おしろ宮殿

一寸一杯お気軽に

2018.03.21 cali≠gari VS ベッド・イン 「ワンナイトでちゃう?」@新宿BLAZE

待望の…これほど待望されていた事もなかろうと言うレベルで待望の声続出だった、ベッド・インとcali≠gariの対バンおギグへGOして参りました。
ジュリ扇と言う法具を振り回し祈祷する共通の文化もあることですし、雰囲気マッチするだろうとは思ってましたが、いやーここまでとは!
終わって見れば双方の演者、ファンからやっててよかったジュリ扇式の大絶賛が乱れ飛ぶ、想像以上の運命の一夜となってしまいました。まさにタイトル通りワンナイトでちゃってました。*1

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客席を埋め尽くすジュリ扇

カリガリファンの視点で言うと、ベッド・インの完璧なエンタメフレームワークに乗っからせて頂く形で、本来持っていたもののロックバンドであるが故出し切れずにいたショウビズな部分と懐古な部分を余すこと無く絞り出させて頂いた♡って感じですかね!複数ある強烈な個性のうち、ある一面に特化した開放感溢れるライブだったと思います。

独特すぎる立ち位置と馴れ合いを好まない性質故に、カリガリV系と対バンしても、サブカル扱いからの対バンが持ち上がっても、なんかいつもどこか…うーんな感じがしていたのですが、今回は本当にただただ楽しいイベントになって感無量でした。頭からっぽで楽しめた。たまにはこんなのもいいなあ!

ベッド・インはいつ見てもゴーイングマイウェイ通常営業と言った感じでさすがでした!
誰とやろうがどんなファン層だろうが少しもブレない所がゴイスーで(E)na!
HAKUEIMANと対バンした時も、FC会報のイラストコーナーに投稿しちゃうくらいの推しだった超イケメンバンドマンの前であろうと、1mmもキレが落ちない下ネタに大感動したのですよね…私だったらきゃーのきゃーのでブリッ子しちゃいそう!

コーラスまで完コピだった『マグロ』も格好良かったなぁ。パートタイムラバーズの皆さんによる( ☞◔ ౪◔)☞ワンダフルフルワンダフル!!!とか、まさか誰かに完コピされることなど想定していなかったはずのメンバーによる狂気のアドリブコーラスが受け継がれた瞬間を見て笑ってしまいました。

カリガリも何かバブリーなカバー曲を演奏するかなとは予想してましたが、そこで選曲が森川由加里の『Show me』なのがまた!男女7人秋物語!!「カリガリ最大のヒット曲〜!」と言う煽りの後に始まったイントロに、さすがや兄さん!さすがや!とセカンドバッグ振って飛び跳ねてしまいました。


Show me 森川由加里

それにしてもセトリ後半のデンス・デンス・デンスなディスコセトリは最高でしたね!!ジュリ扇で埋め尽くされた客席の多幸感で発電をしたら、BLAZEどころか隣のVR ZONE SHINJUKUの電力も賄えるんじゃねーのってくらいのボルテージMAXっぷり!俺たちのジュリ筋でマリオカートが空を飛ぶぜ!!

ラストは予想通り『エロトピア』セッションでしたが、ステージに姿が見当たらないのに声だけ聞こえる石井さん、武道館での楽屋エロトピアの再来かと思いきや元気にPA卓でデンスしてらっしゃいましたね。セッション嫌いで有名な俺たちの兄貴ですが、ワンマンで歌う以上に気合いの入った歌唱でいらっしゃいました!ベッド・インの2人の余りのモーレツなインパクトに、同じステージに立つのは不利とみてのお立ち台でのデンスなのでしょうね。さすがはセルフプロデュースの鬼、石井師匠。

一方でバブリーな女性とか超苦手そうな研次郎さんも、逃げまわっている様でファンからジュリ扇を奪いかおりさんのわがままボディーを煽ぐなどのブッ込みもいれてきて、その、あの、ハンサムでした。

石井さんはやはりマブい女との共演が似合うのですよね。石井さん自身もゲロマブなのですし。
そしてアーバンギャルドとの対バンでよこたんさんと絡んでいた時も思ったけど、青さんはエロ百合が似合う!もっと女とふしだらな百合をすべき!
研次郎さんとふしだらな女性の絡みも、ブッ込みメタラーVSアマゾネスって感じにも見えるし、優等生VSエロい女教師って感じにも見えるし、二度三度美味しいです!

ああ、『ジュリ扇ハレルヤ』にゲストとして登場した青さんの、素肌にルナマティーノ、ぴっちりセンター分けでくっきり眉毛のバブルヘアメイク、チラ見えする丸いお腹とおへそ、振り付け一生懸命な姿が…夢に出て来ます…。

次回、夏の野音あたりで対バンいかがですかね!そしてその時こそ『Dog days』を!!乱反射にまどろむ君の水着姿 やられそうだよ!!でもCHAKAのパートは青さんのままがいい!!

写ルンですはなかなかいいの撮れませんでした!

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ジュリ扇でかおりさんのヒップが隠れた一枚ナイス

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客を煽りまくるド迫力のちゃんまいは最高

cali≠gariセトリ

その斜陽、あるいはエロチカ
紅麗死異愛羅武勇
新宿ヱレキテル
東京、40時29分59秒
オーバーナイト ハイキング
SHOW ME(森川由加里カバー)
コバルト
ファニソン
マッキーナ(with:ベッド・イン)
淫美まるでカオスな
アレガ☆パラダイス
セックスと嘘

EN
エロトピア(with:ベッド・イン)

*1:LUNA SEAのワンナイトデジャヴをパロディにしていた訳ですが、客入れBGMがマジでLUNA SEAのライブ盤で客は小声で合唱してるし無駄に笑わせないで欲しいです!!

BUCK-TICK 『No.0』が大大傑作すぎるので感想述べる

こんなものに、リセットするかの様に『No.0』なんてタイトルつけられたらどうしたらいいんだよ!!!
事態が飲み込めないくらいの名作です。
希望しかない絶望だ!!!

マジだってマジ!マジ傑作!

memento mori』辺りから毎回10年で最高の出来とか昨年を上回る芳醇な香りとかボジョレーみたいなこと言っておりますが、今回はマジ!!マジだって!!
今回ほど誰もが口を揃えて「最高傑作」「圧倒的」「何でこのキャリアでこんな作品作れるんだ」とか言っているのは見た事ないですよ。それくらいマジで信じがたいくらい圧倒的だった!!
何だかBOWIEの新譜を聴く度感じていたものを、B-Tにも感じてしまいました。
芸術はまだまだここまで出来るんだと、力強いヒーローの背中を見て希望を貰える感じ、すごい。やばい。とんでもない。語彙なら俺の隣で冷たくなってるよ!

今月末からスタートする全国ツアーのチケットが前代未聞の入手困難という事態を迎えておりますが、そらそうよって感じだなもはや。
BUCK-TICKは今が一番格好良い、世界一かっこいいと20年以上言い続けて参りましたがいよいよですよ。それはもう現実なのだなと実感しております。前前前世から5人一緒に薔薇色十字団やってんだぞこっちは!!!

ざくっと総評

どうせまた長くなるに決まっているので、言いたい事を先にざくっとまとめると…(「長文」と言う名の病気を治療する病院の紹介状下さい←あっちゃんにも通じるはずのガリストギャグ)

  • 『ONE LIFE, ONE DEATH』以降B-T普遍のテーマである「愛と死」に加え、今井さんはシュルレアリスムキュビズムを中心とした芸術に対する憧憬が爆発し、あっちゃんはより明確に「反戦」を掲げ世界とも自分とも向き合い、なんかもうすごい。
  • アルバムとしての流れと物語性、ループする仕組みが完璧すぎる。1時間通して聴いて引き込まれすぎてあっと言う間。飽きや中弛みが少しもない。
  • どの曲も10秒聴いたらB-T!って分かるアクの強さなのに、長年のファンが聴いても『過去のどのアルバムにもない』と感じる斬新さ、新鮮味。4人の個性的なマニピュレーターを器用したデジタルなアレンジが目立つけど、それより作編曲の作法?が今までとかなり違う気がする。あと今井節が炸裂したギターリフがほぼない!
  • 上記を含めた大ベテランの作品とは思えない冒険心、やりたいことが詰め込まれた熱量の素晴らしさ。
  • これしかやらない!という強い意志と、"業"を甘受した様な覚悟が圧倒的。
  • あっちゃんと今井さんはもはや二人で一人、バラバラで真逆とすら言えるの個性を持つのに同じ人物の様に重なる瞬間も出て来た。

全然簡潔じゃなくてワロタw は???(情緒不安定)

音楽的知識に乏しいので、どうしても具体的にあそこの音が○×△〜〜とかよりウホウホウホウホ!ウホッ!みたいな…抽象的表現…になってしまうのですが。

今井さんの、どうしてそこにその音があるのか全てに理由がある様な、カチッと組み立てられハマッた音作りが好きなんですよね。確か今井さんは同じ様な事をクラフトワークに対して言っていたような記憶があるんだけども。
音の厚みをかさ増しする様に何となくであれこれ付け足されてる、ごまかして見栄を張ってる感じの音は好きじゃないのよ。

よし!1曲ずつの感想も書いCiao!

1曲ずつの感想は更に長いです

01. 零式13型「愛」

この不穏でノイジーでスペイシーなイントロを聴いただけで、あー!こりゃ傑作きたかも!と察してしまった。部屋を暗くして目を閉じて聴いていると、自分がまさに胎内と言う宇宙からドロップされたような感覚になれました。生まれたてのエイリアンの、なんかネバネバしたものに包まれて醜くほぎゃあああって産声あげる感じ。
何かわからんけど合唱したいなって思いました。中学のクラスで。
この世に生まれて光輝いて幸福と言うより、何が待っているか分からない、むしろ安らぎの無から混沌に放り出されたかの様な不安もある感じ。
だけど最後に「愛」と名前を貰ったのです。やるっきゃねえ!!!!
漲る生命力と、そして知る孤独。
ループして2週目に来た時に完成する曲って気もします。

02. 美醜LOVE

B-Tが得意とするスタンダードなロックに、日本語が分からない外国人ファンの耳にも残りそうな「ビシューラーッブ!」と言うインパクトしかないキャッチーが過ぎるフレーズ。あっちゃんだから歌えるテーマとも言えるよ、

美が切れ味を増して おまえを愛してるぜ

なんて!!生と死、愛と憎しみ、美しさと醜さ、相反するものが互いを際立たせ生まれるパワーが好きなんだなあ、あっちゃんは。

03. GUSTAVE

ダ、ダセ〜〜!!かっこいい〜〜!!ダサさは強さ!!(黒さは強さby山形ユキオ
YOW-ROWさんによる遠慮なしのEDMアレンジがなかなかに軽薄で、B-Tが得意とするトランシーイケイケロックが節操なしに繰り広げられていて濡れます!『baby, I want you』『美 NEO Universe』とかに続く曲としてもアリかも。
歌詞はまさかのキャッキャッキャキャット!ヒグチユウコさんのギュスターヴくんにインスパイアされたそうですが、いやあここまできたか!

しっぽおっ勃てたら Ready Steady NEW ROMANTIC

ですよ!!いや〜〜もう何も言うことはねぇっす、あっちゃんお前がナンバーワン、いやナンバーニャンだ…ナンバーゼロだけど…
あとヘ□インはダウナー系のドラッグだからパーティー行くのには向かない気がするナ…

04. Moon さよならを教えて

漂う様なやわらかさが、どこか不安定で美しく優しい曲…。
朝は来るかしらって歌うのに、"夢の始まりね"って表現するあっちゃんがずっと大好きです。悲しみなんて吹き飛ばして前へ進もうぜ!って言われても吹き飛びやしないのが分かって居るからこそ、かなしみを美しく歌ってくれるあっちゃんがずっと大好きなんだよ…うっうっ
夜に、月に、"さよならを教えて"って……窓枠に凭れて涙をこぼしながら月を見上げているのかなあ…。
最後に今井さんが願いを叶えるお月様のようにコーラスで乱入してくるところが最高すぎませんか!ちょっと笑ってその後泣いた。「何泣いてんだよおしえるぞ〜」みたいな暖かさを感じて。
前回のツアーで、痛切に歌い上げるあっちゃんの周りを今井さんが軽快なステップでくるくる旋回していたのを見た時と同じ、ああ今井さんが居るから大丈夫だ!!みたいな安心感。あっちゃんが「死」「苦しみ」「悲しみ」とかを歌いながらもテーマに反して穏やかにバンドを長く続けて来られたのは、BUCK-TICKだからなんだよなあって思います。

05. 薔薇色十字団 - Rosen Kreuzer -

ん〜〜〜!!ヒデ曲でのあっちゃんのやんちゃし放題が今回も違う角度からブッ飛ばしてきましたね!!何でこの曲にこの歌詞なんだどんな発想なんだ!!
POLYSICSハヤシくんのおもちゃっぽいピコピコした音作りと、Rosen Kreuzerなんてダサ耽美なタイトルの違和感が奇妙さを際立たせていてGOOD!
繰り返し抑揚のないメロで団名を唱えられ続け、対比する様に抜ける美メロで

愛を語るんだ 血に塗れても 夢を語るんだ 君が薔薇なんだ

と歌われると、強烈に洗脳される感じがします。最終的には自分も薔薇色十字団〜♪って歌いながら隊列に加わってしまうやばい曲。プロパガンダ的な。最後に"薔薇 薔薇"と声を裏返らせ乱れていく感じが狂気に取りこまれたっぽくて、あっちゃんが何となく何を言いたかったのか分かる気がします。

06. サロメ - femme fatale -

クサくて泣かせるヒデ節メロにあっちゃんの極限お耽美、黄金コンビですね!この曲はYOW-ROWさんのビリビリしたEDMエッセンスが合わないからこそバッチリ合ってて最高だなと思いました。ちょっと前ならアコギとか入れつつきっと『女神』みたいなアレンジになってたはずの曲だと思うのよね。
皿に首を乗せて踊るサロメがブロックノイズで乱れて燃えていく感じが見える。かっこいいです!今回のヒデタイムはめちゃくちゃいいぞ!

07. Ophelia

A,Bメロのオーガニックで爽やかな雰囲気から、歌謡曲的で情熱的なヒデ節サビで感情爆発する感じ、めちゃ好きじゃ!
発狂したオフィーリアが川に浮かぶ姿、死に魅了されて永遠になってしまう感じ、素晴らしい。ヒデ曲ではあっちゃんは割と自分の耽美趣味をそのまま表現出来る様でいいですね。そしてCube Juice氏の無機質なのに切ないほど美しい音作りもヒデ曲と本当に合うんだよね…。

08. 光の帝国

で、でた〜〜今井ワーーールド!!
シュルレアリスムと、今回特に影響下にあったと言う稲垣足穂的な奇妙なSF冒険譚っぽさ、独特すぎて常人に解説が許されてる気がしない!ライブで聴いたらもっと世界観が理解出来る気がする。めちゃ好きな曲だけど上手く表現できない、表現できない様に作られた曲って感じ。
ノイジーで歪なギターソロが格好よすぎませんか!これもまた新しいよ、今井さんのトリッキーなギター史の中でも!

09. ノスタルジア - ヰタ メカニカリス -

あっちゃんと今井さんの絶妙すぎるデュエットタイムに突入ですよ。これぞB-Tにしかない独自性!系譜的には『Madman Blues』とかの流れなのかもしれないけど、今井さんのスチームパンクとかサイバーパンクだとかのSFブッ飛びソングの中でも、ひとつ突き抜けた奇妙奇天烈さを感じた!すごい!
ポエトリーリーディングの部分、2人の声が重なってどちらが語っているか分からない始まり方がクールすぎる。
あっちゃんの緊迫感のあるリーディング、段々キマッてきて煽り立てる様な芝居がかったものになってくるのが凄い。今井さんの静かで真理を知っているかの様なリーディングもいい!またもや今井さんの隠れたラップスキルが発揮されてしまいましたよね…
最初、森鴎外の「ヰタ・セクスアリス」のパロディなのかと思ったら、稲垣足穂の晩年の短編集に「ヰタ マキニカリス」ってタイトルがあるのですね。それ自体が森鴎外のパロだそうですが。

10. IGNITER

つよい。ヒデタイムを抜け始まった今井さんの奇天烈ワールドですが、ついに爆発した、余りにも格好いいです!!!!

地上火天怒焔(ちじょう かてん ど ほむら)

だよ!ど!どほむら!ま〜た語呂がいい、ラップスキル!!
そこに追い打ちをかける様に瞬時に交代して前衛に出て来た櫻井敦司様の

紅蓮 烈火 火焔 轟 轟 轟(ぐれーんれっかー かえん! ごうごうごう)

だよ。-9999だよ。パーティー全滅だよこんなもん。突然のラスボス過ぎるだろ。ライブで聴くのが楽しみすぎるよドMだから!
そして、ひええええかっこいいいいって焼かれていたら…(つづく)

11. BABEL

IGNITERからの繋がりが良すぎるだろう魔王降臨じゃん。
さっき倒したラスボスだと思って居た戦闘集団は四天王にすぎなかったという絶望
…ウッ
もう魔王ともなると余裕が凄い。フリーザ様もゲマもあっちゃんも言葉使いめちゃくちゃ丁寧だもんね…はじめてですよここまで私をコケにしたオバカさんは…(粗相をした猫の腹に顔を埋める)
冗談はさて置き、全曲とは言わないまでも全シングルなら私はBABELが一番凄い曲だと断言出来ます名曲すぎ!ここでこのシングルかよ!!って震えて眠ってから暫く経ちますが、今聴いても少しも畏敬の念が薄れる事がないです。
破滅に向かうしかない人間の愚かさと欲望をここまで完璧な憑依芸で表現した人がいただろうか、余りにも似合う、余りにも完璧。今井さんの、ギターを寝かせてネックをつま弾いてストリングスみたいな音をさせるギターシンセ芸が見た目も含め格好よすぎる。
あと、猫カフェ「わたしは無である」のオープン待ってます…。

12. ゲルニカの夜

言葉にするのはむずかしいよ。
あっちゃんはいつも自分に出来るのか、偽りがないのかを問いかけた後に、私達にも問いかけるんですよね。
感想書こうと聴いてる今も当たり前の様に泣いていますが、すごい曲です。

13. 胎内回帰

どこまでも優しいメロディーに乗せて、あっちゃんの断末魔の叫びが轟き、四肢を四散させていく歌だ。そこに今井さんの天使の息吹の様な、不思議に温かいコーラスが聞こえて来てさあ、胎内に還してくれるんだよ。メロディーはママの鼓動で、ハーモニーは胎内で羊水の渦に巻き込まれていく音なんだ、きっと。
人間の欲望によって理不尽に散らされた命が、せめてママの胎内へ還っていけますようにってあっちゃんの優しさがさあ…。特攻隊をイメージしたって言っていたけれど…。
私は常日頃は輪廻転生も占いも一切信じないタイプの人間だけど、そんなものはないと思うからこそ、慰めとしての美しい物語には本当に本当に慰められます。生きる人間の優しさと想像力にこそ。あっちゃんの死や悲しみをロマンティックに歌う様に、どれ程救われてきたか。
そして胎内回帰からまた1曲目にループした時、『No.0』は完成するんだと思います。
B-T第6のメンバーといわれる横ちゃんのアレンジの安心感もすごいっす。他のマニピュレーターにばかり触れてごめんね!愛してるよ横ちゃん!

 

No.0 (通常盤)

No.0 (通常盤)

 
ポスター ルネ マグリット 光の帝国

ポスター ルネ マグリット 光の帝国

 

 

2018.03.14 cali≠gari セルフカヴァーミニアルバム『3』発売記念GIG@新宿LOFT

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4年4ヵ月ぶり(!!!)2度目のセルフカヴァーミニアルバム発売記念おGIGでした。前回は狂気の5回まわしでしたが、今年は2回まわし!みんな大人になった!!みんな無敵だった!!

『3』のコンセプトは”青さんボーカルの曲を石井さんボーカルでカヴァーする”ですし、収録曲もかなりの異色曲オンパレードだったので、じっくり聴く感じになるだろうとの心づもりで挑んだら第1部、2曲目からいきなりクソバカゴミゲロ→キル→JAP ザ リパー→淫美まるでカオスなと殺しに来られ口角からあわあわピューピューでしたわ。話が違うマンボ。

ステージ前にスクリーンを降ろしたまま始まった『破れた電報』はClimax Togetherでしたし石井さんは歌がうまい!!!歌どうした!!歌どうなってる!!おーい!どうしたー!おーい!
魚 of the 腐ったもうまかったです。歌詞ガン見と言うかほぼ朗読くらいの読み上げっぷりなのにべらぼうに上手いです!!

どの曲も世界に青さん以外書けない様なTHE せえちゃんワールド炸裂の歌詞で、石井さんが『付き合うこともないから別れることも出来ない〜♪』とか読み上げ歌唱しているのを見ると、だから付き合うとか別れるとかの概念がありそうな風貌じゃないって全員!!と突っ込まずにはいられません。どちらかと言うと鼻歌くちずさみ肉体噛みちぎる系の風貌ですが気付いていらっしゃいますか!愛おぼえていますか!無邪気な女を笑いながらなぶり殺して!!

それにしても『コバルト』と『君と僕』のアレンジがよすぎた。予想外すぎた。これだよこれ、前作『1』『2』にも言えたけどこの原曲の面影は毛ほどしか残さないブチ壊し最強再構築っぷり、これが出来ちゃうバンドは希少なのではないでしょうか…。

個人的な話で恐縮ですが、ライブ前日にBUCK-TICKの最高傑作of最高傑作『No.0』がフラゲ出来てしまいまして、今、他のバンドを見ても満足できんのか!?くらいの気持ちでいたのですが…いやcali≠gariもバケモノだわ。ショーンホワイト見た後に平野歩夢くん見た!みたいな。キムヨナ見た後に真央ちゃん来た!みたいな、甲乙付けがたい凄まじさ。こんな格好いいバンドばかり聴いている私は神に祝福されているのではないか。そだねー!(使えるうちに使っておくスタイル)

『コバルト』のギンギンな感じ、そのまま『No.0』に紛れ込ませてもいいくらいじゃないですか?ライブで聴いた研次郎さんのベースはもう重機でした。
『君と僕』のキラキラ80’sなロマンティックシンセフォークみたいな感じもたまらないです、青さんのギターが素晴らしすぎて、くぅ〜〜〜〜wwwって顔で聴いちゃいます。イントロにTMRみを感じました。
『空も笑ってる』はアレンジがほとんど変わっていないだけに、インディーロックだけどエモさゼロの石井さんの歌声がイースタンユースしてなさすぎて最高でしたね。

は〜〜「こんぐらい格好いいだろう」の801倍くらいのインパクトをかましてくるcali≠gari最高すぎます。やめられないとまらない。

ところで、『3』は渡邉盤(青さん御用達の浅草渡邉眼鏡商店さんとのコラボ、眼鏡拭き付き)が2,500円で買えてしまったのですが、帰宅して開封してびっくり。
極道入稿採算度外視!!と、脳内にフォント:ひげ文字/100ptで飛び出してきました。相変わらず拘りに拘り抜かれた想定の豪華さにそら瞬きも早くなりますよ…。

www.morisawa.co.jp

そんな訳で、活動休憩、略して活休ライブを入れてcali≠gariのライブはあと2本を残すのみとなってしまいましたが、次はベッド・インとの対バンですから生きられます!アプシ〜〜〜!!
果たして石井さんはちゃんまいのおっぱいを処理しきれるのか!?*1期待!!

*1:インストアイベントで心配していました

柩さんは世界の愛されの頂点だと言う話~バースデーライブ~

GREMLINS TOUR 2018 LIBERALISM ファイナル公演、すなわちHits a.k.a.柩さんのバースデーライブへ行って参りました。
あんなにも愛され甘やかされ愛され、愛された挙句に介護され、とどめに愛されている人を見たのは人生で初めてでしたよ。あんなに酒を飲んでる人を見たのも初めてでしたよ。飛び交う愛、包み込む愛が客席にまで溢れ出し、我々もいっちょまえに柩さんにLOVEしちゃったりしてるもんですから、この世に憎しみがある事を完全に一瞬、マジで忘れ去りました。OH VENUS…!

■GREMLINSはオルタナバンドとして超クオリティ高いんだぞ

グレと言えば、hideのD.O.Dのカバーに乗せてひたすら酒を飲みまくると言う内輪ノリの1000年先を行く狂ったパリピアンコールインパクトが凄いですが、まずサウンドが超かっこいいからね!
と言う訳で、この日の本編MCなしで畳みかけるセットリストは渋くて痺れました。やがてアンコールで壊滅することを想定してか、駆け抜ける様にロックバンドとして恰好良い姿を見せて貰いました!

90年代 オルタナティブ・ロック、インダストリアル、ニューメタル界隈の音が洗練された形でパッケージされた楽曲とアレンジ、KENZOさんのパワフルで魅せるドラムプレイ、サポートメンバーでは美月さんのキレキレメタルコアなデスボイス、重金属感たっぷりのドンシャリドンゴリなChiyuさんのベース、どでも魅力満載!そんな中で私は何より柩さんのボーカリストとしての低く甘い声、そして存在感たっぷりなパフォーマンス力を推したいところです!

と言った感じで本編はツアー集大成を聴かせて貰い、踊り、いいライブでした。ライブはここまででした。そして愛~酒池肉林~へ…

■次から次へとやってくる愛と言う名の男たち~喝采~

何から書けばいいのか分からないのですが、RUKAさんとNi~yaさんが柩さんへのサプライズで登場しました。最終的に柩さんがレコ大取った昭和のアイドルばりに号泣して深々と頭を下げ声にならないお礼を言い続けるに至るまでの出来事をざっくり書きますと…

  • まずはメンバー4人でいえイェーガーを煽りまくり、ご機嫌な柩さん「今日は長くなるからね♪」と酒のしつこさに定評のある癖(へき)を早くも覗かせはじめます。
  • 柩さん、腕に付けたラバーバンドを見せて、RUKAさんが開演3時間前にやって来て無理やり付けさせられたことを話し出します。さっきまで居たけどさすがにもう帰ったと言うメンバーに、残っていたら酒でも飲ませてやろうと思ったのにッ!と。
  • ホールケーキを持ったニコニコ顔のRUKAさんが登場し、柩さんの顔が逆に(゚д゚)に。ナイトメア時代の前に出る事をひたすら嫌うイメージから「一番来なそうな人が来た!!」と驚愕しつつ、RUKAさんの手に乗ったケーキに顔を埋め気味に食べてました。更に、いばりんぼうの酒嫌いキャラとは思えぬイエーガーの一気飲みにまで付き合う姿に、マジで柩さん「えっ!マジで、えっ!?」となっていました。最終的にはRUKAさん、しっかりと自分のバンドの告知をして帰りました。
  • 動揺が抜けない柩さんに、咲人さんYOMIさんからのスタンド花の宛名プレートを見せると、「て言うか、にーやは!?」とみんなのNi~yaオチに。さすがに来ないよなと言う流れから当然の様にステージに登場~ya。
  • ノーどんぐりノーとっくり姿のNi~yaさんはライダースにスキニーと言うデルモ体型のワイルドロッカーさを1000%活かした超素晴らしい出で立ちで、客席のモッシュ具合もRUKAさん登場に続きピークを迎えます。
    3日前にHAKUEIMANのバンドでゴスメイクで恰好良くベースを弾いていた姿を見ていたものですから、打って変わってすっぴん赤ら顔で柩さんを祝うためイェーガーを飲みまくり、ベースまで弾いてくれる友達想いの優しいニーチャンな姿に、涙とまんねぇよ!!って感じでした…優しさの化身かよ…。
    当然柩さんもウルウルで「ナイトメアって優しいね…」とテンションと酒量は上がる一方です。セッティングしてくれるグレのメンバーも優しいよ、皆あんたを愛してんだよ!!
  • 愛のサプライズ合戦を経てイェーガーをファーストフードで言うところのMサイズプラカップで飲みまくった結果、柩さん完全に泥酔。全眼コンタクトをしているにも関わらずChiyuさんに「酔うてる目をしてるな!」と見抜かれ、キス魔、いやキス魔王が降臨。
  • リンドバーグも真っ青な今すぐキスミーっぷりにゴアウェアイミースユーなのですが、メンバー全員にKISSをO・NE・DA・RI…Chiyuさん美月さんとは唇を尖らせてのヽ(○´3`)ノ チュゥゥゥみたいな可愛らしさだったのですが、「けんぞは後でね!」と焦らした挙句のKENZOさんとのキッスだけは……
    簡単に言うと背景にシンデレラ城が見えましたし、首をロマンティックに傾けてのディズニーキッスでした。※
    見ていたこちらはベニスに死すのエンディング状態でした。
  • 最後はファンからの鳴りやまない拍手と歓声にとうとう号泣しだした柩さん、深々とお辞儀をしたまま1分以上顔を上げず、上げた顔は涙でぐちゃぐちゃ。メンバーによすよすされ、ファンに「全員超かわいかったよ」「愛してるよ!!!」と溢れる愛を投げ返して去って行きました。こんなにステージに立つ事が楽しそうで嬉しそうなバンドマン他に見た事がないよ!天職だなあ。

※↑↑↑↑イメージ図

愛の角に頭ぶつけて死ぬかと思った。愛され柩さん、ほんとうにほんとうにお誕生日おめでとうございました!!
でもこれだけ愛されるのも分かるよ…私も軽くインストやFC旅行に参加しただけでも「人にこんなに優しくされたのはじめてや!!」と号泣しながらアラレちゃん走りで帰路につくもんいつも。柩さんの周囲で愛が循環してる、えらいことです…。

それにしても開演の3時間前に楽屋を訪問してきたと言うRUKAさんに、水曜日のダウンタウンのミスター押忍がシニア空手大会に出番の6時間前に現場入りして痛風で退場していった姿を思い出しました。 おじいちゃん、はしゃぎすぎて入り時間早すぎます!!!
と思いきや、もし柩さんに「さすがにもう帰った」と思わせるための念入りなサプライズ段取りだったとしたら……?と思い返しまして…(ここで手記は途絶えた)

その後のTwitterでの報告によると、翌日も仕事のグレメンバーに代わりNi~yaさんがこの日のお守り役を買って出たそうですね!これだけ周囲に甘やかされまくりすくすくふくふくと育つ柩さんを、今後とも傍らで見守らせて頂ければ幸甚です!!

 

LIBERA

LIBERA

 

 

HAKUEIMANとA9の対バンは法定イケメン含有量を大幅に超えていた

目が足りないのよ。
複眼が手に入るなら切り傷をナイフでグリグリする万倍の痛みにも耐えてみせようぞって気持ちになる…そんなどこ見ていいか分からないイケメン万博でした…。

偶然MVを見かけた新曲「F+IX=YOU」をきっかけに急速にA9が気になり出していた私なので、VISUAL系を名乗って問題ないVISUALを持つ数少ないVISUAL満点の男HAKUEIさんと、癒しのベース職人Ni〜yaさんも見たいし行くべ!と自慢の軽快フットワークで乗り込んできました。

マジで行って良かったです。目が紀寿って感じで大往生。美しい男性〜マンセ〜♪と松尾スズキ作のテーマ曲を熱唱したい一時となりました。


A9「F+IX=YOU」Music Video

ファンキーでグラムでアイドルなベリベリキュートなMV!すぐDVD付きのCDを買いました。プロデュースはラルクのKenさん!


美しい男性 OP

 

■A9の破壊力に足が震える

ステージに現れたA9の、品質の揃った超イケメン5人が遠慮なく最高のサービスで持て成して来る感じ、言葉はゲスいですが「この店ハイレベルや!!!!」みたいな凄まじい衝撃がありました。手持ちの金で生きて帰れるのか!!
一部の方に伝わると信じているのですがハロプロに例えるなら℃-uteって感じがしました。アイドルとしてのクオリティが高い!対して私がネオ以降のV系を受け入れるきっかけとなったNIGHTMAREちゃんはBerryz工房だと思っています。お分かり頂けますかね…。

やはりそのバンドにしかない圧倒的個性、強みを挨拶代わりに見せつけられると超テンション上がります。

どこを見てもNo,1レベルなイケメンパワーも凄いのですが、見かけ倒しなどでは全くなく、サウンドもしっかりしていて最近音源を聴き始めた身ですが驚きました。インタビューなどを読んでいてもミュージシャン指向が強く音楽好きのキッズだし洋楽からも勉強してるしで、”ちゃんとしてる”んですよ!これは私がV系全般に対し”ろくに音楽なんて聴いてないしセンスもないボンクラ”とえげつない偏見を持っていたから敢えて思うのかもしれませんが…もうその限りじゃないバンドもいるって分かったから笑って許して!

シンプルにバンドとしてとても格好良かったです!!
骨太なロックを奏でEDM的要素もあり流行を押さえつつ、V系でしか有り得ないアクの強いポップ感も満載で、トータルで凄く聴き応えがあって素敵です。
グロウルとクリーントーンの甘い歌声が寄せては返す反復を繰り返すので、これがあの『モテと自我の戦争』…!*1みたいな感動がありました。2人のギタリストの個性も正反対で面白い!

ボーカルの将さん、喋ると古賀シュウがモノマネする長嶋三奈ライクな舌足らずさがあって癒やし系なのですが、一度歌い出すと俺の歌をきけー!なハイパワーな声量と歌唱力ですね!マイク離して歌い上げる姿なんて、V系と言うより演歌歌手の様で、歌う事に対するポジティブなパワーをギンギンに感じました。

そう、“さすがのイケメン”感なんですよ。伊達にイケメンバンドの看板背負ってねぇなと、見た目の突出した魅力を支える実力やエンタメ精神が凄い熱いバンドだな〜と。
感動したし、もはやちょっとこわかったです!!!
ステージを降り客席を練り歩くヒロト君がすぐ側まで来たのですが、ひっ!ころされる!と言うレベルでキラキラ可愛かったです…。そう…ヒロト君isコワイ…ステージ上でも小柄さを活かして大柄なイケメン達に背中を預けるイナバウワー上目遣いみたいなのやりまくってて、ああ、ああ、あ゛っあ゛っ!みたいな、ムックポーズ(手の指を口の中にしまう)で震え上がってしまいました。

V系界のマドンナ、HAKUEI軍曹

勝手にキャッチコピーつけてすみません。怪物だなって思えるエイジレスビューティーグラディエーター、それがHAKUEIさん…
実は中1の時初めて行った握手会がpenicillinだった私です。HUMAN DOLLの頃かな?その後すぐに洋楽の方に興味が移行し退場してしまった私ですが、昨年のベッド・インとの対バンで20年以上の時の経て再会することとなりました。世の中何があるか本当に分かりません…。
V系なんて!と思って居た時期も時折見かけるお姿にいつも「HAKUEIだけはガチ」とその美しさをひっそりと讃え続けてきた私でしたが、まさか久々に拝見したお姿が20代の美しさを凌いでいるとまでは思わず、ば、ばけものだァ!と賞賛では済まない驚きに包まれました。
何たるド迫力の太もも。
攻撃力が高すぎる。

そう言えば、2.5次元界隈で大人気の佐藤流司君(本人もガゼットが好きなギャ男らしい)(GREMLINSのサポートベースでお馴染みChiyuさんが俳優として出演している深夜のトンデモドラマ「御茶ノ水ロック*2」主演なので知った)とのデュエットがまさに、マドンナとブリトニーのMe Against The Musicみたいで超〜かっこいいので見て欲しいです。年齢差とかも大体同じっぽい。おねロリ的なバイブスが凄いです。


The Brow Beat「Black & Black」【OFFICIAL MUSIC VIDEO [Short ver.] 】


Britney Spears - Me Against The Music ft. Madonna

で!HAKUEIバンドと言えば、ベースがNi〜yaさんであるばかりか、バンマスが金爆の中の人ことtatsuoさんで、マニピュレーターがBUCK-TICK第6のメンバーこと横ちゃんなので、俺得ってレベルじゃないんですよね。今回はドラムがTAKE NO BREAKのデスヲさんだったし!だから前回のベッド・インとの対バンももう本当に嬉しくて…(前回のドラムLEVINさんも久々にスティック回し見られて嬉しかった)
はぁ…思い出しアガペー

つまり何が言いたいかと言うと、最高でした!!!

■セッションで目のやり場(が多すぎる事)に困る

アンコールセッション曲は、A9のRainbowsとpenicillinの99番目の夜でした!
ステージ上は美しい男性の積載量過多で一発免停レベル。
私の2つしかない小さな目ではその全てを追い切れず無念でありました。
99番目の夜は、A9のドラムNaoさん、ギター虎さんまでベースを弾きNi〜yaさんと合わせまさかのトリプルベース。沙我さまがギター弾いていました、自由!!
本職ベーシストよりノリノリで指弾きで4弦を弾く自由の男神な虎さん素敵でしたよあと顔どうしたのってくらいかっこいい。

下手に煽りに来たヒロト君がNi〜yaさんにまたイナバウワー上目遣いをして、その後頬にキッスをした所で私のライフは終了しました。あーあ…イケメンってやつはほんと…っ!(道端の缶を蹴る)

ええもんみたで…
と白タンクトップ姿に首から白タオルをかけ帰りながら、あーマジこの世って素晴らしいなと言う気持ちしかありませんでしたよ。

美男美女は地球を救う、自明の理であります。
それに加え、美男美女に生まれながらにして奢らず努力し、人を楽しませるエンタメ精神を身につけ、見た目だけと批判を浴びないだけの実力を磨いている人達は本当に尊敬いたします…ありがとう、その光り輝く姿を見せてくれて!!宇宙バンザイ!!今日も生きられます!!

*1:ウレぴあV系座談会より http://ure.pia.co.jp/articles/-/86754?page=3

*2:1話で主人公バンドのボーカルが彼女を妊娠させ脱退、2話でギタリストが闇カジノでヤクザに借金してバンドにまで取り立てが迫る、3話でドラマーの童貞が発覚、文通で知り合ったキャバ嬢にマジ告白するもマジ振られなどのクソドラマ感が逆に見逃せない

2018.02.23 "TWO-FACE" LSN VS The THIRTEEN

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3ヵ月連続LSN主催の対バン企画"TWO-FACE”がいよいよスタートいたしました。場所はもちろんヴィッジュアル系のヴィッジャール系によるヴィジュア〜ル系の為の聖地こと高田馬場AREA!昨年ほぼWACKアイドルと化していた時期などは、私としては好ましかったものの生粋のバンギャからは付いていけないとの声も多数上がっていたので、ここいらで同じジャンル内でシーンの魅力や可能性を再確認しておきたいところ!うんうん、うん!

第1弾の対バン相手は、メアギャ的にはGREMLINSのアディショナルギタリストでお馴染みの美月さんのバンドThe THIRTEENでした。

今回もシャレオツデザインのLSN新グッズを買い込みながら「推しとアートワークの趣味が合うとか最高〜!しかもTシャツChampion製〜!推しのグッズがダサくてグッズテントの前で立ち尽くす悲しみとさようなら〜!」と小刻みにスキップしながら入場しました。

まずステージ上のドラムセットを確認。パッと見た瞬間なんかちっちゃいシンバル並んでるしRUKAさんのじゃないなと、LSNは二番手であることを把握します。

話は逸れますが、とうとう!!AREAでアルコールを飲む事に成功しました!ほぼV系専門ライブハウス=客層が若い女子中心であることの最大の特徴として何と『身分証を見せないとアルコールが飲めない』と言う謎ルールがあることを知らず、前回も前々回も泣きながら鼻水を啜って喉を潤していたのでした。
印籠のごとく免許証を突きつけて手に入れたビールはこれまた女子供を意識しまくったオシャレな銘柄!!アホか!!男は黙って!\金麦/男は黙って!\金麦/と心のクールポコが新宿LOFTの精神を叫び始めます。

■前説

今回も前説がありました。ステージに現れたRUKAさんと、既にフルメイクの美月さんによる軽妙なトーク、いやあ楽しかったです。RUKAさんは対バンイベントでは前説をやることに決めているのでしょうか?それもなかなか珍しいよね?w ファンサービスは緩い前説でするから、馴れ合いセッションはやらずに己らの出番が終わったらバシッと帰る!みたいなポリシーを勝手に感じたりしています。詳しいトーク内容は最後にまとめたいと思いますが、ざっくり言うと『お題:柩』のかけあい漫才でしたかね。

■The THIRTEEN

活休中のsadieの真緒さん、美月さんの2人組とい言う情報しか知らなかったのですが、デスボと高音クリーンボイスを使い分けるメタルコアで、V系っぽいメロディアスさと調和しつつ、よく聴くと歌詞は暑苦しいくらい真っ直ぐで客煽りも「生きた声をくれ!」的なアツアツ系、センターの真緒さんの見た目は超V系で、指名No,1な夜の蝶TMR…みたいな感じで面白かったです!
あとサポートベーシストのkazuさんは友人間でV系界の小雪と言われているのですが、この日はオーバーザ小雪しててV系界の紫式部って感じで優雅でした。

普段まず聴かない音楽ジャンルなのですが、客席の雰囲気含めとても楽しめましたよ!美学を感じられてよかったです。

面白かったのがヘドバンで。前説で「NIGHTMAREやGREMLINSの折りたたみは裏で畳むけど、The THIRTEENは表です」と言われていた通りでした。メタル界隈では本来こっちが主流だと思うので、私も久々に古の記憶が蘇る感覚がしましたね…。

■LSN

さーさーLSNの出番です!またもや登場SEがクソかっこいい!最近のLSNは少し前までのストリート系の雰囲気から、ちょっと大人なワルいイメージにシフトしている気がして凄くドキドキするのですが、その最たる…なエレクトロニカっぽい美しいシンセと打ち込みの旋律、Shinobuさん天才!と思って居たら、そのまま新曲スタート!!

身近な所で例えるならLUNA SEAのFace to Faceの様な、地下に鳴り響くどっしりしつつ小宇宙(コスモ)を感じるミディアムナンバーで、突如展開するRUKAサビもキレキレなShinobuリフもない、LSNでは聴いたことのない様な曲でした!
RUKAさんのドラムも本当に格好よくて、ステージの幕開けにぴったりな感じ。さすがサプライズマン、今回も度肝を抜かれました…!そこに痺れRUKA憧れRUKA!

RUKAさんと言えば”るかみ”とか言われてる”らしさ”も魅力的ですが、やはりまだまだ新しい魅力を秘めていると思うのですよね。何しろ圧倒的メロディーセンスや、ロマンティックな感性とロジカルな知性に溢れた才が地力としてあるわけですから。そんな湧き出る新たな一面をmaze、villain、新曲と3連続で感じて日々惚れなおしまくり!我は厨!

美しい新曲に聴き入って呆然としていると、LIMITがはじまり「うおおおお!このバンドかっこぃぃい〜〜!」みたいなシンプルな高まり!原始の祭って感じで髪を振り乱してしまいました。

この日は皆さん新衣装??で、揺紗くんまでジャケット姿と大人な雰囲気!少しお痩せになりましたかね?揺紗くんは相変わらず歌詞飛びまくりと言うか覚える気ないんじゃないかと言うテヘペロ感でしたが、その悪びれないナメて飄々とした感じと、派手で可愛くキラキラしたルックスの相反する感じがLSNのNOTORIOUSでマイウェイな雰囲気に合っていて、ザッツセンターの男だなって最近特に思いますね。

CRAZY CRAZY→Cruelのスーパーアゲアゲ感、シンプルに格好良さと興奮しかない。茂吉ラップの本物のラッパーじゃないからこそのパリピ感ほんと好きです。斜めから格好いい!

そして私の直近の推し推し曲mazeとvillainを連続でやってくれて最高でした!相手がハードな音楽性だから暴れ曲縛りか!?と予想していたので、この『新しいLSN』を感じる新曲を2曲ともやってくれて嬉しかった。villainのリズム隊はマジで痺れます。すぎさんの謎の最強用心棒感、謎の助っ人狐感、かっこいい!

smile killer:)のライブバージョンも、曲の持つ不敵で不穏なワルさとおちょくり感が膨らんで、音源よりアゲ曲仕様になっていて大好きです。

あゝ見る度かっこよくなっていくLSNよ。もう暫く目が離せなそうです。
この日は久々にノースリ姿のRUKAさん、ドラムプレイもめちゃくちゃキレててパワフルでPB出てました!ショートプログラムもフリーも。昨年のプレワンマンとかその直後とかは正直『ドラム叩くので精一杯』みたいな感じにも見えたのですが、今は静かなるマエストロ感があって超かっこいいっす。俺たちのボス!って感じでグッときちゃいます。

潔さをよしとするRUKAさんらしく、アンコセッション等はなしで怪は一回だけだったけどそれもまたクールで好きですね。まあでも気分ノッたらやってもいいんだぜ!!待ってる!!

残り2回の”TWO-FACE”も楽しみです。
チケット絶賛発売中ですよ!どの目線で宣伝してんだよって感じだけど、メンバーソロ活動には腰重めのメアギャも絶対来てみた方がいいぞ!!AREAの見やすさは私より他のバンギャの皆様のがよくよくご存知でしょうし!


以下、前説思い出しメモ(話の言い回し、順序とかは相当曖昧です)

前説にるかさんとフルメイクの美月さん登場。
ひっつーがお世話になってますみたいな話題から、
る「いいの?ここでそれ(ひっつーネタ)出して!ピークになっちゃうよ」「にーやは禁止な!」
み「わーっ!後でにーやって言おうと思ったのに!」「だってにーやは敵いないやん!あいつ(ひっつー)は…癖強いからおるけど」
る「知らねーぞ、話大きくされて書かれても。ひつぎシネ!くらい言ったって書かれても!笑」
み「もうステージで言ったことあるから平気」「今日めっちゃLINE来るんですよ」
る「ほんと!?俺には来ない…」
み「凄い気になるみたい」
る「あの人そういうとこあるよね。自分がいないところで仲いい人同士が一緒に居ると気になるみたいな。基本的に寂しいんだよ」
み「めちゃ世話してますからね!ライブの後もマネージャー帰ってからも世話してるから」
る「もっとお金もらった方がいいよ!名誉毀損代で!」

る「昨日初めて二人でモンハンしたんだけど、明日ライブあるんで早めに落ちますって言ったら『美月をよろしく』って」
み「俺あいつのもんちゃうで!」

み「いい加減うちのボーカルと…」
る「やっと電話番号交換したからね」
み「楽屋でも二人がそわそわしてるのがわかるんですよ」
る「だって先輩だしさ、歳上だし」
み「一番好きなスイーツは何ですか?とか連絡来るって言われて、俺はどうしたら…w」
る「詳しいでしょ」
み「1日1回アイス食わないといけない人ですからね」

み「今日は実はお手紙をもらってきてます!(紙を取り出す)」
る「…(怪訝な顔)」
み「読みます。あれは、あなたが19かハタチの頃でしょうか、仙台で悪名を轟かせていた頃です。若気の至りで、5,6人で車で古いホテル、所謂神霊スポットに行きましたね。ホテルから低いうーっという唸り声が聞こえた瞬間、あなたは10cmはあろうという厚底と、手に持った1リットルのコーヒー牛乳をものともせず…」
客、お馴染みのエピソードに爆笑
る「俺この辺(太ももあたり)べちゃべちゃになったもん!」
み「それであなたに対する、愛と謎が深まりました。昨日はモンハン楽しかったです。柩より」
る「本当に今日書いたのか!よくそんなに細かく覚えてるなぁ。それによくこんな知れ渡った話で来るよな!」
み「こんなにるかさん喋らせて大丈夫!?」
る「いや喋ってもらえて助かります。前にDWとやった時とか、俺と将さん二人とも滑舌悪いから、お互い取りあえず頷くって言う…」
み「ライブ始まったらかっこよくいくから!こっちが本業やから!自分ら慣れてるやろ、ちっちゃいボーカル!」
る「wwやっぱ敵わないなあ!」

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真冬の城外!RUKAさんの実家に遠足で行ってきた話

ここ数十年でもトップクラスの大寒波が遅う中、人はなぜ豪雪地帯へ向かうのか。そう、それはそこに推しの実家があるから、あると言い張るから…!

RUKAさんのオフィシャルモバイルサイト(地球に優しい月額432円(税込))の日帰りファン旅行企画で、最低気温マイナス8度、天気予報は雪と言うクレイジージャーニーな条件の中、ロックハート城へ行って参りました。

ロックハート城|国内観光スポットランキング1位(旅行・レジャー総合サイトるるぶ.com)


バス往復昼食ツーショチェキ権付きで22,800円!シャブさえやめれば余裕で支払える金額でしたシャブやってないけど!!

■バス車内で流されたVTRで既に満足度1000%

前代未聞レベルのマイナス気温を記録する東京駅に8:30に集合し、バス3台に分かれRUKAさんの実家である城を目指します。推しが王子で恋人がサンタクロースバンギャはいつも幸せ。
前日まで大雪により首都高が一部通行止めになっており、凍結バンギャ首都高缶詰地獄(極東乱心天国のアンサーソング)になったらどうしようと心配もしていたのですが、この日は晴れ!雪による渋滞もなくスムーズに進みました。

で!!早速バス車内でスペシャルサプライズが。
撮り下ろしスペシャル映像があるから上映するねと天井からモニターが降りて来てびっくり、活休中であるナイトメアボーカルであるゾジーさんのインタビュー動画でした。以前からトークライブでRUKAさんは『インタビュアーをやってみたい』『ゾジーさんにインタビューしてみたい』と言っていたのがここで実現!
実質RUKAさんとゾジーさんの対談動画でした。お互いの近況や音源の感想、他のメンバーの話などたまらん内容でした。活動休止以降、公に二人が話すのは多分初めてですよ…。
車内で顔に粉を塗り込めていたバンギャも、コンシーラーを置いて震えながら映像を見守りました…。

以下、私的ハイライト

  • ゾジーさん自己紹介「テクノブレイクの…(ためらい)淳です」にRUKAさん「淳ちゃんなのね」とニヤリ
  • テクノブレイクと言う直球下ネタなバンド名について:
    る「TAKE NO BREAK(テイクノーブレイク)だとどういう意味があるの?」
    ゾ「休まない、みたいな?」
    る「活動休止しといて!?
  • テクノ新譜『OREmind』についての真面目インタビューで、LSNにも『LIMIT』があって、テクノにも『BREAK THE LIMIT』があって『Just Fly Away』があって、GREMLINSにも『FLY AWAY』があって…という話でRUKAさんは「どっかで芯は同じだと思うんだよなぁ。使う単語とかさ」と感慨深そうだった。同じ単語でも使うニュアンスは皆違って面白いとも。
  • ゾジーさんのLSN評:
    『LIMIT』はサビがるかさんらしい、最後の転調最高。歌いたいのは『maze』。自分がリード曲を選ぶなら『villain』(RUKAさんは「えー!超マニアックじゃん!」と驚いていた)
  • マイブームや近況などの雑談中:
    る「最近思ったことなんだけど、楽屋がすげぇ静かだなと思って、LSN。悲鳴が聞こえてこないんだもん。大体尻とか出してたじゃん
    ゾ「テクノブレイクのメンバーは俺が暴走しても誰も止めてくれない!みぃたんなりるかさんなりがさぁ…止めてくれてたけど…みぃたんっつっちゃったwwwひつぎくんがwww」
    る「尻とか見なくなったもん、生尻とか」
    ゾ「俺かにーやがだいたい出してたからね、寂しいっちゃ寂しいよね」
    る「あと悲鳴ね」
    ゾ「にーやの『やぁめろぉー!!(モノマネ激似)』ってね
    る「あれが結構大きかったなって、あれ聴くと平和だなって思ってた…
  • ナイトメアを離れて「変えなきゃ変えなきゃ」と思うけど、好きなことをやってきた形なのだから変えなくてもいいんじゃないか、みたいな話。凄く興味深かった。
  • 最後の〆あたり、真面目すぎないかを心配するゾジーさん:
    ゾ「大丈夫?あったかいのしてるのとかいる?
    る「www飯中だったら最悪だから!」
    ゾ「カカカカッw」
    る「めんどくさいから、(モザイク入れるの)超大変だから!」

30分くらいある動画だったのでもっと色々ありましたが、こんな感じです。
ほんと胸がいっぱいでございました!RUKAさんはナイトメアやメンバーに深い愛着を見せつつも、皆が個性バラバラな活動をしていることを面白いなと感じている様で、そうなのよねそうなのよねと前後左右に体を揺すりながら見ましたわ。
この時点で今日来て良かった感がカンストして、城に着いたら雪の中パンツ1枚でだるまさんが転んだとかやらされてもオッケー!と若手芸人スタイルの気持ちでいっぱいでした。

が!!VTRも終わり油断していたところにまさかの!!

■城主、バスに乗り込んできた

サービスエリアでお花を摘んで帰ってきて一息ついていると、突然の悲鳴。
RUKAさんがご乗車されました。漫画の強キャラばりにパーカーのフードを被った悪のカリスマスタイル、座席に座っても頭一つはみ出している背の高さ、後方席から見てもわかるお顔のハンサムさに震えました。
バスが発車した瞬間のひぇぇぇと言うバス全体を包む静かな悲鳴は『走行するバスと言う密室の中に推しと閉じ込められてしまった!』という悲鳴だったと思います。キアヌ・リーブスの『スピード』みたいなことになったら運命を共にするんすよ!?だって!
RUKAさんは今日の予定、今後のFCツアーの予定やアンケートなどのマイクパフォーマンスをバスガイドスタイルで繰り広げながら「あ、髪切りました、ばっさり」と断髪宣言。だからフード被ってるんですね!のちほどお披露目とのことで、まずは集合写真を撮るので「顔を作る人はバスの中で作って下さい」との優しく殴りつける様なコメントを残して去られました。

■雪のロックハート城で集合写真

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ほどなくして到着した推しの城は、雪化粧され大変に美しかったです。無風のため寒さもそんなに気にならない。澄んで乾いた空気に雪がふわふわと降る、いい感じの空間でした。
バンギャを雪山に集めて氷らせて一気に封印する気か?と思っておりましたが、これはこれでレアでよかったのかも。
さて、城の前でバスの号車ごとに修学旅行スタイルの集合写真を撮ります。
城から城主であるRUKAさんが颯爽とあらわれるも、勿体付けてたのにさらっと髪型披露!ボブ!!ボブだーーーーー!!!ありがとうございます!!ここ数年で一番の短髪に迸るイケメン感!!
最前列に立ったRUKAさんの後ろ頭に雪が積もっていく様を見下ろす事ができてほっこり萌えでした。

■謎の謎解きタイム

城の中はさすがフォトジェニックでした。BUCK-TICKもここでアー写を撮影したことがあって、ある意味聖地巡礼にもなり嬉しかったです。

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B-Tのアー写撮った場所ですよ

城内のパーティー会場に集められ、城主の挨拶を聞きます。城が実家と言い張るコンセプトに、かぼちゃパンツの王子スタイルワンチャンあるで!とスケベ心を抑えきれずにいたのですが、今日も元気にパーカーサルエルスニーカーのRUKAさんスタイルでした。シンプルにかっこいい!!(千鳥ノブ)
ランチタイムまでの30分、ロックハート城で常設企画としてやっている謎解きゲームをすることに。流行りの脱出ゲーム的なプロが作った企画ですね。
RUKAさんから手渡しでヒントの書かれたしおりとホッカイロのプレゼントを頂きました。
しかし別にクリアしたところで何があるわけでもないし、モチベーションどこに持てば…と私は困惑していたのですが、友人は謎解き好きらしく楽しそうに解いていましたw
RUKAさんも謎解きに挑戦するとこのとで、ファンは球場で監督に群がる報道陣のごとく後をついてまわるのかな?と思ったのですが全然そんなことはなく、雪道ですれ違ったRUKAさんはひとり寒さを避ける様にお土産店へ消えていきました…天使の彫像とか見てた…w

■ランチタイム&ツーショチェキ会(無料)

さて、謎の謎解きタイムを終え(当然時間が足りず誰もクリア出来ない)、パーティー会場に戻りランチタイムとなりました。

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パーティー会場と城主の席

RUKAさんが一人結婚式状態で壇上におり、気にせず食べていいよと言われましても箸が進みません!!「それコーンポタージュ?」「それハンバーグ?」とメニューを気にしてくるRUKAさん…。
「ここにいる118人の顔を覚えて帰る」との脅迫めいた宣言のあと、RUKAさんがテーブルをまわって来て下さり、グループショット撮影へ。この写真は結局貰えなかったのですが、マジでRUKAさんが顔と名前を一致させた地獄のバンギャ名簿を作る為の資料用じゃん…指名手配リストじゃん…こわっ!!

RUKAさんご自身も食事をちらっとしたのですが「人に見られて食べるの緊張する!」と、ロングソーセージをそのままひとくち食べたくらいでやめてしまいましたね。ソーセージを切らない男らしさよ。

そしてお待ちかねのツーショチェキ会(旅行費用に含まれるので無料)へ。旅のしおりに『ポーズ指定はNG』とあったので、お隣に立たせて頂くだけだと気楽な気持ちでいたのですが、もうね、あの頃(ナイトメア活休前のプロのパネル時代)とは違うんですよ…いや以前から十分優しかったのですが、とにかく気さく度爆アゲ…信じられない親しさ…緊張するなんてもんじゃない!!あなた様のようなハンサムで才能溢れるお方に!!その様にフレンドリーに接していただける程の徳を!!今生でまだ積んでおらんのです!!!悶絶!!
まず基本的に本当に背が高くて顔がハンサムなので、気を抜くと指差して「ヵぉかっこぃぃ…」ってレクター博士に脳みそツンツンされてる人みたいなテンションで呟いてしまいそうになります。

そしてスーパー神対応を受けたバンギャは吸い込まれる様に追加チェキ券1枚2000円を売るテーブルに吸い込まれてゆきます。完璧なシステム。チェキ取り終えたらそこはバミューダトライアングル。「はい、10枚ですね!」と言うスタッフの声が途切れません。
私めも追加チェキなら緩いポーズ指定OKなんじゃないの…?ピースとか…る、るかさんのピース!!みたいなワンチャン心を抑えきれず前屈みになりながら追加チェキ券を購入してしまいました…うう!ピースしたいよう!!(パネルからピースへは狩りから稲作へくらいの歴史の重みがあります)

■追加チェキタイムでトドメを刺される

帰り際に「日帰りは慌ただしかった」とぜぇぜぇ息を切らしていらっしゃいましたが、雪深い群馬の山奥までチェキを撮りに来ただけ状態のRUKAさんでした。本当にお疲れ様です…仕事とは言え何百枚もチェキ撮り続けるって精神と肉体への負荷が超高そう…!
追加チェキ券には集合時間が書いてあり私は割と後半だったのですが、疲れた顔ひとつせず滅茶苦茶優しく対応して頂きました、感涙。好きぴが止まらずエンドレスケチャしたい気分でした。

■お見送り&プレゼント手渡し

チェキタイム終了後、〆の挨拶を頂きまして解散となりました。
またもや「全員の顔を覚えたから。俺そう言うの実は凄いんだよ。次から減ったら分かります」としっかりめの脅迫。
次回FC旅行もどうしても海外に行きたいと言うRUKAさん。自分でも引く様な値段になりそうなので国内旅行になる可能性も残しつつグアムが最有力候補の様です…。
次回モバイルサイトROOM遠足は、カレー工場を諦めきれないそうで、こちらは来年の開催を目指して検討するそうです。

最後に集合写真とお土産のテルホ風キーホルダーを受け取り、ひとりひとりお見送り頂きバスに乗り込みましたとさ。最後まで顔がかっこよくて優しかった…ふぇぇ…(脳みそツンツンされ顔再び)

雪深い山奥の城で、推しのハンサムさとユーモアと優しさに暖められたぁ〜(下條アトム風)

グアム旅行に向けて、雪解けとともに芽吹いた野草を食べて暮らさねばなりません。

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思い出一覧