おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

2013.11.23 ATOMS FOR PEACE @新木場スタジオコースト

最近はアイドルにダダハマリして楽しく暮らしておりますが、元々は拗らせ洋楽厨ちゃんだったので、例に漏れず…いや、例には漏れている!!私はタナソーちゃんとは違う!!私だけがトムの理解者!!という熱く迸る本気度でradiohead大好きっこちゃんなのです。冷パア!

で、この度はついにAFP来日となりまして、レッチリ大好きっこちゃんでもある事ですし(でも好きなのはジョン・フルシアンテなので今は…もう…)よ〜しクネクネするぞ〜!ってな意気込みで新木場コーストに乗り込んで来ました。

期待を裏切らない素晴らしさ、さすがでした。
AFPとしてのアルバム「AMOK」収録曲と、トムのソロ「The Eraser」の曲を沢山やってくれました!最初から最後まで好きな曲!!
AMOKを聴いた段階では、トムのソロツアーの為に結成されたバンドだけあってトム&ナイジェルワールド!と思ったけど、ライブで見るとやはりフリー!
フリーの存在感たるや!
「AND IT RAINED ALL NIGHT」「HARROWDAWN HILL」あたりは特に、もうほんとフリーの世界。
いつもの様に頭フリフリ蚤の様にピョンピョンしてあの独特のベースプレイを聴かせてくれて感激です…まずこんな小さなライブハウスでトム・ヨークとフリーを同時に観られるチャンスなんてないので、拝みつつクネクネ踊りました。

そしてパーカッションが素晴らしい!
勿論、トムご自慢のLED照明アートも良かったです。シンプルな配置でここまで表現の幅があるのかと、うーん圧巻。
まさにAMOKのジャケットの様な、天変地異的な、大自然の怒りとかそんな感じの印象。

1曲か2曲目が終わった所でのトム先生一言目のMCは「今晩は」
「こんばんは」でもまして「コンバンワ」でもない、いい感じにペーソス漂うイケてる中年日本人男性の「今晩は」でした。
そのあまりの発音の完璧さと、夜の挨拶に相応しい気怠くも温かな響きにどよめく場内…。
他にも度々繰り返す「どうも」の発音も完璧でした。何か困ったら「どうも」って言って流す日本人独特の惰性が見え隠れしていて、完璧にマスターしすぎィ!と戦慄。

「元気デスカ?」\げんき〜!/「me too.」の流れでは外タレらしい可愛らしさも見せ、これはFUJI ROCKで「イラッシャイマセ〜!」と絶叫して数万人を????wwwwに陥れたアイドルですわ、という感じ。

アンコールのMCでは、メンバー紹介をしたラストに「ジャスティン・ビーバーです!」と自己紹介するギャグをぶちかまし、何やらこの挨拶AFPツアーでは鉄板の様で、ファンからは「でたよ〜〜www」みたいな温かな声援が上がっておりました…お、おう…。

アンコで「Feeling pulled apart」「Rabbit in your headlight」が聴けたのも嬉しかったです。
そして「Atoms For Peace」「Black Swan」で感涙もののエンディング。言う事なしの素晴らしさ、またAFPとしての公演を観られる日が来るといいなあ。

====セットリスト====
BEFORE YOUR VERY EYES
DEFAULT
THE CLOCK
INGENUE
UNLESS
AND IT RAINED ALL NIGHT
HARROWDAWN HILL
DROPPED
CYMBAL RUSH

アンコール1:
Feeling pulled apart
Reverse Running
Paperbag Writer(radiohead)
Rabbit in your headlight(Unkle)
AMOK

アンコール2:
Atoms For Peace
Black Swan

アモック

アモック

 
ジ・イレイザー

ジ・イレイザー