10/31 The Dead of Night CitY
メアの咲人さん、C≠Gの研次郎さん、イエモンのアニーの3人でMORRIEさんとDEAD ENDの曲を演るという企画バンドライブ。
行って本当に良かった、あまりにも最高だった。
咲人さんの職人芸の様な完コピギターはグッジョブと言う他なく、そりゃあMORRIEさんからご寵愛受けるわ〜〜と納得。
MORRIEさんの生死に対して達観した、あっけらかんとした、哲学者の佇まいにはいつも感銘を受ける。刺激的で美しい音楽、燃え立つロックスターの姿、そして哲学、"もうバンドなんて見たくない"とすら思っていたこんがらがった心をときほぐし導いてくれる様なライブだった。色んな形があっても良い。
11/5 新テニミュ 3rdステージ
やっぱり上島演出&三矢作詞のテニミュは最高!!
ケレン味が溢れ笑いと興奮紙一重のステージに「これこれこれ」となり帰宅。
カーテンコール客席降りの曲がキラキラしたテクノポップで泣ける程好きだった、CD欲しいな。
11/11 岡村靖幸「元気です」ツアー初日 Zepp Diver City
アンコール1曲目があっちゃんの「Smell」で興奮とともに泣いた。
でも「軋むベッドがアップダウン 今夜バックでサブマリン♪」とか口ずさみながら泣いている自分が可笑しくて笑いもした。
岡村ちゃんはスレンダーになりダンスはキレキレ、毎ツアーごとに違う楽曲アレンジもどんな若手アーティストを見るより新鮮で格好良く、本当に凄い。
ステップUP↑のこのバージョンCDに残してくれ!!!
11/12 NIGHTMARE ツアー初日 横浜ベイホール
チリからファンが来ているらしいと、アンコールで「the WORLD」を同期なし一発アドリブで1コーラス演奏してくれて格好良かった。俺たちのるかさん発案だってさ!!!好き!!
11/14 XA-VAT 渋谷未来会館
はじめての箱。やはりXA-VATは楽しい。
アンコールでBUCK-TICKのSEXUAL xxxxx!をカバー、選曲も含めXA-VATらしくて良かった。
C≠Gでは自由奔放な末っ子になる石井さんが、XA-VATでは礼儀正しい後輩になるのも面白い。
11/17 漫10 ルミネtheよしもと
お笑いライブデビューな友達を連れて面子が凄くいい寄席へ。
結果的にこの日の出演者から令和ロマン、マユリカ、くらげの3組がM-1決勝に進んだのだから凄い!みんな決勝ネタをこの日やっていたのでラッキーだったかも。
11/21 真天地開闢集団ジグザグ ガーデンシアター
命様は喉の調子が悪かったらしく悔しげなMCをしていたが、十分上手かった。小箱で見たバンドがビッグロックスターになる様を見られるのは何とも感慨深い。
それにしても影丸くんのドラムソロよ!!!これを生で聴く為にチケットをもぎ取れ!と皆に言いたい、本当に凄い。
12/3 NIGHTMARE 広島
広島に行きたくて遠征。地方の小さいライブハウスはステージが近いしメンバーもラフで楽しい。
12/8 コミコンでベネさんとツーショ撮る
ベネディクト・カンバーバッチさんが好きすぎて、コミコンでツーショ撮って貰いました。電光石火のベルトコンベアだったけど、あの、あのベネさんが!!目の前にいて!!私の左上から「Hi」と声をかけてくれて、肩に手を回してくれて、あわあわしていたら撮影が終わっていた。
プリントした写真、宝石の様な美しいベネさんの瞳がばっちり写っていて、誰に見せても「コラやろ」と言われる私とのツーショ結構良い感じに撮れて嬉しかった。
マッツ・ミケルセンやトム・ヒドルストンも近くで見られて嬉しかった!!地球は狭いな〜〜〜!!!すごい!
12/9 GOATBED 渋谷WOMB
午前中、あっちゃんのセレモニーに献花しに行ってきて精神状態はめちゃくちゃだったけど、石井さんの歌と音楽はやっぱり大好きだった。1にも2にも石井さんの健康とエンジョイ音楽を祈祷するものです。
12/29 バクチク現象
こちらの記事で書いてます。BUCK-TICK、あっちゃん - おしろ宮殿
12/30 cali≠gari決算報告会
配信で見たのだけど、カリガリのトークライブはいつも最低で最高に面白い。家賃を払う豚、これ僕着れますか?等のパンチラインがどんどん出てきて、主にMr.失礼 研次郎さんが場をかき回していて最高でした。
1/13 岡村靖幸「元気です」八王子
めちゃくちゃ良い席で岡村ちゃんが目の前でぬめぬめ投げキッスとかしてくれるので、いちいちキャーキャーした。ホール前列はとにかく音が悪いけど、スレンダー(少し心配になるくらいに)岡村ちゃんが大盛り上がりの客席に乗せられる様にいつも以上にサービスしてくれて、この命尽きるまで岡村ちゃんのライブだけは通わなければ!と思いを新たにした。
1/20 cali≠gari 真冬の野外
極寒の日比谷野音、天気は曇り時々雨!1週間くらい前からTLが天気の話で埋まり、防寒着防寒グッズの装備予告で溢れていた。裏起毛タイツ、ヒートテック、ダウン、レインコート、足裏から身体中まで張り巡らされた貼るカイロのお陰で、凍えずに乗り切れた。
燃えろよ燃えろが突き刺さる、そんな最近です。
客入れBGMがTUBEで、おうおう煽りやがってと笑ったし、客出しBGMは広瀬香美だった。
体をガッチガチに固めて腕を振ったり踊ったりすると大リーガー養成ギプスの効果があるらしく、翌日ひどい筋肉痛で目覚めた。
1/21 NIGHTMARE FC限定ツアー初日 品川
バンド内ユニット"カッペロ"と"M魔王"を初めて見られて感慨深かった。FC限定らしく肩肘張らずメンバーがやりたい曲をやっている感じで良かった。るかさんのドラムのキレも素晴らしく、いっぱい練習したんだろうなあと思ってときめいた。
バンギャ芸を久々にしたけど、世代によって手センスのタイム感というか軌道と言うかが違うのでバラバラしているのが面白い現場です。
BUCK-TICK、あっちゃん
昨日、あまり眠れなくて朝8時にこれを書いています。
バクチク現象、すごいライブだった。
凡人なら「まだ、終わらない」がせいぜいであろう所「さあ、始めよう」と掲げたライブを、BUCK-TICKならやってくれるだろうという期待と、同じくらいどうなっちゃうんだろう…という不安がごちゃ混ぜになった気持ちで迎えた当日。
終わってみれば本当に"バクチク現象"と言う他ない、そのものなライブだった。
こんなバンドは他には絶対にいない。
生々しい、ありのままの、力強いライブだったと思う。
あっちゃんの抜けた穴はそこにぽかんと空いていた。
あっちゃんの愛を感じられるライブだったけれど、同時にあっちゃんがもうステージにいないことをまざまざと感じさせられた。
もっと最初からあっちゃんの映像をフルで使って、追悼色の強い感動的な演出にすることも出来たと思う。だけど1曲目の疾風のブレードランナーで、あっちゃんの映像は出てこなかった。メンバーの姿を同時に映すために分割された画面の真ん中は、真っ暗だった。衝撃を受けた。
あっちゃんの歌声は聞こえるけど、それは武道館の極悪の音響環境から同期された歌で、いつもの生命力に満ち溢れた聴く度に迫力を増すあの歌声ではなかった。
マイクスタンドや仮面等のアイテムを置くみたいな演出もされず、ただ照明だけが照らすセンターは空白だった。
その代わりと言っていいのか、曲が始まる瞬間、ステージの巨大なスクリーンに等身大の小さなあっちゃんのシルエットが数秒だけ投影されて、あっちゃんはいないけど、いるんだ、と一瞬にしてわからされた。
イロモネアならぬナキモネアがあったら観客のワイプ全てがその瞬間にバンバンバーン!とシャッター降りたんじゃないかというくらい、自分を含めた周囲の客全員が一斉に本当に「おええええっ」ってくらい嗚咽しはじめて、ちょっと待って無理無理、あっちゃんこれはないよ〜〜!ヘルプ!!って感じで悲しみが一周して少し笑ってしまった。
形として確かに失ってしまったものがあること、だけど魂の部分では少しも損なわれるものはないんだということ、その両方を演出で誤魔化さずBUCK-TICKにしかできない姿勢で見せてくれたライブだった。
まだ終わらない、前に進むんだという意思表示の場。
これ今どういう状況??と問われれば「バクチク現象だね」と返すしかない光景だった。
あっちゃんがいないことに足が震えても、同時にそこにはまだ燃え立つ4人のメンバーが輝いてもがいていて、不安や悲しみを真正面から認めながら、それを上回るパワーと愛で推進するB-T TRAINにインドの通勤風景の様に武道館の1万人が飛び乗った夜だったよ。
最後には、百鬼夜行もパレードも永遠に続くんだとよくわかった。参加できて本当によかった。
BUCK-TICKには決まったロゴがない。新作が出る度変わるロゴはバンドの姿勢を体現している様で誇らしかった。
そのロゴの様に、ああ、これもBUCK-TICKなのだなと思った。
エンドロールでデビューから今日までの映像がコラージュされて流れる中、画面に出てくる文字は"BUCK-TICK"だけだった。次々流れてくる力強い、様々な"BUCK-TICK"のロゴタイポグラフィに、今日訴えかけたいことはそれだけなんだと感じた。
この過酷な状況もBUCK-TICKで、でもBUCK-TICKは終わらないんだという。BUCK-TICKはバンドであると同時に、メンバーやファンの魂であり愛であり、未来へ推進する力そのものなのだと。
メンバー一人一人のコメントはこちらのスポーツ報知(スポーツ報知!?ってなったけど本当に有難うございます)に一語一句載っているのでここで書き起こすことはしないけど、長いことファンやっていて今井さんやヒデがあんなに長く喋った所をはじめて見聞きしたよ!
ゆうたの実直で誠実な、あっちゃんとバンドのことを本当にただ大切にしていることが伝わってくる言葉たち。
1人でもメンバーが欠けたら終わりにするとかつて言っていたアニイから、今井さんやヒデの頭の中にある曲をこれからも発表するとしっかり言って貰えた安心感。そして"お兄ちゃん"としての言葉。それが震えていたよ、なんとか、力になりたいと思ってしまった。
ヒデはこういう時何を喋るの!?とドキドキしていたら、"不安だったよね"と優しさ自然体で目下B-Tのイケオジ担当として多数の婦女子を料理しているだけある流石の言葉で、んも〜〜となった。ありがとうございます。
今井さんの言葉は…今井寿、なんたる太陽。
悲しみで曇った我々の目を覚ましてくれる様な言葉、残酷だけどとてつもなく力強く、絶対についていこうと思わせてくれる言葉。メンバーはこれからも肉体の死を迎え減っていくけど、最後の一人になるまでやるって、そんなこと言える人が他にいるのか。
容赦ない現実をぼかさないと同時に、永遠という希望を形にもしてくれるんだよ。
ゆうたが「あっちゃんは天国に行ったけど」と言ったすぐ後に「あっちゃんはまだ天国には行っていません、この辺にいます」と被せてくるところ、今井さんらしくて最高だったな。
今井さん一人になったBUCK-TICKを見届けるまで私も生きなければと思うよね、そりゃ。
それにしても、目の前の光景に集中していつも以上に1曲1曲を大切に聴いてあらためて驚いたのだけど、BUCK-TICK、曲が良すぎない??
これまで当たり前の様に与えられてきた楽曲の全てが、なんと美しく格好よく優れた音楽なんだ!!ということに仰天してしまった。
「さくら」、この世で一番美しい曲なのではないか?
同様に、奇跡に慣れるなんてしょうがねぇぜまったく…って感じなんだけど、改めて自分がどんな奇跡を見てきたのかを再確認させられました、あっちゃんは美しすぎる。
しかも近年になればなるほど表現力の凄みや覚悟が増してさらにさらに美しい、顔がきれいとかそんなレベルのことを言ってるんじゃあないんだよこっちは。
ステージ上にいる4人のメンバーの魅力もあらためて感じた。
リズム隊兄弟の屋台骨感も、どう考えても異常にかっこいいツインギター2人も。大輪の花であるあっちゃんが姿を眩ましても、層が厚いというか…誰一人欠けてもいけない全員が魅力的なバンドなのに、誰が欠けても終わることがないって、なんだそりゃ。
ライブの感想は大体そんな感じです。
勢いで書いたけど、やっと言葉にできてよかった。
もっと早く何か書きたかったのだけど、なんやかんや無理だったので。
以下は自分語りです。
あっちゃんは私にとって道標でした。
小学6年生の時分に出会ってからすっかり中年になるまで、この数十年間、親よりも影響を受けた人だと間違いなく言える、憧れ、希望、やすらぎ、美、刺激、カタルシス…あらゆる感覚を作ってくれた人であり、与えてくれた人であり、烏滸がましいけれど私もこうなりたいというか、いや、この人のファンであって恥じない様に生きようと思える、良心とも言える存在だった。
もちろん悪徳も、狂気も、エロスも、そういう人生に欠かせない嗜みも全てあっちゃんから学びました。
傷心する私を心配して集まってくれた高校時代からの友達が「お前が心を失ったから来た」と言ってくれて、ああそうだな、あっちゃんは私の心だったんだなと思った。
常日頃から、人間は必ず死ぬというのに死んだ瞬間から"可哀想な人、悲しみの象徴"みたいに扱われるのは、生きてきた時間が上書きされてしまって不条理ではないか?意味のないことではないか?と言ってきたのだけど。
昨晩あらためて今井さんに「いなくなってしまったことより、生きていたことを大事にしてください」と言われて、私はこれからもあっちゃんに貰った愛に応える人生を送るんだと心を決めたけど(この言い方は、敬愛する石井さん、あっちゃんも大好きだったはずの石井さんの言葉です)、だけどやっぱもう、悲しみに押しつぶされた2ヶ月ちょっとでしたね。
だけどこれからは、あっちゃんと過ごせた数十年間の幸福、齎してくれた愛と芸術について考えていきたい。十分に幸せだったよ。これからも幸せであり続けたい。
あっちゃんの生と死は完成したのだと思うし、それを私たちがどうこうすることはできない。
結局のところ、今日まで私が泣いてきた理由のほとんどは「あっちゃんのいない今後の人生どうすんだよ」という個人的な問題であって、寂しくて心細くてやってらんない、というワガママでもあったと思う。
この個人的課題については、私の生が続く限り私が勝手に乗り越えていくしかないし、不思議な構造なのだけど、その時にきっと導いてくれるのは、これまであっちゃんが歌ってきた"生と死"や"残された側、送る側の想い"の歌だろう。
あっちゃん自身が常に死と向き合いそして死に魅せられていたであろう人なのに、私たちはこんなに少しも美しくなくただ狼狽えるばかりですが、人間は喪失感や悲しみを時間とともに忘れてしまう生き物だし、あっちゃんはもうステージには立ってくれないけれど、それでもあっちゃんから貰ったものは少しも傷付かず、これからも私の道標だし、きっと新しい発見もあると思う。
愛だけがそこにある。あっちゃんありがとう。
サマソニ2023に行った話
今年も!!サマソニ行ってきた!!8/20の東京です!!
去年久々に参加したサマソニで、これと言う推しがいる訳ではないのに久々の夏フェスの楽しさに感動したのもあり(なのにブログに書いてない)、今年も気軽な気持ちで行ってしまいました。
この物価高でチケ代も高騰する中、相対的にフェスのお得感がすごい。
下手したらヘッドライナーの単独公演より安いんだもん。
しかし今年は雨模様だった去年と違いピーカン酷暑確定だったので、夕暮れまではメッセで過ごすなど慎重に過ごしました。いのちだいじに!
13:30 WILLOW
ウィル・スミスの娘か〜くらいの軽い気持ちで見に行ったんだけど、キラキラと若く明るい才能を見られて楽しかった。
フライングVを弾きながらポップロックを歌うウィロー、可愛いしかっこいいし歌うまい。
お父さん譲りのサービス精神か、事前にモニターに「大声を出して!」等の日本語煽りやメッセージを用意してきており親しみやすさも良かった。
弟のジェイデン・スミスも出てきた!
14:40 FLO
女性3人組のボーカル&パフォーマンスグループ、90年代リバイバルという事で何となくTLCみたいな感じ?と想像していたんだけど、どちらかと言うとdestiny's childの様な印象を受けたな、歌がとにかく上手い!!!
早々に移動せねばならず3曲くらいしか見られなかったのが残念。
15:00 ちゃんみな
さいこ〜〜〜〜〜なんだけど〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
ライブを生で見るのは初めてで曲もちょくちょく聴いてるくらいだったのだけど、余りにも素晴らしいステージで衝撃だった。この日のステージは一生忘れないかも。
素晴らしいシンガーであり、かっこいいラッパーであり、セクシーなパフォーマーであり、若い世代の気持ちを代弁するアイコンであり…凄い。
一曲目から過去に受けた人種差別を歌ったトラップの「RED」で般若のお面を付けたダンサーと和服で踊っててかっこよかった。
最初に知ったのが「美人」だったのでラッパーのイメージがあったけど、実際にはファンクや歌謡曲多めだしテクニカルなシンガーの側面の方が強いよね。
ホーンセクションまでいるバンドも最高で、ベースがビンビンするファンク大好きなのでシンプルにとても好みでした。
MCで語られたストーリーとファンのリアクションが感動的で貰い泣きしたやつ↓
"ちゃんみな"という名前や"練馬のビヨンセ"なんて二つ名もあってか、本場ヒップホップのパロディみたいなナメられたイメージがあったようで(実際私も昔はそんなイメージだった)、初めてサマソニに出た時は悔しい思いもしたらしく、ファンに誇れるイメージを築けていない事で恥ずかしい思いをさせたと振り返っていました。
でも去年のサマソニでは後ろまで皆が手を上げて楽しんでくれていて、かつて肩身の狭い思いをさせたファンにも報いることが出来たと思ったらしい。「今日も最前列にあの日と同じ顔がいます、ありがとう」とモニターにアップにされた古参のファンたちが男女共に皆泣いてて、私も貰い泣きしたわ!
ブレイクしても古参ファンを大事にするのはステージに立つ人間の鑑だよ!
そしてその去年のサマソニをきっかけに作ったという新曲?は何とポップパンクで、多種多様なジャンルを歌って踊ってラップして、エンターテイナーとして強くて惚れ惚れしたね。
英語韓国語日本語のトリリンガルだし歌もダンスも上手いし、高嶋政伸の言うところの"一流"であることは間違いないんだけど、どこか下世話なギャルでヤンキーな趣味がちゃんと残ってるところが良いなあと思いました。
洗練された本場の〜〜なんて考えず、自分が育った練馬のギャル文化をこれからも個性として活かして欲しい。
この日もMCで「ギャルだから爪長いんだよ〜」と言っていて、矜持を感じた!
マイクもスワロでデコデコで可愛かった!
16:50 SOL
SOL(日本でのアーティスト名)ことテヤン(日本以外でのアーティスト名)ことヨンベ(ファンに呼ばれている本名)!!!
BIGBANGの私の推しだよ〜〜〜!!
K-POPからっきしの私が唯一短い期間ながら好きだったBIGBANG、ライブも東京ドームで一度だけ観ました。
しかし色々あり…なんとヨンベは6年ぶりの日本でのライブだそうで。熱心な古参ファンは嬉しいよねそりゃあという感じでした。
久々に生歌を聴いたけど、すっっごい好き!!!日焼けした鍛え上げられた体に金髪、シルバーアクセサリー、安心の頭身、滴る汗と古き良き男らしさと現代的なシャレオツさのハイブリッドでよかったですね〜〜〜〜
アジアの美しさ漲る顔もめちゃタイプ、ハンサム!!
そこまでダンスのイメージなかったけど踊りもキレキレでかっこよかった。
最後はヌンコイプの大合唱、からステージを去るかと思いきやのアンコ的RINGA LINGAで大盛り上がりでした。スターだねえ!
18:05 リアム・ギャラガー
スタンドでゆっくり観ていたのだが、セトリがOASISの有名曲ばかりでびっくりした。私はOASIS直撃世代と言っても良い割にはあまり思い入れがなく、好きな曲がない訳ではないけど…という立場。
しかもリアムはBeady Eyeが短期間で解散したり、OASIS解散後はノエルよりも精彩を欠いているイメージだったので、今どんな感じなの?という恐々した思いも若干あったり。
結果的に、MORNING GLORY/STAND BY ME/WONDERWALL/CHAMPAGNE SUPERNOVA等の誰でも知ってるOASISの超アンセムを連発し、満員のマリンスタジアムは大盛り上がりでした!
それはそれで素晴らしい事なのだろうし、酷暑の中最後までモッズコートを脱がず後手を組んでマイクを顎でしゃくる様に歌う様は、老いて尚OASISのリアム・ギャラガーだったし、本人もプライドがあるんだと思う。
でも私は、それでいいのかな〜〜とちょっと思ったりもしました。この流れで再結成にでもなれば報われるんだろうけどねえ…
19:45 ケンドリック・ラマー
完全なるミーハー心で是非ともこの目で見たい!!と思っていた大トリです!!
最初はバンドなし/ステージセットなし/ダンサーなしでぽつんと1人、更地ステージに立ってラップを初めたのでなんたるストロングスタイルかと驚嘆したけど、途中から徐々にアートな、滅茶苦茶コンテンポラリーで知的でお洒落な演出が追加されていって凄かった。神々しいと言って良かった。降臨してた。これがケンドリック・ラマーなのか…とわからされました。
HIP HOPはからっきしの私でも音源の時点で「すげえなあ」と思わされる才気だったけど、ステージでは更に凄いものを見せられてしまいました。
王者だわ。
ラップなのに歌詞が1mmもわからなくて良いのか?私?という気にもなったけど、それでも凄いもんは凄いや!!と思えましたわ。
ウキャーッと盛り上がって終わるのでなく、高品質で芸術的なものを見たという満足感を得てサマソニ'23を終えられて良かったです。
一応ステージは撮影禁止ということになってるんだけど、見てこれ!
ケンドリックが出てくる直前のスタンドからの光景、もはや夜景だよ。これ全部撮影しようとしてるスマホの明かりだよ!凄い世界だよね〜良いとか悪いじゃなく、もうほんと、どえらい世界だ!!と思ったわ。
2023.08.19 cali≠gari TOUR 16 -銀河鉄道の夜-@柏PALOOZA
行ってきました!
「16」がそもそも良いアルバムなのに加え、コロナ明けで声が出せる&ぐちゃぐちゃになれる、メンバーの体調が良い感じという状況が相当久しぶりだったのもあり、これだよこれこれこれこれ!!!!!という圧倒的ライブの楽しさに顧客満足度No.1という感じ!!セトリも選曲+流れ含め最高すぎ!!ぴえ〜〜〜!!
\や・み・う・ち!/ \クソバカゴミゲロ!/等この3年半口にする機会も必要もなかった素晴らしいフレーズを叫ぶと何かが浄化される様でした。
フィラメント→夜陰に乗じて→空想カニバル→紫陽花の午後あたりの聴かせるタイムも素晴らしかったし、禁断の高鳴り→マッキーナ→コズミック→淫美→いつか花は→燃えろよ燃えろの疾走タイムも、今夜この場で死んでいいんだと思える一夜限りのエネルギー&多幸感で満ちてたまらなかった。
そして最後、コーラスからエンディを降ろしていた石井さんによる素晴らしいEngaging Uniberseで本編〆。2023年にこの曲の素晴らしさを噛み締められるのは、ほんとうのさいわいなのだろうなあ。
この日はたまたま整理番号が良く最前にピットイン出来たのですが、そんなの関係なく後方で見ていた友達とも口々にこれだよ〜〜〜!カリガリ最高!!と盛り上がったので、暫くライブに来ていないファンは絶対に来た方が良い!!!今いまいま!ナウ!!!確定で!
研次郎さんのアンプ前で重低音を浴び、高身長から繰り出すド迫力ハイキックを顔面スレスレに受け、謎の指さばきに驚嘆し、石井さんの美しい歌声に酔いしれ、わんぱくジャンプ&わんぱくダイブを見たり支えたりし、青さんのジュリアナダンスやバナナ提供をサービス頂き、何とも贅沢な体験が出来ました。
研次郎さん、ブルーやグレーの薄いカラコン付けてゴスっぽいメイクするの激烈似合うしかっこいいので困る…。
石井さんが柵に足をかけ半身ダイブしてくるやつを支えたの、何年振りだろう。コロナを経て失われた文化にならなくて良かった!!ロックスター&アスレチックで遊ぶ子供って感じで最高だよ。
世が世なのもあり演者にどこまで触れていいものかと昔以上に緊張してしまうのですが、支えないと石井さんが客席に崩れ落ちてしまうし、使命感を持って頑張りました。見上げる石井さんの神々しさ、上條淳士せんせーの作画に見えるくらい美しいわ。
以下、ライブ中の出来事メモ
- 青さんがコンタクトを忘れて裸眼で何も見えない(度数4.0とか言ってた)状態だったそうで、ダイブする石井さんの腰にまわされたファンの手を生尻と見間違え「大変!石井さんパンツがずれて尻が出てる!」と思ったそうな。楽屋で話したら皆から「邪な気持ちで見てるからだよ」と諭されたそう。おのれIG
- cali≠gariを宗教法人にしようって話になり、研次郎さんがノリノリで「節税になるしいいんじゃない!」と言っていた。
- 「今日、男が多くない?」と言い出す石井さん。そのうち「おっさんが多くない?」になり、前方の客に「おっさんだよね?」と問いかけにこやかに「おっさんです!」と返されていた。
次のMCタイムでは「客席を見るごとにどんどんおっさんが増えてる気がする…」と言い出し増殖するおっさんに怯えていて草。 - 客席に身を乗り出す石井さんを見る白石さんの微笑みから父性を感じた。あんな優しい顔で見守っていたのか!
- 石井さんは客席にいた13歳の男子ファンに夢中。石井さんなりのサービス精神でイジり倒してたけど果たして少年はまた来てくれるのか!!来て欲しい!
ニューヨーク単独ライブ「虫の息」に行ったよ
ニューヨークとの出会いを書いたりすると、2019年の前半どういうアルゴリズムか分からないけれどYouTubeのおすすめにニューヨークchが出てきて、当時YouTubeを熱心に更新している芸人もほぼいなかったので何となく見る様になり、ゲリラで素人を笑わせに行ったりお尻にローターぶち込んで市中を駆け回ったりしている姿をハハハと見ていたのが最初でした。
ネタがめちゃくちゃ面白い事に気づいたのは数ヶ月先で、確か「ベース」か「シェアハウス」を見た気がする。
そこをイジッてくれるんだ!という痒い所いやイタい所に手が届く観察眼、世間では「意地悪なニューヨーク」みたいに言われてるけれど、本人たちは意外と素直で善人で全然いじめっ子気質はないんだよ!
ラクして楽しく生きたい…って感じで、誰かを蹴落として芸能界のTOP目指すぞ的なギラギラもなく、非常に親しみやすいニーチャン達だなと思って4年くらい緩いファンをやっております。
いまだになんJ的な所では…なんJ見るなよいい大人がとか言わないでねェ…疲れちゃってェ…(コログ構文)彼らの自称するところのキョロ充/チー牛なんかをいじめる存在として見られ滅茶苦茶に嫌われていて笑ってしまうのだが、実際にはイキッてるイタい自称一軍をこそをイジる芸風なので、怖がらないで!といつも思います。
まあニコ動のパンツマン事件をいまだに許さないスタンスなのだろうけど。
あれ何なの?テニミュファンがいまだにEXILE TAKAHIROのこと脱走兵とか言ってるのと同じ匂いを感じるんだけど。イジるのが面白いと思ってる感じがイタいからやめちくり!
前段が長くなっちゃったけど、そんな感じで去年に引き続き単独ライブに行ってきたよ!!
タレントとしても忙しいはずなのに、新ネタもしっかり面白くてほんと素晴らしいわ。今年もしっかりめちゃくちゃ笑った。
全く個人名は出ていないのだけど、私の脳内では速水奨と三木眞一郎が手を取り合って踊り、ジュニアと松ちゃんの笑顔が流れ星の様に降り注ぎ、最後にはぎちゃんのあまり思い出せない顔がうっすら夜空に消えていきました。(※個人の感想です)
白眉だったのはオンラインサロンのコントで、何重もの構造になっててすごかった。
にも関わらずあのバカバカしさ。
ニューヨークって世相を切る毒舌━━━━とかじゃなくて最終的にはバカでしょーもない所が魅力なんだよ!!バカパク!(ジャングルTVのルーレットを回しながら)
そんなくだらなさの境地「マイケル」は、ランジャタイに通じるキテレツさすらあって大変良かったです。
なんで???wwwみたいな笑いに目が無い私です…理不尽じゃない笑いなんて!
幕間VTRの嶋佐軍団合コン映像も、わざと負け芸をしている訳ではなくナチュラルに嶋佐がモテないのが伝わってくる味わい深すぎる映像で最高だったな。
何故か身の回りの若いギャルに嶋佐の顔ファンが多くて驚愕しているのだが、アクスタもちゃんと嶋佐の方が売れているとのことで笑いました。
演出について、ウエストランド井口じゃないけどお笑いライブにオシャレさとか必要ないと思っていた私ですが、ニューヨーク単独のかっこいい音楽や映像は必要なんだよねなんか。シニカルでフラットな空気にいちいちリセットするのに必要なのかな。芸劇だったのもあり、ショーアップされたものを見た!という満足感もありお得感がありました。
次は初台の新国立劇場でやって欲しいです!
おわり!
君たちはどう生きるか 感想
よかった!!
タイトルから「説教しちゃるぞ〜〜」と振りかぶる爺さんが見える気がしてヒェ…となっていたけど、全く想像していたものと違って、濃縮還元宮崎駿、ハヤオによるハヤオのためのハヤオスプラッシュぶっかけ4DXすぎて最高だった。(2Dで見ました)
82歳でこの映画を発表できる、宮崎駿がいかにいろんな意味でヤバい人なのかを感じさせる特異作品で、畏敬の念しかない。
今度こそ宮崎駿の遺作だろうなと思うと何とも感慨深い。
寂しいと言うより最後にこんなに自己をギュッと濃縮した作品を長い時間かけて作れることが羨ましい。
ハヤオじゃなかったらこの権利は獲得できなかっただろうし。
ただ、考察に沸く人々を見ていると本人も「よくわからない」とかすっとぼけてるんだし深読みせんでもよくね?って感じで、セルフオマージュと言われているシーンの数々も単に手癖が止まらなかっただけな気もする。
以下はメモしていた箇条書きだよ!
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ベックリン死の島だぁ!
キムタク父ちゃん、モンペなりに子供を愛する父として描かれているけど、色々とキモいしクソなので
空襲で死んだ嫁の妹とすぐデキ婚再婚して、自分は軍需工場で大儲けしてサイパン陥落でメシうまみたいなこと言ってたり
と思ったけど「母さんにそっくり」って息子が言う程元妻に似たその妹と結婚するの、なんか色々と裏側のストーリーを想像できるかぁ…何せキムタクだし
追記だけど、昔は配偶者を亡くした時にその親族と再婚するのは普通だったというのは分かるよ!
キムタクの老け役は良かった
実写ではこの手の役はやらせて貰えないだろうし
インコかわいすぎてしにそう
インコかわいい
インコ
インコの萌えポイントである鼻の穴が強調されていてよい
でも目の描き方とかにハヤオはインコなんか可愛いと思ってないんだろうなという感じが表れていてそれもよい
え、インコって別にTwitterとかのSNSに侵された群衆のメタファーじゃないよね?
インコは可愛いもんね??インコ無罪
エンディングがあのバッサリ感なのは良かった
現実逃避兼現実を乗り越える旅から戻り、そこにある現実の質素さ
あざといこと、小賢しいことはしたくないという矜持も感じたし
作画は過去作に比べてやや荒いところがあったけど、ポニョみたいな拗らせた拘り方した作画よりすんなり見られた
宮崎駿の映画は汚くて気持ち悪くて見ていられないって友達に全然共感出来なかった私でも、流石に今作は「きもっっ!!」と思ったわ
作画のあのてらてらぬらぬらぼとぼとじゅんじゅわ〜〜とした質感
マザコン&ロリコンを隠しもしない露出狂っぷり
「あなたを産めるなんて嬉しい」ってヒミに言わせた所でオエーーッと合いの手入れたかった
総じてイカレてる
インコかわいい
白くて丸いやつはあざとすぎた
膨らんで飛んでいくとき一瞬手足がリアルになるのは可愛かった
ペリカン可哀想
おばあちゃん軍団、こんなものを描くのはマジでハヤオだけ
おばあちゃんをなんだと思ってるんだ
全体的にいつも通り女に対する目線はキモいがそれが宮崎駿なのでよいです
青鷺の嘴の穴を栓で塞いでやった後に、なんか上唇に当たるからって言われて削り直してあげるシーン普通に笑った、ハヤオに笑わされた記憶ほとんどないので悔しいわ
イロモネアなら私の前のプレート下りてた
そんな感じです!!!
VIVA LA ROCKでVaundyを見たりした
J-POPとか邦ロックとかロキノンとか言われるものと縁遠い人生を送ってまいりまして、恥ずかしながら若かりし頃は国産の売れ筋音楽を明確に見下しておりました!
しかしここ10年は自分が最も見下していたV系というジャンルに好きなバンドが頻出するという事態、自身の偏見フィルターを撤廃せざるを得なく、だって良いコンテンツを取りこぼしちゃうから!しっかり反省しまして、2023年元気いっぱいにVIVA LA ROCKに行ってきました!
Vaundy見たさに!
一個前のエントリーでもつぶやいてますが、最近の若い子はみんな当然の様に歌が上手いし作編曲が出来るし、なんか英語の発音も良いしすごいなあと小室ファミリー世代の私なんかは感嘆しながら暮らしております。そんな中、その才能と曲/歌詞/歌が一際ブッ刺さったのがVaundyなので、このタイミングでどうしても見たかったのよ!!俺にも浴びせてくれその若き才を!
ワンマンのチケットが取れればそちらに行きたかったけど、まあ取れないので。
じゃあもうフェスで!コロナもなかったことにされてるし、昼から飲んだくれちゃお!とVaundyが参加するフェスを検索していたところ、偶然にも友達が好きなBE:FIRSTと同日出演のフェスがあったので声をかけて二人で行ってきた次第です。
一人はBE:FIRST一人はVaundy目的だけど、何の友達かと言えばcali≠gari&石井さんファン繋がりだという。戦・慄・漢!
13:00 フードコート飲み
あまりの大快晴に、さあドアを開けて出かけよう♪なテンションでフードコートへ赴いたガリスト2名でしたが、当然ながらの鬼混みに洗礼を受け一時は立ち尽くしました。が、うまいこと椅子とテーブルを確保できて魯肉飯とか食べながらビール飲んで、本日のタスク完了…という気持ちに。
友達の推しBE:FIRSTと同じ事務所のAile The Shotaくんを見ようとしたけど鬼混みすぎてかけらも見えずだった。
オーディション系だけあって圧倒的親子連れ支持!!知らない世界!
14:50 スガシカオ
人生でもトップクラスに縁のないジャンルのミュージシャンだったけど、やはり長年やってるベテランだけあったすごい良かったです!
ぎりぎりでいつも生きていたいから〜〜さあ〜〜♪って曲がこのお方の提供曲だとはつゆ知らず(しかも今調べたら作曲はB'zの松本さんじゃん!)びっくりしました。友達はそんな私にびっくりしてたけど。J-POPド素人人間。
そして最後にプロフェッショナルの曲を演奏してくれたのですが、もはやあまりにも番組としてのプロフェッショナルと一体化しすぎていて、曲として認識することが難しくちょっと面白くなってしまったわ。ポーーン(ピアノの音)
15:45 UNISON SQUARE GARDEN
名前しか存じ上げていなかったのだけど、その名前もどこで脳裏に焼きついたかと言えば…リトハのお姉さん!全くの素人であるCDショップ店員の趣味がこんな形で印象付けられるなんて石井さんいい加減にしなよという気持ちですが、とにかく私にとってはいつもお会いするリトハのお姉さんの推しです。*1
なるほど、凄い人気だった!曲もかっこよかったです。
しかし私は途中「あれ…このボーカルの歌声、どこかで…」と引っかかり始め、終盤になってLaputaのakiであることに気づいてからはもう、明るいLaputaにしか聞こえなくなっていました。このネタ、リトハのお姉さんなら分かってくれるかな。
16:40 BE:FIRST
事前に友達からプレゼンを受けていたのである程度予習はできていたし、ダンス&ボーカルグループ大好きなので楽しみにしてたよ!!
めちゃくちゃよかった!
Don't Wake Me Upという曲が特に良かった。
皆当然のように歌もダンスも上手くてすごい。
17:35 VIVA LA J-ROCK ANTHEMS
どうやら長年ビバラでJ-ROCKの有名曲をカバーしている企画ものバンドらしい。バンマスは亀田誠治氏。
何人か有名な邦楽スターを呼び込んで有名な邦楽カバーをしていたけれど、特にびっくりしたのがSHISHAMOのボーカルの方によるaikoのカブトムシのカバーでした。
いや歌うますぎ。ぶったまげた。
バンドマンでこの歌唱力は…驚愕!!!そりゃ人気あるわ…
そして不意打ちでアイナちゃん!!アイナ・ジ・エンドちゃんだよ!!わしが育てた!!
すぐ古参ぶってわしが育てた顔しがちなオタクだけど、RUKAギャにとってのBiSHとテニミュ1stシーズンファンにとっての斎藤工だけはわしが育てた顔しても許されると思ってるから!!なあ!!
アイナちゃんを最後に見たの多分2018年の高田馬場AREAだ、今は亡きバンギャの聖地AREA。
高田馬場AREAの次に見たのがさいたまスーパーアリーナってエモかったね〜〜〜いやあ。曲はスワロウテイルバタフライを歌ってました。ぴったりでした。
18:35 クリープハイプ
人生最大のワーキャーを目の当たりにし震撼。
アイドル現場でもV系現場でも聞いたことのないトンデモヘルツの超音波系黄色い歓声が耳をつんざいてきた…!!!
スタンド席の冷静な客は「え…そんなに…?そんなに???」と逐一上がる狂気の悲鳴に口に出して困惑してました。草。
この世にこんな文字通りキャーキャー言われるバンドがいたなんて本当に驚いた。
今、会う人会う人に「クリープハイプって見たことある?」から始まる私が見た衝撃のワーキャー列伝みたいなのを語ってしまっています。よくない。
ボーカルの前髪厚い男性だけじゃなく、インナーカラーが緑のギター?ベースのメンバーにも相当な歓声が飛んでました。ワンマンワーキャーじゃない…だと…!?しかもツインボーカル!それはいい!とてもいい!ツインボーカルなのグッときた!
だが音楽がどうこうというより、とにかくあの超音波歓声のことが忘れられず記憶が塗り替えられてしまいました…コロナも強制終了し久々の声出しだったのかな?それなら良かったけども!
世界は知らないことばかり。大変たいへん勉強になりました。
19:35 Vaundy
天才!!
そう思ったから来たんだけど!いやーー来てよかったね、チケ取って良かったです!
全曲有名な曲で、全曲しっっかりといい曲。
バンドアンサンブルは最近テレビでも見るBOBOさんらを連れたミニマムな形態でした。会場にある大型モニターにはロゴだけを映し、顔はなかなか見えないこちらもいつもの演出。
ただMCでの煽りが紅白で見た通り、ど、どうした…?ってくらい謎にオラオラ系で「おめぇらいけんのかぁーーーっ!!!」とか、誰から影響を受けたのか詳しく聞かせて欲しい。見た目はうなげろりんな感じで可愛らしいのに、ギャップ!!
オラつきがピークに達した後のCHAINSAW BLOOD→裸の勇者→泣き地蔵あたりのロックなセトリは最高でしたが!!
Vaundyからはイギリスのかほりがするのよね〜HEROとかもそうだけど。
CHAINSAW BLOODは後半BOBOさんに咲けるブレイクがあったので咲きました。ふう。
そんな感じで、とても良い体験が出来た初ビバラでした。