J-POPとか邦ロックとかロキノンとか言われるものと縁遠い人生を送ってまいりまして、恥ずかしながら若かりし頃は国産の売れ筋音楽を明確に見下しておりました!
しかしここ10年は自分が最も見下していたV系というジャンルに好きなバンドが頻出するという事態、自身の偏見フィルターを撤廃せざるを得なく、だって良いコンテンツを取りこぼしちゃうから!しっかり反省しまして、2023年元気いっぱいにVIVA LA ROCKに行ってきました!
Vaundy見たさに!
一個前のエントリーでもつぶやいてますが、最近の若い子はみんな当然の様に歌が上手いし作編曲が出来るし、なんか英語の発音も良いしすごいなあと小室ファミリー世代の私なんかは感嘆しながら暮らしております。そんな中、その才能と曲/歌詞/歌が一際ブッ刺さったのがVaundyなので、このタイミングでどうしても見たかったのよ!!俺にも浴びせてくれその若き才を!
ワンマンのチケットが取れればそちらに行きたかったけど、まあ取れないので。
じゃあもうフェスで!コロナもなかったことにされてるし、昼から飲んだくれちゃお!とVaundyが参加するフェスを検索していたところ、偶然にも友達が好きなBE:FIRSTと同日出演のフェスがあったので声をかけて二人で行ってきた次第です。
一人はBE:FIRST一人はVaundy目的だけど、何の友達かと言えばcali≠gari&石井さんファン繋がりだという。戦・慄・漢!
13:00 フードコート飲み
あまりの大快晴に、さあドアを開けて出かけよう♪なテンションでフードコートへ赴いたガリスト2名でしたが、当然ながらの鬼混みに洗礼を受け一時は立ち尽くしました。が、うまいこと椅子とテーブルを確保できて魯肉飯とか食べながらビール飲んで、本日のタスク完了…という気持ちに。
友達の推しBE:FIRSTと同じ事務所のAile The Shotaくんを見ようとしたけど鬼混みすぎてかけらも見えずだった。
オーディション系だけあって圧倒的親子連れ支持!!知らない世界!
14:50 スガシカオ
人生でもトップクラスに縁のないジャンルのミュージシャンだったけど、やはり長年やってるベテランだけあったすごい良かったです!
ぎりぎりでいつも生きていたいから〜〜さあ〜〜♪って曲がこのお方の提供曲だとはつゆ知らず(しかも今調べたら作曲はB'zの松本さんじゃん!)びっくりしました。友達はそんな私にびっくりしてたけど。J-POPド素人人間。
そして最後にプロフェッショナルの曲を演奏してくれたのですが、もはやあまりにも番組としてのプロフェッショナルと一体化しすぎていて、曲として認識することが難しくちょっと面白くなってしまったわ。ポーーン(ピアノの音)
15:45 UNISON SQUARE GARDEN
名前しか存じ上げていなかったのだけど、その名前もどこで脳裏に焼きついたかと言えば…リトハのお姉さん!全くの素人であるCDショップ店員の趣味がこんな形で印象付けられるなんて石井さんいい加減にしなよという気持ちですが、とにかく私にとってはいつもお会いするリトハのお姉さんの推しです。*1
なるほど、凄い人気だった!曲もかっこよかったです。
しかし私は途中「あれ…このボーカルの歌声、どこかで…」と引っかかり始め、終盤になってLaputaのakiであることに気づいてからはもう、明るいLaputaにしか聞こえなくなっていました。このネタ、リトハのお姉さんなら分かってくれるかな。
16:40 BE:FIRST
事前に友達からプレゼンを受けていたのである程度予習はできていたし、ダンス&ボーカルグループ大好きなので楽しみにしてたよ!!
めちゃくちゃよかった!
Don't Wake Me Upという曲が特に良かった。
皆当然のように歌もダンスも上手くてすごい。
17:35 VIVA LA J-ROCK ANTHEMS
どうやら長年ビバラでJ-ROCKの有名曲をカバーしている企画ものバンドらしい。バンマスは亀田誠治氏。
何人か有名な邦楽スターを呼び込んで有名な邦楽カバーをしていたけれど、特にびっくりしたのがSHISHAMOのボーカルの方によるaikoのカブトムシのカバーでした。
いや歌うますぎ。ぶったまげた。
バンドマンでこの歌唱力は…驚愕!!!そりゃ人気あるわ…
そして不意打ちでアイナちゃん!!アイナ・ジ・エンドちゃんだよ!!わしが育てた!!
すぐ古参ぶってわしが育てた顔しがちなオタクだけど、RUKAギャにとってのBiSHとテニミュ1stシーズンファンにとっての斎藤工だけはわしが育てた顔しても許されると思ってるから!!なあ!!
アイナちゃんを最後に見たの多分2018年の高田馬場AREAだ、今は亡きバンギャの聖地AREA。
高田馬場AREAの次に見たのがさいたまスーパーアリーナってエモかったね〜〜〜いやあ。曲はスワロウテイルバタフライを歌ってました。ぴったりでした。
18:35 クリープハイプ
人生最大のワーキャーを目の当たりにし震撼。
アイドル現場でもV系現場でも聞いたことのないトンデモヘルツの超音波系黄色い歓声が耳をつんざいてきた…!!!
スタンド席の冷静な客は「え…そんなに…?そんなに???」と逐一上がる狂気の悲鳴に口に出して困惑してました。草。
この世にこんな文字通りキャーキャー言われるバンドがいたなんて本当に驚いた。
今、会う人会う人に「クリープハイプって見たことある?」から始まる私が見た衝撃のワーキャー列伝みたいなのを語ってしまっています。よくない。
ボーカルの前髪厚い男性だけじゃなく、インナーカラーが緑のギター?ベースのメンバーにも相当な歓声が飛んでました。ワンマンワーキャーじゃない…だと…!?しかもツインボーカル!それはいい!とてもいい!ツインボーカルなのグッときた!
だが音楽がどうこうというより、とにかくあの超音波歓声のことが忘れられず記憶が塗り替えられてしまいました…コロナも強制終了し久々の声出しだったのかな?それなら良かったけども!
世界は知らないことばかり。大変たいへん勉強になりました。
19:35 Vaundy
天才!!
そう思ったから来たんだけど!いやーー来てよかったね、チケ取って良かったです!
全曲有名な曲で、全曲しっっかりといい曲。
バンドアンサンブルは最近テレビでも見るBOBOさんらを連れたミニマムな形態でした。会場にある大型モニターにはロゴだけを映し、顔はなかなか見えないこちらもいつもの演出。
ただMCでの煽りが紅白で見た通り、ど、どうした…?ってくらい謎にオラオラ系で「おめぇらいけんのかぁーーーっ!!!」とか、誰から影響を受けたのか詳しく聞かせて欲しい。見た目はうなげろりんな感じで可愛らしいのに、ギャップ!!
オラつきがピークに達した後のCHAINSAW BLOOD→裸の勇者→泣き地蔵あたりのロックなセトリは最高でしたが!!
Vaundyからはイギリスのかほりがするのよね〜HEROとかもそうだけど。
CHAINSAW BLOODは後半BOBOさんに咲けるブレイクがあったので咲きました。ふう。
そんな感じで、とても良い体験が出来た初ビバラでした。